猫がトイレで寝てしまう理由
猫がトイレで寝てしまう多くの理由は”安心出来ていないから”だと言われています。安心出来ていないというのはどういうことか?というと、主に
- 慣れていない人がいる
- 新居
- 病院から帰ってきたばかり
などが考えられます。猫が安心出来ていない、怖い、不安などの気持ちになっている時には、トイレで寝てしまう行動が見られやすいと言われています。
病気のサイン
ほかにも猫がトイレで寝てしまう原因として考えられるのは病気のサインです。膀胱炎などが原因で排せつに痛みを感じ、したいけど出来ない、という場合や、尿結石などの病気が原因でなかなか尿が出ない場合、そして痴呆症などが原因で不安な気持ちになり、トイレで寝てしまうという猫もいるそうです。
我が家では、猫を保護した時や猫が見慣れない来客があった場合には、猫が隠れるようにトイレで寝てしまうことがありました。その時は2、3日様子を見ていることで猫も安心したのか、トイレから出て寝るようになったことをよく覚えています。
猫がトイレで寝てしまい困ることは、猫が糞尿まみれになってしまったり、トイレを寝床として使用してしまい、逆に違う場所で排せつをしてしまったりすることです。では、猫がトイレで寝てしまうことを阻止するにはどうしたら良いのでしょうか?
猫にトイレで寝かせない方法
猫にトイレで寝かせないためには、”時間”が一番必要だと言えます。「安心できる場所」だということを猫が理解するまでは、なかなか改善することが難しいのが現実です。
猫がトイレに入って寝ようとした瞬間に、霧吹き等で水を掛けたりして驚かす、怒るなどの方法もありますが、猫が飼い主さんを怖がってしまい悪循環になる場合もあります。猫に安心感を与えるためには、ひたすら安心できる場所だということを理解してもらうことが一番です。
我が家の猫たちも、2、3日トイレで寝てしまうことがありましたが自然にトイレから出て寝るようになりました。
怒ったり猫が嫌がることをしてトイレから出すことは簡単ですが、猫が飼い主さんを怖がってしまう可能性もありますので、数日は様子を見て、それでもどうしても猫がトイレで寝てしまう!という場合に霧吹きで水をかける、怒る、驚かすなどの手段を使うようにすると良いですね。
それでも猫がトイレで寝てしまい、なかなか改善しないという場合には病気の可能性も考えなければいけません。猫がトイレで寝てしまう以外にも気になる症状が見られる場合かかりつけ医に相談することが大切です。
まとめ
今回は猫がトイレで寝てしまう理由や、トイレで寝てしまった場合の対処法をご紹介させていただきました。猫がトイレで寝てしまうということは、衛生的にも猫の精神状態的にもあまり良い状況とは言えません。
しかし、猫がそのような行動を起こすことは仕方がない場合もあり、猫には慣れてもらう、安心してもらうことが1番の改善方法だと言えます。猫がトイレで寝てしまい困っている飼い主さんは少なくはありません。
実際に猫がトイレで寝てしまうことでお困りの場合、猫が安心できるまで時間をかけて待つことがとても大切です。飼い主さんももどかしく、切ない気持ちになることもわかりますが、猫の気持ちをいちばんに考え、猫の為の環境作りを心がけましょう。
どうしても猫がトイレで寝ることをやめてくれないという場合、病気などの可能性が高くなってきますので、猫の様子や他に見られる行動を確認しながら、動物病院へ相談することも必要になります。