猫は家族に「順位付け」をする?懐かない理由

猫は家族に「順位付け」をする?懐かない理由

犬が家族に順位付けをしているということは有名ですが、猫ではどうでしょう?猫が懐かない時には、猫によって順位付けをされているためなのでしょうか。猫が家族を順位付けしているかについてと、猫が懐かない時の理由についてご紹介します。

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猫は家族を順位付けしているの?

室内で人と離れている長毛の猫

猫は犬と違い、群れを作らず、単独で生活している生き物です。親子の猫やきょうだい猫であれば、一緒に過ごすこともありますが、犬のような順位付けされた群れとして暮らしているのとは違います。そのため、猫同士では、明確な順位付けは見られないといって良いでしょう。ただし、人間と暮らしている猫は、飼い主の家族に猫なりの基準で優先順位をつけていると考えられます。

もし猫が、家族のうちの誰かには懐いているのに、他の誰かにはあまり懐かないとしたら、優先順位を付けているのでしょう。猫が人間の家族に優先順位をつけているといっても、群れを作っている動物同士のような順位ではなく、猫それぞれの感情によるものだと想像されます。大まかに言えば、良い感情を持つ相手には懐きますが、そうでない相手にはあまり懐かない、ということです。

猫が懐かない理由3つ

人の手を噛む猫

猫に嫌なことをするために懐かない

猫にとって嫌なことをしていれば、もちろん猫が懐かない理由になります。さらに、明らかに嫌なことをするだけではなく、猫にとっては嫌だと感じることをしている時でも懐かれません。猫に懐かれない行動は、以下があげられます。

  • 猫をかまいすぎる
  • 猫の目をじっと見つめる
  • 普段の行動が荒っぽい
  • 大きな声を出す

猫が懐かない時には、猫と接する時に嫌な思いをさせていることがあります。猫が嫌がっているのに抱っこしたり、しつこく触ったりといったことをしていれば、猫は懐きません。また、猫はいつも撫でて欲しいわけではないので、触られたくない時であれば優しく触ったとしても嫌がられます。猫の目をじっと見つめることも、猫が嫌がることになりますので、懐かない原因となります。猫にとって目と目を合わせて逸らさないことは、猫同士の威嚇や喧嘩につながります。つまり、人間が猫の目を見つめ続けることは、猫を不快にさせていることになるのですね。

さらに、猫と接していない時でも、猫が懐かないような行動があります。例えば、バタバタと大きな音を立てて歩いたり、物を乱暴に扱ったり、座る時に勢いをつけて座ったり、物を置く時に大きな音を立てるなどです。猫にとっては大きな音で驚いたり、気分を乱されたりしますし、行動が大雑把な人がいると猫は落ち着いてその空間にいられません。家族の中でも行動が荒っぽい人は、自然と猫が離れていってしまい、懐かないということになります。

同様に、大きな声で話す人も、猫にとっては騒音として感じられて、嫌われてしまいがちなので、懐かない原因となります。

猫と一緒に過ごす時間が少ないために懐かない

猫のお世話を全くしない人だと、懐かれることは難しいかも知れません。普段から餌をあげたり、撫でてあげたりしていれば、猫がその人を大切に感じ、好きになって懐いてくれます。たとえ家族であっても、仕事でずっと家にいなかったり、実家を離れていてたまに帰って来たりしていれば、猫にとってはあまり知らない人、ということになります。知らない人であれば、警戒してしまい安心できず、懐かないのは当然ですね。

もちろん、最初から人に寄ってくる人懐っこい猫もいますが、もし家族の中であまり懐いてくれてない人がいれば、猫と一緒にいる時間が短いのかも知れません。お世話をしてくれていつも一緒にいる人と、たまにしか会わない人とでは、猫にとって接し方に優先順位がつくのは自然なことだと言えるでしょう。

体の特徴のために猫が懐かない

特に嫌なことをしていなくても猫が懐かないとすれば、体の特徴のためにあまり好かれていないということが考えられます。具体的には、声が低い人はあまり猫には好かれず懐かれにくいようです。声の高い女性のほうが、なぜか猫には懐かれることが多いと言われています。声の低い人は、猫同士の威嚇音に似ているから懐かれないとか、高い声は子猫の鳴き声や母猫が呼ぶ声と似ているから好かれる、などの説があります。

また、匂いによっても猫が懐かないということもあります。たばこを吸っていたり、レモンなど柑橘系の匂いがしたり、香水をつけていて猫が嫌いな匂いであった場合には、猫が近づいて来ません。猫によっての個体差はありますが、何も嫌なことをしていなくても懐いてくれない場合、声のトーンや匂いが理由である可能性もあるということです。

猫が懐かない時にはどうしたら良いのか

人に尻尾の付け根を撫でられる猫

猫が懐かない理由を考えて、行動や接し方を変えてみましょう。

  • 落ち着いた声で話す
  • 大きい音をたてずに荒々しく動かない
  • 猫をかまいすぎない
  • 猫のお世話をしてみる
  • 猫の嫌いな匂いをつけないようにする

猫の嫌がることをしないのはもちろんですが、猫に餌をあげるようにする、撫でて欲しい時に撫でてあげるなど、猫に好かれるような行動を取ることも大切です。ただし、猫は気まぐれな性格をしていますし、繊細なので、いつでも同じように撫でれば喜ぶというわけではありません。猫をかまいすぎないことも気をつけて、猫と接するようにしましょう。声の高さを変えることは難しくても、穏やかに話したり、ゆっくりと話したりするなど、少しだけ気をつけてみてください。普段の行動も、いつもバタバタとして小走りで落ち着きがなければ、猫は近寄ってきませんし、懐かないでしょう。基本的には、静かで穏やかに過ごしている人には、猫は安心しやすく懐きやすいと言えます。

さらに、猫が何かを要求してきたときにそれに応えてあげれば、猫にとっての優先順位があがります。お腹が空いた時に餌をくれる、撫でて欲しい時に撫でてくれる、遊んで欲しい時に遊んでくれるなどの行動です。
猫にとって都合の良い存在になることが、猫に懐かれることにつながるのですね。

まとめ

猫と人の手

猫が懐かない理由の大部分は、声が大きい、猫をかまいすぎる、落ち着きがないといったことなので、気をつけることによって改善できることが多いと言えるでしょう。猫は猫好きな人を見抜く、とも言われますので、猫が懐かないという場合には、猫の気持ちを想像して行動してあげるようにしましょう。

また、普段からご飯をあげて、ブラッシングなどの手入れをしてくれて、優しく接してくれていれば、猫は次第に心を許してくれるでしょう。猫が懐いてくれない時には、猫にとって心地よい存在になることがコツです。
猫の様子を見て、時には撫でたり、おやつをあげたり、おもちゃで遊んであげるなどして距離を縮めていくようにすれば、猫にとっての優先順位があがるかも知れませんよ。

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