長毛種の猫にはファーミネーターを!使い方や注意点・口コミも紹介!

長毛種の猫にはファーミネーターを!使い方や注意点・口コミも紹介!

猫を飼っている飼い主さんにとって抜け毛は悩みの種ですよね。特に長毛種の猫の飼い主さんには大きな問題ですね。年に2回はやってくる換毛期だけでなく、長毛猫は毎日大量の毛が抜けるので、ブラッシングでのお手入れが必須です。長毛の猫の飼い主さんにおススメしたいお手入れグッズがファーミネーターです。ファーミネーターなら毎日のお手入れがとても楽になるんです。ここではファーミネーターの使い方や注意点を紹介します

長毛の猫におすすめのファーミネーターとは?

ヘソ天でブラッシングされる猫

長毛の猫におすすめしたいファーミネーターってどんなグッズなのでしょうか?ここではファーミネーターの機能と効果を紹介します。

抜け毛が本当によく取れる

ファーミネーター 小型猫 S 長毛種用 ペット ブラシ 抜け毛 除毛 グルーミング アンダーコート

ファーミネーターとは猫の抜け毛を取り除く為のブラシです。動物の体毛の、外に見えている比較的固くて太い毛をトップコート、内側にあるふわふわとした綿毛のような毛をアンダーコートと呼んでいます。

長毛種の猫は短毛種に比べて、トップコート・アンダーコート共に、長さも量も多いです。そして、抜け毛の正体ですが、実はほとんどがアンダーコートなんですよ。

アンダーコートの本数はトップコートの5〜20倍あるといわれています。アンダーコートは体温調節の役割を果たしています。

春と秋の換毛期になると、量を減らしたり新たに生えてきて増やす事により、暑い夏と寒い冬を快適に過ごせるんです。特に夏は熱中症対策としてブラッシングで抜け毛を取ってあげましょう。

ファーミネーターは、特殊な構造をしたステンレスの刃が、軽くブラッシングするだけで、猫のトップコートやアンダーコートをしっかりと取り除きます。使った方が皆さん驚く程に、ごっそりとよく取れるんですが、特殊なステンレス刃のおかげで、特にアンダーコートがよく取れます。

長毛種の猫のアンダーコートはトップコートが長いので、ブラッシングだけではなかなか取れないのですが、ファーミネーターなら取りやすいです。

ステンレス刃の両端にはエッジガードが付いていて、刃が直接肌に当たりにくいようになっているので、肌を痛めることなく安全に優しく抜け毛を取る事が出来ます。ファーミネーターでブラッシングする事で、簡単にしっかりと抜け毛を取り除いてあげられるんです。

ヘアボール対策に効果的

【公式】ファーミネーター(@furminator.jp)がシェアした投稿

猫は毛づくろいが大好きです。一日に何度も毛繕いしています。実は毛繕いをする事により、抜け毛の約7割を体内に飲み込んでしまっていると言われています。長毛種だと短毛種よりも長さ・量共にかなり多く飲み込んでしまっています。

体内に飲み込んだ抜け毛は、口から吐いたりうんちと共に体外に排出しますが、どうしても体内に残ってしまいます。消化管内に毛球が残っている量が多いと最悪の場合は毛球症になってしまう危険性があります。

毛球症は重症だと手術で腹部を開けて取り除かないといけない場合もあり、飼い主さんとしては気を付けてあげたいですよね。

猫が毛繕いで抜け毛を飲み込んでしまう前に、体の余分なアンダーコート・抜け毛を取ってあげれば、毛球症になるリスクを軽減する事が出来ます。

ファーミネーター でブラッシングして抜け毛を取ってあげて体内に飲み込んでしまう毛を減らしてあげる事は、猫のヘアボール対策として、簡単に出来てとても効果的な対策です。

ファーミネーターの種類と選び方

首元をブラシされる猫

ファーミネーター には種類があります。ここではファーミネーターの種類と選び方について説明します。

猫に使えるファーミネーターは4種類

猫用に使えるファーミネーターは以下の4種類です。

家で飼っている猫の毛の長さと体重を元に適したものを選んで使うようにしてください。ファーミネーターは刃の長さが違うので、毛の長さが短い猫に長毛用を使うと怪我をしてしまう可能性があるので気を付けてください

アンダーコートの有無を確認して使用する

ファーミネーター は毛の長さに合わせて選びますが、もう一つ必ず事前に確認しなければいけない点があります。それは飼っている猫にアンダーコートがあるかどうか。

猫はほとんどの種類の子にアンダーコートがあります。日本にいる雑種と云われる種類の猫も大抵の猫にアンダーコートが存在します。日本には寒い冬の時期があるので、体温を保つ為にもアンダーコートがあります。

アンダーコートの有無は、短毛・長毛は関係ありません。見た目の判断では無く実際に猫の体で確認します。猫の体の毛をかき分けてください。

外から見える毛に比べて、色が違い細くて柔らかくてふわふわした綿毛のような毛が生えているのが確認できると思います。このふわふわな綿毛のような毛がアンダーコートです。

例えば、雑種の黒猫の毛をかき分けると外側は真っ黒の毛なのに対して、内側はグレーカラーの柔らかい毛が生えています。これがアンダーコートです。

毛をかき分けても全て同じ毛で色も違いが無くて同じ固さの毛だけが生えている場合はアンダーコートが無い、シングルコートと呼ばれる毛になるのでファーミネーター は使えません。

猫の種類では、エジプシャンマウ、オシキャット、オリエンタルショートヘア、コラット、コーニッシュレックス、シャム猫、シンガプーラ、スノーシュー、スフィンクス、ターキッシュバン、ターキッシュアンゴラ、デボンレックス、トンキニーズ、バーマン、バーミーズ、バリニーズ、ベンガル猫、メインクーンはアンダーコートが無いシングルコートになります。

自分で判断が出来ない時は、必ず獣医師さんやトリマーさん等の専門家に相談するといいでしょう。

必ず正規品を買う事

ファーミネーター は必ず正規品を購入して使用する様にしましょう。最近よく似た模倣品が出回っていますが、猫に怪我を負わせる可能性があるので絶対に使用しない様にしてください。

模倣品の多くは刃のエッジが不揃いで劣化しやすい金属を使っている事が多いので、毛が全然取れなかったり、猫の皮膚を強く引っ張りすぎて傷つけてしまったり。金属が錆びていて傷を負わせると重症化につながる事もあり、とても危険です。

公式サイトによると見分けるポイントは、刃にシリアル番号があるかどうか、刃のエッジがきれいに揃っているかがポイント。

また購入時は信頼できる店やサイトで購入し、安価過ぎる物は購入する前によく調べましょう。大切な猫を守る為にも必ず正規品を使用してください。

長毛種の猫へのファーミネーターの使い方と注意点

ブラッシングをされてうっとりする猫

ファーミネーター を長毛種の猫に使う時の流れと注意点を紹介します。

3ステップでお手入れする

長毛種の猫へファーミネーターを使う時は3ステップでのお手入れがおススメです。

①スリッカー・ピンブラシ・コーム等で毛並みを整える
まず、いきなりファーミネーターを使うのではなく、スリッカー・ピンブラシ・コーム等で毛のもつれや毛玉を丁寧に優しく取り除きます。

②ファーミネーターを使う
毛の流れに沿って、全身をブラッシングしてあげてください。最初にコーム等で毛並みを整えていれば、毛が引っかかって猫が痛がる事も無いですが、とにかく優しく丁寧に。

長毛種の猫で一番お手入れしてあげて欲しいのは、胸毛。猫が自分で毛繕いをしていても、ご飯を食べたり水を飲む時に汚れやすいので、重点的に。また尻尾の付け根あたりは他よりも毛が長めでアンダーコートも多い部位です。

③抜け毛は都度捨てて
ファーミネーターはごっそりと毛が抜けます。1回のブラッシングで大量に抜けます。ブラシについているプッシュボタンで簡単に毛を捨てられるので、1回毎に捨てましょう。抜け毛が付いたままだと毛が絡まって皮膚を引っ張ってしまい、猫が痛がります。

使用時の注意点

ファーミネーター を使う時は、ファーミネーターを持っていない片方の手で体を軽く押さえながら、優しく丁寧にブラッシングしてあげてください。

特に先の方で毛がもつれていると引っかかってしまい、皮膚が引っ張られてしまい痛いです。手で押さえながらだと皮膚を引っ張る事も無いです。痛い思いをするとブラッシングを嫌がります。

必ず無理に引っ張ったりせずに、ファーミネーターが引っかかったら一旦手を止める様にしましょう。毛をほぐしてから再度ブラッシングを始めてください。

また同じ所ばかり集中してブラッシングすると、毛が抜けすぎてしまい薄くなるので、全身をまんべんなくお手入れしてあげる事を心掛けてください。

猫のブラッシングは週に一度位がちょうど良いとされていますが、換毛期の時は週に二回してもいいですね。また長毛種の猫は普段から週に二度位してあげても問題ありません。飼っている猫の抜け毛の状態を見て判断してください。

時間は5分以内を目安に短時間で、休憩を挟んで複数回に分けてブラッシングしてあげましょう。そして、猫が嫌がる時は無理にブラッシングをしない。猫の気分や体調に合わせてあげてください。

ファーミネーターの口コミ・評判は?

ブラシと猫の毛

ファーミネーター の口コミや評判はどうなんでしょうか?ここでは使っている方の口コミをインスタグラムから調べてみました。実際に使っている方の評判が良くないと買うのもためらってしまいますよね。

ファーミネーターの【良い】口コミ・評判

うっとりまる やめたら険しいお顔

ファーミネーターすごいなぁ 笑 面白いくらい取れる

こりゃすごい!でもやりすぎ注意らしいですね

新しく買ったブラシ、ファーミネーターめっちゃ抜けて感動

????☽(@taru_.t)がシェアした投稿

口コミを調べると好評価な良い口コミが多かったです。ファーミネーターを使うと、とにかくびっくりする程にめっちゃ毛が取れるようです。「面白い、感動」と表現されている様に、毛がごっそり抜ける点に驚く飼い主さんが多いみたいですね。

ファーミネーターでのブラッシングが気持ちよくてうっとりする猫もいるんですね。特に夏場は毛が抜ける事で涼しく快適に過ごせるので、ブラッシング終了後の猫は快適で気持ちいいでしょう。

長毛の猫は換毛期になると毎日ひたすら毛が抜けます。家の中が毛だらけになります。我が家でも長毛の猫がいるので、換毛期は大変です。

ブラッシングする事で抜け毛を取り除くのですが、ファーミネーターを使うと1回のブラッシングでしっかりごっそりと毛が取れるので、換毛期のお手入れが短期間で終わります。

感動する程に毛が取れるファーミネーターは長毛の猫の飼い主にはかなりおススメ出来るアイテムですね

ファーミネーターの【イマイチな】口コミ・評判

では次にファーミネータのイマイチな口コミ・評判もあるのか調べてみました。

こんなにたくさん取れて気持ち良いだろうに、怒るのよね。ブラシ嫌いは治りませんか?

引用:Instagram

頭をトリミングするとき、毛が引っ張られてびっくり顔になってしまう。顔をしっかり押さえないといけない

引用:Instagram

インスタグラムで調べた所、ブラッシングが苦手な猫はちょっと嫌がる子が多いみたいです。ファーミネーターを使うと毛が引っ張られてしまうので、少し痛いと感じる猫もいるようです。

しかしすっごい量の毛が取れるのでスッキリするからと、飼い主さんが猫に我慢してもらってファーミネーターを使っているようです。

毛が引っ張られて痛いから嫌がる猫に対しては、片方の手で体を軽く抑えてファーミネーターを使うと、引っ張られる痛みがマシになるので解決できますよ。

また別の口コミにもある通り、ファーミネーターを顔に使う時は特に気を付けてあげないといけません。片方の手で顔を抑えながらブラッシングしないといけない点が少し不便、という事でイマイチな口コミ・評判になってるようです。

まとめ

台の上でブラッシングされる猫

猫のアイテム・ファーミネーターは、抜け毛を安全に優しく、しっかりごっそりと取り除ける優秀なブラシ。短毛種よりもアンダーコートの量が多い長毛種の猫には特におススメのアイテム。

ヘアボール対策や熱中症対策としても効果が期待できるファーミネーターのブラッシングで抜け毛を減らしてあげて、お家のかわいい猫に快適に過ごさせてあげましょう。

ファーミネーター 小型猫 S 長毛種用 ペット ブラシ 抜け毛 除毛 グルーミング アンダーコート