猫に鮭を与えても大丈夫
- 猫は鮭を食べても大丈夫!
- 猫に鮭を食べさせる時は加熱をする
- サーモンやトラウトサーモンも食べさせて大丈夫
猫に鮭は与えても大丈夫です。
鮭の寄生虫
- 加熱をすると死滅する
- マイナス20度で48時間以上冷凍すると死滅する
ただし、しっかり加熱した上で与えてください。と言うのも、天然の生鮭には「アニサキス」という寄生虫がいる場合があるからです。
加熱するか、もしくはマイナス20度で48時間以上冷凍処理され、アニサキスが死滅した鮭であれば、生で与えても大丈夫です。
もし心配な場合はやはり、しっかりと加熱してからにすると良いでしょう。また、刺身用に販売されている養殖の鮭は、生で与えても寄生虫の心配はほとんどありません。
鮭と似た魚に「サーモン」がありますが、サーモンやトラウトサーモンと表示されているものは、鮭に極めて近いニジマスです。ですが、扱い上は鮭と同じでOKなので、猫に与えても問題はありません。
猫に鮭を与える効果
キャットフードの原料として使われることのある鮭ですが、猫に与えるとどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
鮭はコレステロール、がん予防に効果あり
鮭には、非常に豊富な栄養素が含まれています。代表的なものでは、アスタキサンチン、DHA、EPA、ビタミン類、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどです。
ですから、猫が鮭を食べると、多くの栄養を効率良く摂取することができるのです。これらの栄養素によって免疫力を高めたり、コレステロール値を下げたり、がん予防の期待もできます。
鮭のコラーゲン
鮭の皮にもはコラーゲンが含まれており、関節の滑りを良くしてくれます。せっかくですから皮も細かく刻んで、与えてあげましょう。
ただ、焼いて焦げた皮はNGです。白子にも多くの栄養がありますので、身と一緒に与えても良いでしょう。
猫に鮭を与える際注意する事
- 鮭の寄生虫の心配
- 鮭アレルギー
- 鮭の骨に注意
アレルギー
猫に鮭を与えるデメリットは、前述したように寄生虫の心配がある事と、アレルギーが出る可能性があることです。
寄生虫に関しては、しっかりと対策をすれば問題ありませんが、アレルギーは防ぎようがありませんので、初めて鮭を与える時はごく少量を与えるようにして、様子を見ましょう。
もし愛猫に皮膚の痒みや下痢・嘔吐などの症状が見られたら、鮭は与えないようにします。
鮭の骨
また、鮭の骨が刺さった場合、内臓を傷つけてしまったり、下痢・嘔吐をしてしまうことも。猫に与える際には、小骨も含め充分取り除くようにしてあげましょう。
猫に鮭を与える方法
- 小さく切る
- ペーストにする
- 適量:4~5kgの猫であれば40~50g
鮭を与える量・方法
猫に鮭を与える時は、小さく刻むかすりつぶしてペースト状にします。1日の適量は、体重3kgまでの猫で30~40g、4~5kgの猫で40~50g、6kg以上の猫で50~60gです。
鮭に味付けをしない
また、塩や醤油などの味付けは一切いりません。味付けをすると猫にとっては塩分過多となり、腎臓に負担を掛けてしまいます。美味しくなるから、と思っても猫には良くありませんので、注意してください。
鮭と一緒に緑黄色野菜
一緒に季節の野菜や緑黄色野菜を煮ると、栄養アップに繋がります。ただ野菜は、タマネギなど猫が食べてはいけないものもあります。与える前に、猫が食べても大丈夫な野菜かどうかを調べてください。
鮭を使った食品は猫に与えても大丈夫?
鮭を使った食品には、鮭フレークや鮭とばなどがありますが、これらは猫に与えても、大丈夫なのでしょうか?人間用のものは猫にとっては濃い味付けがされていますので、与えないようにしましょう。
猫用に味付けをせずに作られてものであれば、与えても大丈夫です。ただ、猫用でも塩が加えられているものがありますので、そこは飼い主さんの判断で与えましょう。
出来れば、市販されている鮭の加工品よりも、飼い主さん手作りの方が安心です。もしくは、猫の体への負担を考えられた、無添加の商品を選びましょう。
まとめ
- 猫に鮭を食べさせても大丈夫
- 猫に鮭を与えるとコレステロール、がん予防の効果がある
- 鮭の皮にもコラーゲンが含まれているので与えても大丈夫
- 鮭の白子も食べさせても問題無い
- 生の鮭は、アニサキスに注意し、加熱、冷凍をする
- 鮭のアレルギーがある猫もいるので様子をみながら与える
- 鮭の骨が猫の喉に刺さる可能性があるので取り除いてから与える
- 鮭を猫に食べさせる時は味付けをしない状態で小さく切るかペースト状にする
- 鮭フレークなどの加工品は与えないようにする
猫に鮭を与えてもいいのか、についてご紹介しました。
猫と鮭は、相性の良い組み合わせのようです。猫に鮭を与えても問題無く、食べる事により病気の予防に役に立つ事が解りました!猫に鮭を与える時は小骨などが刺さらないように注意して与えましょう。
猫ちゃん用に作った鮭が残った時は飼い主さん用に調理して、一緒に味わうのも、オツなものです♪鮭を食べさせる時は塩分と寄生虫に注意するなど注意点を守って、愛猫にも鮭の美味しさを満悦して貰いたいですね。
40代 女性 かな
足元をスリスリしてゴロゴロ言いながら離れません。骨に注意し、よくほぐして与えます。長男猫は生鮭の半身分を食べます。さすがに1匹は食べません。
煮込んだり調理せずに、与えるか生鮭を買ってきて家で焼くようにしています。塩をふっていない状態なので、塩分を摂取しないですみます。塩分濃度には、注意しましょう。
40代 女性 黒猫