猫にお見合いをさせる方法と注意すべきポイント

猫にお見合いをさせる方法と注意すべきポイント

愛猫の子供を見たいと願う飼い主さんもいらっしゃる事かと思います。その時、一匹では妊娠が不可能ですから、猫にお見合いをさせなければなりません。今回は猫のお見合いについてご説明したいと思います。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫のお見合いとは

窓を見る2匹の猫

可愛い愛猫の子猫が見たいと思った時、性別の違う猫をもう1匹迎える事も一つの方法ではありますが、その場合、

  • 猫同士の相性が悪い可能性もある
  • 猫がどんどん増えていくかもしれない

等のデメリットがあります。例えば、猫を3匹以上飼育する事が可能なご家庭なら良いかもしれませんが、多くて2匹と考えているご家庭の場合はオス・メス1匹ずつでもう定員オーバー。残念ながら子猫を飼育する事が難しくなってきます。

そんな時にオススメできるのが「猫のお見合い」。猫のお見合いって何?どうやって相手を探すの?と、疑問をお持ちの方のために、今回は猫のお見合いについてお話したいと思います。

愛猫が子猫を授かるという事は、もちろんその後の飼育は飼い主が行う事になります。猫は1度の出産で2匹から6匹の子猫を産むと言われています。子猫のお世話をすることにより、今より費用も時間も必要になってくる事をしっかりと理解した上で、猫のお見合いに踏み切りましょう!

猫のお見合いのための相手探し

人の手を触る猫

家族や親せき、又は友人や知り合いなどで、性別が違う猫を飼育している人がいれば、年齢や相性の問題さえクリアできれば、交尾が可能になります。しかしこちら側がオス猫で相手側がメス猫の場合、「出産させる事は考えていない」と言われてしまった、又「は身近で猫を飼っている人が居ない」などの場合には子猫を授かる事が難しくなってきます。

そんな時に便利なのが猫のお見合い掲示板>。検索してみると様々なお見合い掲示板がヒットしました。このようなお見合い掲示板では、オスメス関係なく自分の猫の相手を探している!という人が、自分の猫の特徴、そして希望する猫の種類や特徴を書き込み、それに対して自分の猫がピッタリだ!と思った人が、「うちの子どうですか?」とコメントをする仕組みになっています。

注意点

このように見ず知らずの相手とやり取りをする場合、金銭トラブルには十分に注意しましょう。素人同士にも関わらず交配手数料を支払わせられたり、いざ交配し、子猫が生まれたという時に「1匹につき〇〇円」と金銭を要求されたりするケースも少なくはないようです。

何度か直接会って面談し、金銭の請求は一切無しで、というお話をしておかなければ、のちに痛い目に合うかもしれません。また相手が男性の場合、こちら側が女性一人で行く事で舐められてしまう場合も。そのため、男性を連れて行く、又は女性同士で会うというのが安心だと思います。

猫のお見合いの流れ

交尾中の野良猫

猫のお見合いの流れは、発情期中のメス猫を、オス猫の自宅に連れて行き交配させると言うのが一般的です。ただしメス猫はどのオス猫でも良いと言うわけでは無く、交尾するオス猫を選ぶ傾向があります。ですからメス猫が発情期だからオス猫と会えれば絶対に妊娠すると言うわけでは無いのです。

お見合いをして交配する相手を決める前には、相手の猫に移ってしまう病気があれば大変ですから、しっかりと健康診断や予防接種を済ませておきましょう。その時にメス猫の場合は、妊娠・出産を考えている事を獣医さんに相談しておき、定期健診をそこでお願いすると、出産時に何かあった時もスムーズに対応してもらえるので安心です。

そして初めての交配の時には時間がかかる事も想定されます。もちろん一回でうまくいかない事もありますので、できればメス猫を4日間程、オス猫の家に預ける事が、できればより良いかと思います。

猫の場合、交尾刺激によって排卵がおこる交尾排卵ですから、交配成功率は99パーセントだと言われています。ですから交尾がうまくいった際は成功したと考えて良いでしょう。

まとめ

見つめ合う猫

可愛い愛猫の子孫を残したいと考える気持ちはとても分かります。その際、猫同士のお見合いをする事で飼い主さんの希望を叶えられますが、その後のお世話や費用の面もしっかり考えてからお見合いの決断をしましょう。

愛猫がお見合いで成功し、子猫が生まれたらと考えるとワクワクしますよね。猫の妊娠についてメリット・デメリットもしっかり勉強し、お見合いの前には正しい知識を付けておくことが大切だと言えます。

投稿者

20代 女性 ましゅまろ

飼っている子の赤ちゃんを見てみたいな〜なんて思った事私もあります。
その相手を見つけるために新しいこを迎え入れるのも良いと思いますが、産まれた仔猫を飼いたい場合は、親猫2匹に産まれた仔猫2〜6匹ほどで多ければ8匹の猫ちゃんのお世話をする事になりますよね。書かれているように相性もあるので安易に迎えるのは良くないのと、仲が良くても仔猫が出来るかは分からないですよね。
今は掲示板やネットなどでお見合い相手を探すのは比較的簡単だと思いますが、相手選びが悩ましく難しいですよね。
金銭や猫が何匹産まれたらどう〜〜など、揉めないためにも相手選びや決め事は大事ですね。お見合いの流れもだいたい想像していた通りでした!
健康診断や予防接種など受けたことを確認するなど、交際する相手選びなど慎重に選ぶ必要がありますね。メス猫をオス猫のところに4日程預けるとより良いのでしょうけれど、メス猫にとってストレスにならないかなぁとも心配になりますね。
猫ちゃんも出産は命がけですので、出産までに飼い主さんも知識をつけ何かあった際は病院でサポートを受けれるようにするなどしてると良いですね!
投稿者

30代 女性 さち

愛猫の子供を見てみたい。愛猫の血を継いだ子を残したい。愛猫を家族同様に可愛がっている飼い主であれば、その思いを持つこともよくわかります。しかし、実際に産まれた子猫をどうするのか、よく考えてから交配に臨んでほしいと思います。
子供は欲しいけど、一匹だけでいい…そう思っても、実際には数頭の子猫が生まれてきます。6匹以上も稀ではありません。その場合、全部の子猫を自分で飼うのは現実的とは言えないかと思います。
あらかじめ、里親になってくださる方を探してから交配を考えるのが良いと思います。
里親さんを確保できないうちは、安易に交配すべきではないと思います。
お見合いは素人同士よりも、信頼できるブリーダーを探して、相談する方が後のトラブルにはならないのではないでしょうか?
有料にはなるかと思いますが、しっかりとしたブリーダーであれば、遺伝性疾患などの検査も行なっていますし、安心だと思います。
産まれる子供が必ずしも健康とは限りませんし、出産により母猫が命をおとすリスクもあります。
そのことを考えた上で、決断すべきだと思います。
投稿者

30代 女性 にゃこ

猫の柔らかな身体は、人間とも犬とも違い本当に不思議です?
鎖骨が他の骨と直接繋がっていないというのには驚きました。
そのため、せまい隙間を通ることができるというのは納得です。
人間の身体は猫と比べたらなんて不自由なんだろうと思ってしまいました(^_^;)
高いところに跳び乗るジャンプ力も、筋力はもちろんですが、体の柔らかさがあってこそなのでしょうね。
骨の数が人間と比べ、かなり多いのですね。
それだけでも、人間より細やかな動きが可能なのだろうな〜と思いました。
猫を抱いた時のふにゃっとした柔らかな心地よさは骨に秘密があったのですね♪
こんなに身近に暮らす動物なのに、まだまだ知らないことはたくさんあるんだろうなぁ〜と改めて思いました。

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