猫用のトイレシートがある
上でも書いたように、トイレシート=犬が使用する物だと言う認識がある方も多くいらっしゃると思いますが、それはひと昔前の話であって、現在は猫用のトイレシートも数種類販売されています。
メリット
- 砂が飛び散らない
- 買い物が楽になる
- 処分しやすい
- おしっこの色が確認出来る
猫のトイレで使われる事が多い猫砂ですが、こちらは猫が砂掻きをした際にどうしても飛び散ってしまいます。砂が飛び散りにくいドーム型のトイレも販売されていますが、猫はトイレ中無防備になりますので、まわりの環境が安全かどうかをとても気にします。
そのため、ドーム型のトイレだと、まわりが見えずに不安になってしまい、トイレを我慢し膀胱炎を引き起こしてしまう猫ちゃんも少なくはないようです。
そして猫には砂にこだわりがある場合も多く、鉱物系の細かい砂を好むのが一般的だとされています。鉱物系の砂はお手頃な価格で手に入りますし、量も多く入っています。我が家でよく使用している砂は8リットルで200円程の物で、3匹の猫がいますが1週間以上持ちますので、コスパも非常に良いと言えます。
しかし、鉱物系の砂はとても重く、買い物も大変ですし、可燃物としてゴミ袋に入れて処分するにも一苦労。そして買い物をして帰宅する時に、どこかでひっかけてしまい砂の袋が破けて、玄関で砂をまき散らした事も・・・。
その点、猫のトイレシートを使用すると問題は一気に解決されます。トイレシートはとても軽く、買い物でも重たい思いをしなくて済みますし、処分の際にも小さく畳んでゴミ袋に捨てる事が出来ます。また、鉱物系の砂とは違い、袋が破けてしまってもまき散らしてしまう心配もありません。
そして猫の体調管理のため、おしっこの色がわかりやすいというのはとても大きなメリットだと思います。しかし猫は砂で排せつする習慣があるためトイレシートを使用する際にも、もちろんデメリットがあります。
デメリット
- シートがボロボロになる
- 猫が排せつしなくなる
- 高い
砂掻きをする癖がある猫が多いため、シートをカリカリ引っ掻いてトイレシートをボロボロにしてしまう猫ちゃんもいるんだとか。そして猫砂じゃない事から猫がトイレだと認識してくれず、なかなか排せつをしてくれない場合もあります。
そして猫のトイレシートを使用すると猫砂と比べてお値段も高くなってしまいます。
猫にトイレシートを覚えさせるには
上にも書いた通り、トイレだと認識してくれずにトイレシートでしてくれない場合もあります。そうならないためにしっかりと順序良く教え、トイレを覚えてもらいましょう。
まずは猫用トイレや段ボール等に猫のトイレシートを敷きます。その上から猫砂を入れて猫にそこがトイレだと認識させます。猫の習性を考えると、砂がある=自分のトイレと認識してくれる場合が多いので、そこから徐々に猫砂を減らす作戦で行きます。
そこがトイレだとしっかり認識したら砂を半分まで減らします。それでも問題なく排せつできるようでしたら、そこからまた徐々に砂を減らしていき、最終的にはトイレシートだけで排せつできるようになるまで繰り返し教えてみましょう。
猫のトイレシートを使用するトイレとは
上に書いた方法ではなかなか覚えてくれない猫ちゃんもいると思いますが、そんな猫ちゃんでもシステムトイレなら大丈夫だと思います。代表的な物で言うと、「ニャンとも清潔トイレ」というシステムトイレ。
ニャンとも清潔トイレは、上に猫砂、下のトレーには猫用トイレシートをセットして使うトイレになります。猫ちゃんには嬉しい猫砂、そして飼い主さんにも嬉しいトイレシートのどちらも使用できる優れもの。
このニャンとも清潔トイレは、ウンチだけが猫砂に残り、おしっこの場合砂ではなく、下のトレーにセットされた猫用トイレシートに吸収されると言う物。そして消臭効果も抜群で、1週間分のおしっこをしっかり吸収してくれるため、1週間は取替えしなくても良い物になっています。
よって毎日ウンチだけ取り除き、おしっこは1週間ごとに猫のトイレシートを交換すればOKと言う事で忙しい飼い主さんにオススメ。そしておしっこ臭も全く気にならないとの声が多いので、猫のおしっこのニオイが気になる飼い主さんにもオススメですよ!
猫とトイレシートに関するまとめ
今回は猫のトイレシートについてメリットやデメリットをまとめて見ました。猫砂を使用した際の買い物の重さや処分の手間、そしてニオイのきつさが気になっている飼い主さんは、一度トイレシートを使用することを考えてみてはいかがでしょうか。