猫の特徴とは
猫の特徴と言ったら、一番初めに思いつくのは「マイペース」ではないでしょうか。ツンデレで人気の猫ですが、自分の甘えたい時には甘えてくるけれど、そうではない時は見向きもしてくれず、撫でてあげても嫌な顔をしたり、いなくなってしまう事も。いつでも飼い主に従順な犬とは大違いですよね。
また、猫はとにかく寝ているという特徴があり、その寝ている時間は一日の半分以上だと言われています。ですから飼い主は猫の起きている時間を見計らって、遊んであげなければなりません。
狩りが大好きなのでハエやすずめなどを捕らえようとするのも、猫の特徴です。捕まえた物を、飼い主のところへわざわざ持って見せに来るという事もあります。ただ、狩りをするにも行動範囲はテリトリーの中だけという猫の特徴もあります。縄張り意識がとても強いので、他の猫のテリトリーに入るようなことは控えて自分のところで行動します。
これらの猫の特徴は全て猫の習性と関連があり、猫の特徴と言われている行動には意味があるのです。
猫の特徴と習性について
猫の祖先はプロアイルルスという肉食獣で、狩りをしながら樹の上で生活をしていました。ライオンや豹なども猫の仲間であり、その動きを動物園などで見ていると納得できるところがあるでしょう。
その頃から狩猟本能があり、それは犬のように群れを成して行動するのではなく、1匹で行動するという習性です。猫のマイペースな特徴は、1匹だけで行動するという習性が関係しており、いつでも誰かと共にいたいとは思わない動物なのです。
また、猫は自分の生活圏となる縄張りを作る習性があります。生活圏となる縄張りは飼い猫ならば家の中など、食料が充実している場所となります。猫の特徴として縄張りの範囲内から出たがらないので、家の中だけで生活していても猫はストレスを感じる事が無いのです。
猫は一日を通してよく寝ると言う特徴がありますが、これも猫の習性と関係しており、狩りをするために体力を蓄えている為だと言われています。人間の2倍は寝ている猫ですが、ずっと熟睡している訳ではありません。熟睡しているのはピクピクと痙攣している時などで、このような様子を見かけたら静かに寝かせてあげてください。
猫の特徴を利用したしつけ
猫の特徴の中から猫が嫌がる事を知っておくと、叱りつけなくても上手くしつける事ができるようになります。
猫には水を嫌がるという特徴がありますが、これは猫の祖先が砂漠に住んでいたことから習性となりました。砂漠では昼間と夜との気温差が大きく、体が濡れたまま夜になると、冷えて命の危険があります。猫の祖先は体が冷えないよう、水に濡れないように生活しており、猫も水に濡れる事を嫌がるようになりました。
猫が大事な家具などで爪とぎをする時、水嫌いの猫の特徴を利用して、霧吹きなどでちょっと水をかけてやります。猫はここで爪とぎをすると嫌な思いをすると学習していき、次第にそこで爪とぎする事をやめるでしょう。他にも悪戯した際などにもこの方法は利用できるので、試してみてくださいね。
また、猫はマタタビが大好きという特徴があります。マタタビは猫にとってフェロモンのようなものだと言われており、匂いをかいだり舐めたりする事でとても喜びます。猫のご褒美としてや、爪とぎをしても大丈夫な場所に使うなど、上手に使用する事で猫のしつけにも効果的です。但し、妊娠中の猫や子猫には効果が無いので覚えておいてくださいね。
猫の特徴から注意する事
猫の一番の特徴はマイペースなところですから、飼育に関してあまり手が掛かりません。お散歩に連れて行く必要もありませんし、お留守番も平気です。ただ、だからと言ってあまりにも猫の飼育を放っておかないように、注意してください。
猫はとてもきれい好きという特徴があり、トイレが汚いと用を足したがりません。他のところで粗相をしてしまう事もあります。トイレや飼育スペースは常に清潔にしてあげるように心がけてください。
また、猫は狩猟本能があるので、獲物を捕らえるような遊びが大好きです。猫に一人遊びばかりさせないで、猫じゃらしなどを使った遊びを取り入れて遊んであげてください。
猫は具合が悪かったりすると、隠すという特徴があります。これは弱っているところを敵に見せないようにする習性から来ているものなので、飼い主から見て少しでも様子がおかしいなと感じたら、病院へ連れて行きましょう。
毎日の糞便をチェックする、排尿の回数や仕草、毛艶、吐く回数などでも猫の健康チェックはできます。猫の特徴をよく理解して、上手に飼育していきましょう。
まとめ
猫の特徴はマイペースで甘えん坊。自分が甘えたければすり寄って来ますが、その気が無い時は近寄っても来ません。そんなツンデレな猫の特徴が今の猫人気にも繋がっていきました。
猫ならではの特徴は他にも色々ありますが、それらを全て理解しておくと、猫との生活も更に充実したものになります。しつけに関しても、猫の特徴である水が苦手な事やマタタビ好きな事を利用して、叱ったり叩いたりする事無く教え込んでいきましょう。
30代 女性 nanairo
私は今一緒に生活している猫が初めての猫なのですが、それまで接していた猫はお世辞にも甘えたさん、とは思えない猫達ばかりで、むしろ私が見えてないんじゃないか?と思える位でした。
一緒に生活するようになり、私は見慣れない人間だから、見て見ぬふり(?)をしていたのかなぁと思いました。
本当に、ツンデレという言葉のまま!ですね。
寂しいなぁと感じる事もありますが、その何とも言えない距離感がまた、愛おしくもあります。
霧吹き、私も用意していました。
そこまで悪戯が激しい子ではなかったのですが、たまに柱などで爪とぎをする事があったので、かわいそうだなと迷いましたが、お互いの為…!と
思い、現行犯でかける!と自分に言い聞かせていたのですが、逃げ足が速くひと吹きさえできないまま、霧吹きがオブジェとなり、最後はかじられる始末でした。
「ダメ」という言葉を理解してくれているのか、うちの猫は2回ほど言えば、もう悪戯しません。
周りの声を聴くと、効果はあるみたいですね!
トイレは本当に大事だと思います!一度便秘かな?と不安に思った時があったのですが、トイレの大掃除を先延ばしにしていたのを思い出し、全部を洗った途端に問題解決しました。
繊細だな、と同時によく見てるなぁと感心しました。
仕事に出ていると、なかなか遊ぶ時間が取れなかったりもしますが、一緒に生活している以上、私たちが健康で楽しい日々を過ごせるように誘導していかなければですよね。
その上で、特徴や習性を知っておくのはとても大事だな、と再確認しました。
女性 百日紅
体調不良を隠すというのは困りますよね。猫の特徴で仕方がないことですが、素早く気付いてあげられるように日々の健康チェックは欠かせませんね。
女性 あーたーにゃー
遊んでいる途中でいなくなってしまっても、お風呂が大嫌いなことも、うっかり雫を飛ばしてしまってムッとされた時も、「猫だから仕方ないな」と思っています。
元ノラなので、本当は外に出たいのかな、と思うこともありますが、「家の中だけで生活していても猫はストレスを感じる事がない」と聞く度に安心します。
今までも毎日の糞便をチェック、排尿の量、吐く回数などはノートに書き留めて、動物病院で定期的にチェックしてもらっています。
あとトイレは毎日必ず掃除します。それだけはこれからも続けようと思っています。
そして一日も長く愛猫と一緒に過ごしていきたいです。
40代 女性 nekomic
普段一緒にいる猫たちは、しぐさや鳴き声から、なんとなくして欲しいことがわかります。ご飯が欲しいとか、トイレを綺麗にしてくれとか、窓を開けて欲しいとか。いつも見ているからこそ、細かいしぐさの違いや鳴き声の違いに気づけるんですね。
実家の猫はしばらく会わないでいると、どんなことを訴えたいのかがわかりません。何かを伝えてきているのはわかりますが、細かい心の動きがわからないのです。
霧吹きでのしつけやトイレのしつけの方法も、猫により反応が違っていて苦労しました。実家の猫は水を怖がらないし、一緒に住んでいる猫はトイレで失敗ばかりして、好みの猫砂を探し出すのにとても時間がかかったものです。
一匹は餌をあまり食べずに困り、もう一匹はいつでも餌を欲しがるので困り、同じ場所で過ごしていても性格や好みの違いがあるなと感じます。
ただマイペースなのはどの猫も同じ。しぐさや鳴き声が違っても、甘えてくるのは同じです。なんとなく予想して、それぞれの猫に対応しています。性格は違うとは言え、大まかに猫とはこんなもの、とわかっていると、それなりに相手ができるものですね。
20代 女性 rui
もちろん、品種や性格による違いの個体差はありますが、世間一般的なイメージよりも猫との暮らしには手が掛かります。それは、散歩だとかお留守番だとか、お世話に関してだけではなく、忙しい時に限って構ってくれとせがんだり、こちらが構い時には無視されたり…グルメな個体も多いのでご飯やおやつ選びに頭を抱える飼い主さんも少なくありません。猫と暮らす人は、猫に振り回されながら生活する事を楽しんでいるのです(笑)
猫のしつけに関しては、叱って止めさせるというよりは、まず危険な物を愛猫の手の届かないところに片付ける事で、危険を回避する必要があると思います。年齢と共に、悪戯も徐々に落ち着いてきますし、子猫時代でも、愛猫が満足できるくらい遊びに付き合ってあげると、悪戯が減る場合もありますよ!
また、記事にもありましたが、猫最大の特徴でもあり、飼い主にとって最大の課題であるのは「トイレ」だと思います。猫は、子猫であっても粗相をする事は殆どありません。トイレに関するしつけは、必要ないと言われる程です。しかし、トイレが気に入らないと判断すれば、何度繰り返し教えたとしても、トイレで用を足してはくれません。トイレの形状はもちろん、設置場所や猫砂まで、それぞれに好みがあるようです。そして、毎日トイレを清潔に保つ事は、猫と暮らす上でとっても大切な事です。
40代 女性 まかぶらあろたる
ここに書かれている通り、猫はマイペースですね。犬のように表情を表に出すのも上手ではなく、いつもポーカーフェイスなので、どちらかというと損しているように思います。
トイレのしつけもしませんでしたが、トレーに猫砂入れておくと、勝手に自分で入って用を足してくれました。
自分でしっかりと毛づくろいしていつもキレイにしているので、匂いもなく、おふろやトリミングの必要もありません。予防接種代や避妊手術費用も犬より安かったです。
散歩もいらないし、洋服も着ないので、本当にお金かけてあげてないなーと再認識しました。
ただ育つ環境によって、猫の性格も一概に言えないこともあるのかなぁと思います。
わが家の猫ちゃんは半分犬に育てられたようなものなので、自分を猫だとは認識していないようです(笑)
来客があれば隠れることなくよっていきますし、わんこ達がしていることは自分もできる!やりたい!と思っているようです。散歩に着いていきたがったり、わんこのおやつを欲しがったり。
寝るときはわんこ達と一緒。持ってこい遊びも上手で、お気に入りのボールを投げると走って取りに行きます。わんこ達が鳴くと、一緒になって声を出しています。その声の出し方が、まるで吠えているみたいなんです。
のど元撫でてあげても、ゴロゴロ言いません。
爪とぎの仕方もわからないまま育ったので、私が定期的に爪切りしてあげています。
トイレの失敗はないですが、時々わんこ用のトイレシートでオシッコする時もあります。
猫の習性を知れば知るほど、うちの子の猫らしからぬ様子が浮き彫りになり、それがまた面白いなぁと思いながら記事を読ませていただきました。
40代 女性 misako
しつけに関しても、水を嫌がらないので悪戯をした時は言葉で「ダメよ」と注意して制するようにしています。子猫時代は、危険な場所やコードにしつけスプレーを使っていました。また、一番驚いたのは「マタタビに興味がない」という事ですね。猫と暮らす前は、猫=マタタビ大好き!だと思っていたので本当に驚きました。ただ、不妊手術をする事で発情する為のホルモンが無くなり、マタタビに興味を示さない猫ちゃんは意外に多いようです。
このような事は、猫と暮らしてみないと分からないですよね。犬と比較して手が掛からないと言われる事が多い猫ですが、手の掛かり方が違うだけで、決して手が掛からない訳ではないと思います。猫は、動物病院へ連れていくのも大仕事ですし、記事にあったようにトイレへの拘りが強いので、気に入るトイレを見つけるのも一苦労です。手が掛からないからという理由で猫を飼うのは、オススメできません。猫と暮らすという事は、猫を人間の思うようにしつけするのではなく、人間が猫に合わせて生活しなければいけなくなるという事を覚悟しましょう!(笑)
30代 女性 マルチ
20代 女性 花あかり
40代 女性 ここね
ごはんをゆっくり食べる子、早く食べられる子等、様々ですよね。遊びも走り回ってボールをキャッチするのが得意な子と、苦手な子がいます。という風に、二匹だけでもまったく違う部分もあります。共通なのは、二匹ともかなりの甘えたですので甘やかしてあげます。
ですので、それぞれの性格に会わせた生活ができるように、暮らしていきたいですね。
30代 女性 みきこ
今まで飼ってきた猫ちゃんはクールな子もいましたが、甘えるときには必ず引っ付いて抱っこをせがみました。甘えた過ぎる子は、いつも膝の上に乗り、下りても後ろをついて歩いてついて来ていました。可愛いなぁと思いました。
発情期は大きな声で鳴いたりしますが、時が過ぎれば静かになるし、去勢手術をすればほとんど、発情期にも鳴かなくなります。
我が家の猫ちゃんが初めて赤ちゃんを産んだときには感動しましたし一生懸命育てている姿にも感無量でした。
子猫ちゃんも母猫に一生懸命甘えてお乳を吸ったりしていて、生きようとしているのを、ヒシヒシ感じまして勉強になりました!