ハンデがあっても気にしない!かわいい猫たちの飼育日記

ハンデがあっても気にしない!かわいい猫たちの飼育日記

我が家には、2匹の猫がいます。両目と片目がない子たちです。そんな2匹の日々の様子をお話します。

ハンデがある元保護猫たちとの生活

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もうすぐ1歳になるかどうかの月齢の猫たちがいます。正確な誕生日が分からずに推定年齢になります。2匹とも雌猫で殆ど同じくらいの月齢かと思われます。ただ、2匹とも目にハンデを持っています。

1匹は片目がありません。もう1匹は両目がありません。どうしてそうなったかは分かりませんが、片目がない子は酷い風邪をひいていたので、それが原因で目がつぶれてしまったのでしょう。もう1匹の子はおそらく染色体異常で、生まれた時から両目がないというよりも、小さな眼球が奥の方にある小眼球症だと病院で言われました。そんな障害を持っている猫たちですが、他の健康な猫たちと同じように毎日元気に過ごしています。

片目がない子

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性格は天真爛漫で明るい子です。玩具で遊ぶことが大好きで、その中でもネズミの玩具が一番のお気に入りです。遊んでほしい時はニャーニャーと別部屋から鳴き声を上げてきます。玩具を投げたり銜えて取って来たりの繰り返しが好きで、この遊びを始めると永遠にこれを繰り返し続けるので、切り上げるのが大変です。

毎日の楽しみは

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更に、毎日出窓に登って、小鳥が電線に止まったり、飛んでいる姿をじーっと見ています。最初は片方の目の視力があるのかないのか心配でしたが、今のところ見えているようです。高い所へ登ったりなどの行為も何も問題なくできます。そういう点では健康な猫と何も差はないと思います。

両目がない子

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我が家へやって来た当初は、身体が細かったのです。痩せていたというよりは、これまでの生活で栄養が足りていなかったみたいで、全体的に小さかったのです。但し、食欲がないとか元気がないとか、そんなことは全くありませんでした。小さいながらも毎日2匹一緒にじゃれ合って遊んでいます。

とても甘えん坊で家族が横になっているとお腹の上に乗ってきたり、腕枕でそのまま寝たりしています。とても目が見えないとは思えないくらいに、日々の生活に支障はありません。強いてあげるなら、ご飯を食べる時に名前を呼びますが、その時はどこから呼ばれているのか分からないので、床や家具をたたいて音を出しながら呼び寄せたりします。

目が見えなくても楽しそう

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各地で猫や犬の譲渡会が頻繁に行われています。譲渡対象の殆どは、健康な子たちだと思いますが、中には大小問わずに体にハンデがある子たちもいるかもしれません。家庭で飼育するにはハンデがあると大変だと思われるかもしれませんが、中には殆ど健康な猫たちと変わらずに生活できる子もたくさんいると思います。

例えば下半身不随の猫だったとしても、1日2回から3回圧迫排泄をペットシートの上でさせればいいので、トイレを置かなくていいメリットがあります。いろいろな事情で生まれつきとか、事故などで何らかのハンデを持っている子たちでも、その子に合ったお世話ができればもっと譲渡数が増えるのではないでしょうか。

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