シンプルさが自慢です!0円でできる『猫ちぐら』

シンプルさが自慢です!0円でできる『猫ちぐら』

なぜかこのダンボールが気に入った我が家の猫さま。引っ越したばかりで予算も材料も道具もない中、必要最低限の条件を満たした猫ちぐらを作りました。ポイントは『床暖房』かな。

猫さまが安心して快適に過ごせる空間

手狭だったワンルームから、ちょっと広い部屋に引っ越しました。不安そうに歩き回り、落ち着かない様子の猫さま。

もともとビビりな性格なうえ、隠れようにも荷物が邪魔をします。せっかく隠れてもどけられてしまう…ごめんね、そのうちちゃんとしたのをあつらえるから。と、思いっきりその場しのぎで作ってみました。

0円猫ちぐらの材料

  • ダンボール 猫さまが選んだもの。それ以外は受け付けてくれないことがあります。
  • カッター ダンボールが切れれば何でもOKです。
  • ガムテープ
  • 何かもこもこしたもの 今回は古くなったマフラーを使いました。
  • ホチキスまたは針と糸

猫ちぐらの作り方

1.猫さまのサイズを測る

猫さまのひげの長さを測る

出入り口の大きさを決めるためです。といっても、何センチと正確に測る必要はありません。あごの下をなでながら、自分の手の大きさに対してひげがこのくらい、と目分量でOKです。

猫さまの足の長さを測る

前足の長さの半分くらいを、目安として考えます。

2.ダンボールを箱にする

ダンボールの底をガムテープでとめ、四辺は立てて、隙間ができないように貼りつけます。

3.出入口を作る

ダンボールの一面を、カッターで丸く切りぬきます。丸の場所が、1で測った足の長さに合うように位置を決めます。1で測ったひげの長さに、丸の直径を合わせます。

4.出入口にもこもこしたものを付ける

3で作った穴の縁に、手触りのよい布を付けます。今回は、使い古しのマフラーを切って長さを合わせ、それをホチキスでダンボールに留めていきました。

一周したら、余った部分は切り取ります。針と糸で縫いつける方が、後々のためには安全でいいかもしれません。今回は裁縫道具すらなかったので、ホチキスを使いました。

これを使ってマフラーを付けました

本当になんの変哲もない、ごく普通のホチキスです。

5.箱をひっくり返してカーペットの上に置く

カーペットがそのまま床になるように置きます。壁の角に沿わせるように置くと、自然に固定されてずれにくくなります。

完成品

えっ?これですか?はい、そうなんです… もう少し何とかしてやれよ、という感じですが、猫さまが匂いに敏感で、飾りを付けても嫌がって取ってしまうので、けっきょくこれが完成品です。

愛猫に0円猫ちぐらを見せてみた!

出入り口に頭を突っ込んでしばし考えた後、のっそりと入っていきました。マフラーに飼い主の匂いがついていたので、抵抗がなかったのだと思われます。

箱の下はあえて床を作らず、カーペットに直置きにしました。

寒くなり始めた頃で、この下には電気カーペットを敷いてあり、入ったきり出てこない・姿が見えないと思うとたいていこの中にいる・呼ぶと箱ごと動く、ということで、たいそう気に入っていただけたようです。

まとめ

猫さまにとって、デザイン性はどうでもいいんだな、ということが実感できた突貫工事でした。我が家では季節ごとにカーペットを替えるので、夏はクール触感系、春先や秋はふっくら系、冬はホットカーペットがそのまま床になります。

けっきょく、とりあえず隠れ家を作ったつもりが、オールシーズンこのまま活躍しています。とにかくお金をかけなかったこと、でもしっかり猫さまの感性にマッチしたことが自慢の猫ちぐらです。

耐久性は?いつまで使えるのか疑問なところがネックですが、あっという間に作れるのでおすすめです!

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