8つのゴロゴロのタイミング
猫が嬉しいとき以外にも聞こえるゴロゴロ音ですが、他にもどんな理由があるのか紹介してみましょう。
1 甘えている時
猫がゴロゴロ言うのは、まさに嬉しいときに喉から聞こえてくるのですが、飼い主さんに甘えているからです。
帰宅してきた飼い主さんにすり寄ってきたり、膝に乗ってきたりして甘えていると、幸せモードになり、ゴロゴロ言うのでしょう。
2 満足している時
ゴロゴロと聞こえたときに猫の表情を見ると、どういう感情なのかわかりやすいでしょう。
撫でられてゴロゴロ言ったり、横たわりながらゴロゴロ言ったりするときなどは、リラックスしていることがわかります。
撫でてほしかった、思いが通じたなど、満足しているからくるのでしょう。
3 飼い主を癒したい時
猫のゴロゴロには癒しの効果もあります。具合の悪い人のそばに寄っていき、喉を鳴らして癒してくれるのです。
心配する気持ちと早く治ってほしい気持ちから、猫はこう言った行動をとることがあるそうです。
猫のゴロゴロ音で、病気の治療に役立つと科学的に証明されているようです。
4 ここにいるよ!
ゴロゴロと鳴らしているのは、母猫に向けてのメッセージです。
子猫は、母猫に自分の居場所や気持ちもゴロゴロで伝えようとします。「ここにいるよ」「大丈夫、元気だよ」と、母猫に安否の確認をするそうです。
5 体調が悪い時
猫がゴロゴロ言うのは、気持ちを伝えるだけではありません。自分の体調が良くないときにも、ゴロゴロと鳴らします。
体のどこかに痛みがある、痛くて辛いなど、体調が悪い理由でなることがあるようです。
猫は体調が悪くても表に出さないのですが、辛そうにしているときのゴロゴロ音には、ケガや病気を疑うようにしましょう。
6 気持ちを落ち着かせたい時
「緊張した!」「怖かった!」「驚いた!」などの気持ちを落ち着かせたいときにも、ゴロゴロと言います。
猫はストレスを感じたとき、居心地がよくないとき、イライラしたときなどに、気持ちを整えようとします。ゴロゴロ音がなるのは、精神安定剤のようなものなのでしょう。
7安心している時
母猫に舐められるとゴロゴロ言うように、安心している気持ちからくるのです。
夜中に猫が暴れたときに、飼い主が撫でてあげるとゴロゴロと鳴り出して、安心したように眠りにつくこともあります。
飼い主を求めていた訳ではなくても、ゴロゴロと言うのは安心できる気持ちがあるからなのでしょう。
8 お願いがある時
甘えたようにゴロゴロ言うのは、飼い主さんに要求したいからなのでしょう。
お腹空いた、撫でてほしい、遊んでほしいなどを聞いてほしくて、おねだりしていると言う気持ちから喉が鳴らすのです。
要求するとともに、何かを期待しているからでもあると言えます。わくわくする気持ちから聞こえてくるのでしょう。
猫がゴロゴロ音から気持ちがわかる
高い音のとき
ゴロゴロ音が高いときは要求を表しているそうです。猫がゴロゴロ鳴らすのは、子猫時代の名残もあります。
子猫が母猫に「お腹が空いた」「遊んでほしい」と要求するときに鳴らしていたようです。
母猫も子猫に授乳するときには、ゴロゴロ音で伝えると言います。
低い音のとき
ゴロゴロ音が低いのは、甘えているときや病気のときだそうです。
通常、猫のゴロゴロ音で聞き慣れているのは低い音です。
嬉しい気持ちや安心している気持ちのときとは反対に、苦しい気持ちのときにも同じ低い音を出します。
ケガや病気に低い音がすることもあるので、音の度合いを見分けてみて、いつもより低く感じるなら、具合が悪いかも知れません。
まとめ
嬉しい以外にも猫がゴロゴロ言うタイミングは、たくさんあります。猫のゴロゴロ音には個人差もあるようです。
音がわからないけど、実はなっていることもあるし、はち切れそうな程な音を出すこともあります。
成猫になると、ゴロゴロ言うのはなくなることもあるそうですが、たまに聞こえたりするとちょっと嬉しくなります。
私の猫のゴロゴロは、癖のように「鳴ってます!」とよくわかります。