猫が「ぐるにゃん」と鳴く理由
猫の鳴き声は、7種類程ありますが、基本高い声を出す時は甘え、要求、危険を知らせる時等で、低い声は威嚇、警戒をしている時と言われます。猫同士が声でコミュニケーションをとる事はあまりなく、人間に向けてのコミュニケーションとなっているようです。
私の愛猫が「ぐるにゃん」と鳴く5つの気持ち
1.構ってほしい
オスとメスでは、男の子の方が甘えん坊と言われます。猫と追いかけっこをするより私と遊びたくて「構ってよ」と言ってきます。相手にしないとわざと注目されるように悪さをしたりして鳴きながらこっちを見て訴えてきます。
2.要求している
ご飯が欲しいとかドアを開けて欲しい等の気持ちからこのように鳴きます。ドアの向こうが気になって仕方なくて催促しているようです。
3.興奮している
我が家の猫の場合、寝ようとしている時にまだ寝たくないのか急に「ぐるにゃん」と言いながら高い所を上りながら鳴きます。動きが激しくて興奮しているように見えます。動きが落ち着きない様子です。
4.イライラしてる
威嚇している時の鳴き方とは違い、何か不満がある時にこのような鳴き方をします。放っておいて欲しくてイライラしたり、何かをしたくてできない時の不平不満かも知れません。
5.信頼している
母親が子猫を呼ぶ時にぐるにゃんと鳴くのですが、飼い主に向かってもそう鳴くことがあります。そう鳴くのは信頼して甘えられるのだと思います。
6.みんな集まれ!
しかし、「ぐるにゃん」と鳴くのは、仲間を呼ぶ時の声だと言われます。
また、母親が自分の子猫呼び集める時の声だそうです。『周囲がグルになる』や『グループ』と言う英語の語源は、猫のぐるにゃんからきているかも!?と言うのが研究でもわかったと言われていることもあります。
猫の鳴き方は、それぞれ猫の特徴でもあり状況や猫によって違うので必ずそうだと断言は出来ません。
よく鳴く猫への対処法
よく鳴く=甘えん坊
猫の育て方で難しいのが過保護に育てすぎてしまう事です。過保護に育てるとどう良くないのか?この人に鳴けば何でも要求が通ると思ってしまいわがままにもなります。そして、よく鳴く猫は甘えん坊と言われます。多頭飼いよりも一匹だけを飼う方がよく鳴くようです。
過保護になり過ぎないためのしつけ
猫が鳴けばついつい構ってしまいますが、そうすると鳴けば何でも思い通りになると猫が学習してしまいます。わがままな猫にならない為にしつけましょう。しつけは生後2~3ヶ月の間が良いとされます。
鳴いて要求してきたら、構いたくなる気持ちを抑え、無視をして相手にしないようにします。そのうち鳴いてもムダだと思うようになります。
まとめ
猫が鳴くのは「ぐるにゃん」なのか「ごろにゃん」なのかは、猫の鳴き方や飼い主さんの聞こえ方でも違います。
その時に鳴く「ぐるにゃん」が飼い主さんに向けて鳴いているのならきっと話しかけているのだと思います。
たまにある、猫同士が会話をしている時の掛け合いもその時で違います。まだまだ猫の気持ちは奥深いです。
私は猫を過保護に育ててしまい、今では鳴いて要求をする子がいます。やはり、わがままな性格もちらほら見えています。