猫の鳴き方と意味  5つのパターンとその気持ち

猫の鳴き方と意味 5つのパターンとその気持ち

猫の鳴き方にはそれぞれ意味があることをご存知ですか?私たちがよく知るニャーという鳴き声の他にも注意深く聞いていれば短く「ニャ」と鳴いてみたり「アオーン」と鳴いてみたり「クルル」と言ってみたりと多種多様な鳴き方で私たちに話しかけてくれます。今回はそんな猫の鳴き方のそれぞれの意味をご紹介していきましょう。

猫の鳴き方の意味~ニャーと鳴く時~

茶トラ

ニャーは何かを要求している時の意味

猫の鳴き方といえば「ニャー」だと答える人は圧倒的に多いでしょうが、このニャーにはどのような意味が隠されているかご存知ですか?猫が「ニャー」や「ニャオ」と鳴くときは飼い主に何かを訴えるときの鳴き方なのです。

例えば「ご飯ちょうだい」「遊んで」「かまって」といった飼い主に何かをしてほしいという意味を込めて「ニャー」と鳴くのです。

猫の「ニャ」短い鳴き方の意味

また短く「ニャ」という鳴き方をする場合は、不満を意味していることもあります。しつこくさわってくる飼い主に「もうやめて!」と訴えているのかもしれませんね。

猫の「ニャ」長い鳴き方の意味

猫の鳴き方で逆に長く「ニャーン」と鳴く意味は甘えている時が多いようです。ニャーンと長く鳴きながら飼い主の手に頭をこすりつけてきた場合は甘えているので優しく撫でてあげましょう。

猫の鳴き方の意味~あおーんと鳴く時~

あおーんと鳴く猫

猫の鳴き方「あおーん」は遠くの猫と通信中の意味

猫の鳴き方で飼い主を困らせるのがこの「あおーん」という鳴き方ではないでしょうか?

猫の「あおーん」という鳴き方はとてもよく響くことが多く、お昼ならまだしも夜中の寝静まった時に「あおーん」と大声で鳴かれるとうるさいだけではなく、近所迷惑になるかもしれないとドキドキしてしまいますよね。

そんな猫の鳴き方の中で困ってしまう「あおーん」という鳴き方の意味は何かを必死に訴えている時や、遠くにいる猫と何か会話をするための鳴き方といえます。

猫の鳴き方「あおーん」は話を聞いてよ!の意味

例えば飼い主に何かを訴えているのに全然話を聞いてくれない、「いいかげん話を聞いてよ!!!」という思いから大声で「あおーん」という鳴き方で訴える場合もあります。

また集合住宅や隣近所と密接した住宅に住んでいる場合、その家で飼われている猫の鳴き声に反応して「あおーん」と鳴いている場合もあります。

猫の鳴き方「あおーん」は何かを必死に訴えかけている

愛猫があまりにもしつこく「あおーん」という鳴き方をする場合は、何かを必死に訴えている証拠ですから作業を止めて愛猫が何を訴えているのか話を聞いてあげてはいかがでしょう?

猫の鳴き方の意味~シャーと鳴く時~

しゃーと鳴く猫

猫の鳴き方「シャー」は警戒しているという意味

猫が低い声で「しゃー」と鳴く意味は、威嚇をするときや攻撃をするときに出す鳴き方です。いわゆる警戒をしている時や「あっちにいけ!」「触るな!」「構うな!」ということを意味しています。

猫が「シャー」という鳴き方をする意味

愛猫が「しゃー」と威嚇するということは、飼い主や他の人が何か愛猫の怖がるようなことや怒らせるせるようなことをしたのではないでしょうか?猫の鳴き方の中でも威嚇を意味する「しゃー」という鳴き方は、恐怖心を感じて多大なるストレスを受けている場合がほとんどです。

愛猫が「しゃー」と鳴いていたらすぐに何が原因だったのか探るようにし、原因を排除して落ち着かせてあげるようにしましょうね。

猫の鳴き方の意味~クルルと鳴く時~

甘えている猫

猫の鳴き方「クルル」は甘えたいの意味

猫が「くるる」という鳴き方の意味は母猫のように思っている相手に甘える時です。元々「くるる」という鳴き方を使うタイミングは、子猫が母猫を呼ぶときに使う鳴き方なのです。

そのことからわかるように飼い主に対して「くるる」と鳴くということは飼い主を母猫のように思っているという意味があるといえます。

猫がニャーと言わない鳴き方の意味

それと同じような意味でかすれた声で鳴くような仕草を見せる「サイレントニャー」も子猫が母猫に甘える鳴き方です。かすれた声で愛しそうに飼い主を見つめながら愛猫が鳴いている場合は愛情を示してくれているのでしっかりと撫でるなどして答えてあげるようにしましょう。

猫の鳴き方の意味~ンーと鳴く時~

茶トラの子猫

猫の鳴き方「んー」は仲良しの意味

猫が口をあまりあけずに「んー」と鳴くのは信頼している証拠だといえます。実は猫の世界では「ニャー」と鳴くことはあまり無いということをご存知ですか?仲のいい猫同士が会話をする時に使う鳴き方は口を開けずに「んー」という声を出すことなのです。

猫の鳴き方「んー」はお返事の意味

つまり飼い主に対して「んー」という鳴き方をする意味は「信頼している相手への返事」ということになります。愛猫が「んー」と鳴くタイミングが甘えている時や、ゴロゴロと喉を鳴らしているときに多いのはこのためなのです。

猫の鳴き方「んー」は様々な意味がある

また「んー」という鳴き方にも様々な意味がこめられており信頼している相手にご飯をおねだりしている時、甘えたいと思っている時、仲良くしたいと思っている時と意味も状況によって違ってきます。

ただ言えることは猫が「んー」と鳴くということは飼い主を信頼している証だと言えます。

まとめ

青空のもと鳴く猫

様々な猫の鳴き方の意味をご紹介しましたがいかがでしたか?鳴き方の種類によっても意味は変わってきますし同じ鳴き方でも、その状況によって意味が変わることがあります。また大きな声で鳴く鳴き方の場合、愛猫の発情期が関係しているかもしれません。

昼夜関係なく一日中鳴いている場合は、発情期のため鳴いているかもしれませんので繁殖をさせる予定がないのなら避妊、去勢手術を検討してみましょう。

猫の鳴き方の意味や理由を知ればさらに愛猫の気持ちがわかるはずです。ぜひ今回の記事を参考に、愛猫の鳴き方に注意してその気持ちを察してあげるようにしましょう。

投稿者

40代 女性 あかね

うちの猫ちゃんも、色んな鳴きかたをします。
2匹で喧嘩しているときには、シャーといいますしおやつが欲しいときには、ニャムニャムとなにか話すように鳴きます。可愛いくてしかたがありません。鳴き方には、いろんな意味があるみたいで面白いですね。これからも、色んな鳴き方をする猫ちゃん達を温かく見守りたいと思います。

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