猫の鳴き声が長い時の様々な気持ちとは

猫の鳴き声が長い時の様々な気持ちとは

猫の鳴き声が長い時は、どんな気持ちなのでしょうか。愛猫と暮らしていると、色々な鳴き方をしますよね。怒った時や、返事をする時には「ニャッ」と短く鳴きますが、「にゃ~ん」と長い鳴き声の時もありますよね。猫の鳴き声が長い時の気持ちについてまとめました♪

猫の鳴き声が長い時の気持ち

こちらを少し見上げ鳴く猫

何を考えているか分からない、と言われる事もある猫ですが、一緒に暮らしてみると意外にも意思表示の術を多く持っている動物だという事が分かります。猫が「にゃ~ん」と鳴き声が長い時の気持ちも、大きく分けて2種類あります。

甘え、要求

飼い主さんに甘えたい時や、構ってほしい時、ご飯が欲しい時など何らかの「要求」がある時に鳴き声が長い時があります。甘え鳴きの時は、小さな声で「んー」と長く鳴く猫ちゃんも多いようです。要求鳴きの場合は、「気付いて!」と言わんばかりに、とても大きな声で鳴いたりもします。

お腹が空いたと鳴く子猫【動画】

動画の子猫ちゃんは、まさに「腹すいたー!ご飯ー!」と、要求鳴きしていますね♪

怒っている

何かを警戒したり、怒ったりしている時に低く小さな声で「ニャー」や「うー」「シャー」などと鳴き声が長い時があります。野良猫が喧嘩をしている時も、唸るような鳴き声で「アーオ」と、長く鳴いていますよね。

うなり続ける猫【動画】

こちらの猫ちゃんは、何か怒っている様子…唸るように長い鳴き声で威嚇しています。

発情期

発情期の猫の鳴き声は独特で、遠吠えのように「ニャオー」と大きな声で長く鳴き続けます。この長い鳴き声が、赤ちゃんの鳴き声のように聞こえることもあるようですね。

猫の発情(メス) cat in heat (Estrus)【動画】

男子猫の発情【動画】

発情期の鳴き声は独特で、いつもの「にゃーん」と可愛らしい鳴き声とは全然違いますね。まるで遠吠えのように「ギャー」という長い鳴き声を出します。

文字にすると伝わりにくいかもしれませんが、実際に愛猫の鳴き声をよく聞いてみると、その気持ちを見分ける事はそう難しくありません。

上記で紹介した動画以外にも、猫の色々な鳴き声をまとめた動画がユーチューブにたくさんアップされていますので、是非チェックしてみてくださいね♪

猫の鳴き声いろいろ【動画】

猫の鳴き声が長い時の見分け方

警戒している猫

猫の鳴き声が長い時、その気持ちをどのようにして見分ける事ができるのでしょうか。まずは、下記の2つをチェックしてみて下さい!

猫が警戒したり、怒ったりしている時は耳を後ろに倒し、「イカ耳」と呼ばれる状態になります。逆に、甘えたり、要求鳴きをしている時は、飼い主さんの方へ向かって耳をピンと立てている事が多いようです。

尻尾

驚いたり、威嚇したりしている時は尻尾をボッと膨らませたり、バタンバタンと大きく振ったりします。逆に甘えたり、要求鳴きをしている時は、尻尾をピンと立ててゆっくり振ります。

他にもヒゲや、仕草などをしっかり観察すると、何故鳴き声が長いか、分かりやすくなりますね。愛猫と長く暮らしていると、鳴き声で何を伝えたいのかが、少しずつ理解できるようになってきます。

ただし、子猫の場合は甘え鳴きも多く、どうして欲しいのか分からない…という事もあるかもしれませんが、焦らず、ゆっくり観察すれば次第に理解できるようになりますよ♪

猫の鳴き声が長い時の注意点

鳴く猫威嚇

猫の鳴き声が長い事が増えた、聞いた事がない鳴き方をするという場合は、何らかの病気が隠れている場合があります。

愛猫が、痛みや違和感、何らかの苦痛を飼い主さんに訴えるために長い鳴き声で執拗に鳴いているのかもしれません。

老猫の鳴き声が長い場合

特に、10歳以上のシニア猫の場合は、何らかの疾患や認知症を引き起こしている可能性が考えられますので、下記のような症状に注意しましょう。

  • 大きな声で鳴き続ける
  • 夜鳴きをする
  • 呼びかけに反応しない
  • 粗相が増えた
  • 食欲が異常に増えた、減った

上記の症状は、認知症の他に甲状腺機能亢進症でもよくみられる症状です。他にも、ストレスが原因で鳴き声が長い事も。異変を感じた場合は、なるべく早くかかりつけ医に相談しましょう。

まとめ

鳴く子猫

猫の鳴き声が長い時の気持ちについてご紹介しましたが、愛猫ちゃんに当てはまるものは見つかったでしょうか。

猫の長く鳴く鳴き声がうるさい!という飼い主さんも居ますが、猫が本来鳴き声でコミュニケーションを図るのは、母猫だけです。

また、外敵から身を守るためにあまり鳴き声を発しません。要求鳴きや、甘え鳴きは、愛猫が飼い主さんの側で安心して暮らすことができているからこその愛情表現なのです。是非、愛猫の鳴き声から気持ちを読み取ってあげて下さいね♪

投稿者

女性 ひなまま

我が家の猫たちの鳴き声が長い時は、やはりこちらの記事でも書かれている通り「欲求」の場合が多いです。特に朝や夕方、お腹が空いて「ニャーーーー!」と鳴き続けることも多く、その時は大体足元にすり寄ってきてコチラをつぶらな瞳で見つめてきます(笑)

そして、我が家は多頭飼育なので猫同士のケンカもしょっちゅうですが、確かに長く鳴いています。詳しく言うと、鳴いているというよりは、唸り声の延長のような感じで鳴いています。

いずれにせよ猫が何もないときに長くなくという場合、痴呆症やどこかに痛みを感じているなど、普通ではない状態かもしれないので、異変に気が付いたらすぐに動物病院へかけつけることが大切ですね。
投稿者

40代 女性 かな

我が家の猫ちゃんたちは、あまり喧嘩をしないのですが、発情時期に外猫ちゃんがぎゃーおーと長く鳴いて喧嘩をよくしています。
怖いくらいに激しく戦っています。
よく、鉢植えが倒れていたりして、驚きますし、勇ましいなと思います。
我が家の雄猫ちゃんはそこまでの男気はないみたいです。
投稿者

40代 女性 しまこ

我が家の猫ちゃん(男の子)も昔は、発情期にニャーオと長く鳴いていました。
声も大きくて驚きましたが、発情期だとわかりそっとしておきました。あとは、機嫌が悪いときに私が出かける用意をしているとさらに、機嫌が悪くなり、ニャーゴといって走り回って怒ります。5分くらいで落ち着くのですが、発情期には毎回なので、困りました。
いまは、高齢になり静かに生活をしています。
穏やかな性格にかわって安心しています。
猫ちゃんは案外、大きな声でニャーゴと長く鳴くときがあり驚きます。

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