1. 飼い主さんの注目を引きたい
飼い主さんの注目を引きたいがために、悲しげな声を出しているのかも。以前に同じような鳴き声をあげているときに構いませんでしたか?それを猫が覚えていて、構ってほしくて悲しそうにしていることが考えられます。
意外と策士なので、気をつけましょう。一度味をしめてしまうと同じことを何度も繰り返すことがあります。もし「またやってる」と思ったら、思い切って無視してみましょう。鳴き声がストップするかもしれません。
2. 何かをどかしてほしかった
置いてある何かが邪魔でどかしてほしい、ドアを開けてほしいなどの要求があって、悲しげな声を出す場合があります。「通れない〜」「入れない〜」と訴えているのでしょう。
そんなに悲しげに鳴かなくても、と思いますが猫にとっては一大事なのです。でもたまに「わざわざどかさなくても通れるよね?」というケースもあるよう。甘えた猫の飼い主さんに頼った行動なのでしょう。
3. お腹が空いた
お腹が空きすぎて悲しげな声を出すことも。確かに空腹は重大な問題です。猫が3日間ほど何も口にしないと脂肪肝という病気になってしまう可能性がありますので。
もしかすると悲しげな声で鳴くと、すぐ飼い主さんが反応してくれると思っているのかもしれません。そういうことを猫は良く学んでいます。こと食べ物のことになると、より真剣です。
4. 半分演技
猫も演技をすることがあります。飼い主さんを翻弄したくて半分演技で悲しげにしている場合が。騙されないようにしなければいけません。でも可愛い猫に翻弄されるのなら、悪い気はしないかもしれませんが。
きっと構ってほしいのでしょう。悲しげにすれば飼い主さんが何事かと心配してきてくれると思っているのです。可愛いおねだりの仕方、許してあげましょう。
5. 飼い主さんの反応が楽しい
悲しげに鳴くと飼い主さんがすっ飛んできてくれる、心配してくれる、そんな反応が楽しくなってしまったということも。少し離れた場所でも来てくれるなら、誰もいない部屋で鳴くこともあるでしょう。
完全に飼い主さんが翻弄されている状態です。このまま猫の言いなりになるか、それとも無視を決め込んで反応を楽しむのをやめてもらうのか、2つに1つです。
まとめ
今日のねこちゃんより:しらす♂ / 1歳 / アメリカンショートヘア / 4.1kg
たまたま悲しそうな声で鳴いたら、飼い主さんが猫にとって嬉しい反応をしてくれた。こんなことをしっかりと覚えていて繰り返す場合があります。猫がどんな気持ちで悲しげに鳴いているのかを判断しましょう。多くの場合、本当に悲しいわけではなさそうですが…。猫に翻弄されるのも、猫と暮らす楽しみの1つです!