猫がよく鳴く理由
猫は体のいろいろな部分を使い気持ちを表しますが、猫が鳴くのもその中のひとつです。猫がよく鳴く原因は様々ですが、主に
- 体調不良
- 構ってほしい、もしくは何かを訴えている
- 発情期
この3つが挙げられます。そしてこれらの場合はすべて鳴き声も違ってきます。
猫がよく鳴く時の意味
猫がよく鳴く場合、何かの訴えな事が多いようですが、それぞれで鳴き方が違ってきます。また、その他に見られる症状や行動から猫の気持ちを読み取る事が出来ます。
体調不良
体調不良の際は、大きな声で苦しそうに鳴くのが特徴。声がかすれてしまう場合も。そして、鳴き方以外にも食欲の低下、下痢や嘔吐等も見られる事が多く比較的気が付きやすいかと思います。
構ってほしい、もしくは何かを訴えている
構ってほしい、もしくは何かを訴えている等の要求を表す時は、「ニャー」「ニャオー」「ニャン」等と鳴きます。これは餌をほしがる時にもよく聞く鳴き声で耳にする事が最も多いのではないのでしょうか。
また、遊んでほしい時や構ってほしい時、甘えたい時には飼い主の足元に来てスリスリしてきます。さらに目の前でお腹を出して、転がりながら泣き続ける事もあります。
発情期
発情期を迎えている猫の場合、「ナァーオ」「アォーン」等、いつもと明らかに違った大きな声で鳴き続けながら、体をあちこちに擦り付け上半身は床につけます。そして下半身をあげるような仕草を見せるのが一般的です。
猫がよく鳴く時の対処法
体調不良の際は飼い主さんが早期に気が付いてあげて、すぐに病院へ受診する必要がありますが、その他の要求や発情期の時は、鳴き止ませる事が出来る場合があります。
構ってほしい、甘えたいと猫が考えている時は、猫じゃらしやネズミのおもちゃ等を使って10分程度遊んであげましょう。猫がよく鳴く時間帯が夜中なら、寝る直前に猫が疲れるまで遊んであげると、夜泣きは収まる場合があります。
発情期の際は鳴きやませる事が難しい為、マタタビやオモチャ、大好きなオヤツ等で釣って気を紛らわせてあげるしかありません。どうしても鳴き声がうるさく、困ってしまうという場合は避妊去勢手術を受けるのが1番良いでしょう。
まとめ
猫がよく鳴くのには理由があり、その理由によって対処法も異なってきます。猫がよく鳴くことにより、「あそこのおうちの猫がうるさい」なんてご近所さんに言われてしまうと、飼い主さんも肩身の狭い思いをする事になりますし、なんと言っても可愛い愛猫の事を悪く言われて悲しい思いをしますよね。
そうならない為に猫がよく鳴く理由を知り、それぞれにあった正しい対策方法で対処するのが1番だと言えます。