4つの耳を持った子猫
床下から子猫を救出
オーストラリア、メルボルン郊外の民家の床下で子猫たちの鳴き声が響き渡っていました。
その家の住人が床下から2匹の子猫を助け出しました。
救出された子猫たちは、2匹ともビクトリア州にあるジーロング動物福祉協会 (GAWS)に連れて行かれました。
手術
今回救出された子猫のうち1匹は、右目に酷い感染症を患っていました。
残念ながらひどく目が傷ついてしまっており、視力の回復は見込めなかったため、右目の摘出手術が行われました。
手術は無事終了し、GAWSのスタッフのジョージさんは、手術したばかりの子猫が落ち着いて過ごせるようにと、自宅に連れて帰りました。
子猫の術後のルックスから、『フランケンシュタイン』を連想したジョージさんは、この子猫に「リトル・フランキー」と名付けました。
4つの耳
フランキーには、なんと耳が4つもありました。
これは生まれつきのもので、遺伝子異常だと思われます。
2つの通常サイズの耳は正常ですが、その前にある小さな2つの耳は全く機能していませんでした。しかし、体に支障を起こすものではないそうです。
特別な感情
ジョージさんは、昨年だけでも80匹もの猫たちのお世話をしてきたベテランでした。
そのジョージさんが、フランキーを自宅に連れて帰って、わずか数時間後に、自分の中で特別な感情が芽生えてきていることに気が付きました。
「こんなことは初めてなんです!私はこの子をもう手放せないと強く感じてしまいました。それでこの子の里親になる決意をしました。」とジョージアさんは語っています。
ジョージアさんは、これまでGAWSのスタッフとして、たくさんの猫たちのお世話をしてきましたが、こんな特別の感情を抱いたのは初めてだったそうです。
歯
更にフランキーは、歯にもトラブルを抱えていました。その歯はフランキーの歯茎を突き破って成長していたため、今後その歯を抜歯する手術もしなければならないとのことでした。
サポート
フランキーの医療費は、GAWSがサポートしていくそうです。フランキーにはGAWSのサポートがあるため、必要な医療は心配なく今後も受けられるそうです。
メディア
4つの耳を持ったフランキーのことは、様々なメディアが取り上げています。
https://www.thedodo.com/close-to-home/cat-with-four-ears-frankenkitten-australia
https://animalchannel.co/frankie_frankenkitten_4_ears/
最高の家族
フランキーを特に可愛がっているのは、ジョージさんの息子さんだそうです。
最後に
片目は失ってしまったけど、とても良い里親さんに巡り合えたフランキーは、強運の持ち主なのではないでしょうか。幸せになってほしいですね!
フランキーは、インスタグラムのアカントを持っています。
現時点で、フォロワーは6千人を超えています。
可愛いフランキーをあなたもフォローして、彼の成長を見守ってみませんか?
https://www.instagram.com/frank_n_kitten/