1. しつけをして噛まないようにする
これはしつけによって,、猫にケーブルやコードを噛まないようにするという方法です。この際に気をつけなくてはいけないのは、絶対に叩いたりするなどは「NG」だということです。このようなしつけ方をしてしまうと猫はストレスで余計に噛む癖がひどくなったり、飼い主との関係も悪化してしまいます。
音で
しつける方法の一つとしてはまず「大きな音」を出すというものがあります。猫は非常に大きな音が嫌いなのでコードを噛もうとしている時に嫌な音が出るとそれを学習し、やがて噛まなくなるという原理です。道具などを使わず自分の声で「コラッ」と強めの声で驚かせるというのもありです。
気をそらす
また、これとは逆にケーブル等を噛もうとしている猫を見つけたらおやつやおもちゃで誘導し、そこから離れたことを褒めたり、少量のおやつをあげたりして、噛まなければ良いことがあると学習させるという方法もあるようです。
ただ、猫のしつけは時間がかかり根気もいるものですから、家にコード類が多く、猫を安全な環境においておけないのであれば、もっと早急に対策できる方法が望ましいかもしれません。
2. ケーブル・コードに猫の嫌いなにおいを付ける
これは噛まれると困る部分に、猫の嫌いなにおいを付けておくという方法です。猫は特に柑橘系のにおいなどが苦手とされていますので、これらをケーブル・コード類に付けておくことで、噛む=嫌なにおいということを学習させます。
しかしながらこの方法については、嫌なにおいを体験してからケーブルやコードを噛まなくなったという猫もいる一方、においが2~3日して消えると、また噛むようになってしまう猫もいるようです。
そのため、一時的には効果がありますが、猫によっては長期的な対策として期待できないということもあるようなので注意しましょう。
3. ケーブル・コードカバー、配線カバーを使う
猫のしつけはなかなか難しいですし、危険なので一刻も早く対策したいと考えている場合は、コードや配線カバーをつけて猫が噛むことができないようにしましょう。
これらの安全対策用のカバー類は、安いものであれば100円ショップなどでも販売されていて、例えばPCの繋がる配線を上からカバーして猫に噛まれないようにしたり、コタツなどのコードをスリット状の部分から入れて守る、スパイラルチューブやコルゲートチューブなどと呼ばれるものがあるそうです。
ポイント
ちなみにこれらをカバーする際、実際に猫のケーブル・コード類の噛み癖に困っていた飼い主さん達によると、猫は細い形状のものが好きなのでケーブル類は何本かまとめてチューブに入れ、太くすると噛まれにくくなる。配線は浮いているとユラユラし猫が刺激されるので壁や床にしっかりと固定する。
スパイラルチューブなどもじゃばら状だと、隙間から噛んでしまう猫もいるので隙間のない物を選ぶなどの経験上からの注意点があるようでした。
また、猫によっては100円ショップの製品では強度が足りず、カバーごと噛み切ることもあるようなので、そういう場合は、ケーブルカバーを専門に扱っているお店の製品を検討する必要があるかもしれません。
4. マウスはワイヤレス、使わない時は抜いておく
猫はPCとマウスを繋ぐコードを噛み切ってしまうこともあるようです。もし猫の噛み癖に困っているならマウスはワイヤレスの物を使用した方が安全と言えるでしょう。
また、ちょっと面倒ではありますが、猫から目を離す時や留守にする時は使わないコードは極力抜いておくというのも有効でしょう。他にも噛まれて困るケーブル・コード類は、猫が開けられない引出しなどにしまっておきましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:Luke♂ / ベンガル / 4.2kg
いかがでしたか?多くの猫の飼い主さんがこのケーブルやコードを噛むという癖に悩まされているようです。この問題については今回ご紹介したものも含め、猫の飼い主さん達が様々な対策方法をネット上にアップしているようなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。