猫がコードを噛むと生じるリスク
原因が何であれ、コードの電線が露出するとこんなリスクがあります。
かじっているうちに感電する
場合によっては、舐めただけで感電死してしまいます。
人間や他のペットが感電する
感電のリスクは猫だけではありません。うっかり濡れた手で触ったり、子どもや他のペットが口にくわえる可能性があるからです。
火事の可能性が増える
電線が露出することでショートしやすくなり、火事の原因になります。
断線しやすくなる
電線が切れる(断線する)と家電が使えなくなります。
猫がコードを噛むときの対策法3つ
コードをかじられないためには、猫からコードを遠ざけ、コードで遊べなくするしかありません。
1. 目に触れないようにする
感電のリスクが特に高いのが、遊ぶのに手頃な携帯電話充電用ケーブルです。充電時は、猫の手の届かない場所に専用の場所を決めて充電するといいでしょう。
また、1日に数回しか使わないものは、使うたびに片付けてコンセントに挿しっぱなしにしないようにします。
2. カバーをする
テレビや録画機などは、カバーを付けると安心です。コードチューブのようにコードに巻き付けるものや挟み込むもの、床に這わせる配線カバーなど色々なタイプがあります。場所や用途によって使い分けるといいでしょう。
3. 別のおもちゃを与える
猫がコードをかじる理由の1つは、くねくねした形状が楽しいからです。ならば、もっと楽しいおもちゃを用意して、そちらで遊ぶクセをつけましょう。新しいおもちゃにひも状のおもちゃプをラスすれば、コードに興味を持たなくなるはずです。
また、コードをかじって怒られた経験がある猫は、飼い主さんの気を引くためにわざとコードで遊ぶことがあるようです。猫の興味をそぐためには怒るのではなく、無視するのが1番です。しかし、コンセントに挿したままでは危険ですので、できるだけコードを隠しおもちゃで気を紛らせるように仕向けましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:のん♂ / スコティッシュフォールド / 3.3kg
猫にコードをかじられた時のリスクは、家具が使えなくなるだけではありません。感電や火事など深刻な事故につながりかねません。コードをかじるくせのある猫と幸せに暮らすためには、とにかく猫にコードを見せないこと。そして、よく遊んで気を紛らわせてあげることです。