子猫の噛み癖を治すためには
子猫に噛み癖をつけさせないためには、とにかく、手で遊ばせないことです。最初が肝心です。初めから手で遊ばせる癖をつけてしまうと、子猫の噛み癖を飼い主さんがつけてしまったことになります。
手をかんだらおもちゃにすり替える
子猫は遊びがエスカレートして噛んでしまったりするので、手を噛んだらおもちゃにすり替えることです。動くネズミのおもちゃや、ねこじゃらしなど、おもちゃも進化して様々な種類のものがありますので、いろいろと試してみるのもいいかもしれません。
「噛んだら痛い」という事を子猫は知らない
子猫の時に親兄弟と離れて、「噛んだら痛い」「相手が怒る」という事を学んでこなかったのです。多頭飼いをすればいいのでしょうけど、それは現実的ではないので、それを教えてあげるのは飼い主さんしかいません。
子猫が噛んでも冷静に
子猫が手を噛んだら、悲鳴をあげたりしないで冷静になりましょう。大きい声ではなく、落ち着きのある強い調子で「ダメ!」「こらっ!」と、名前ではなく、短い言葉で子猫の目を見て毅然と言いましょう。子猫が噛み癖を直すまで、毅然と言い続けることです。
子猫を怖がらせては駄目
教える、しつける場合は子猫を怖がらせてはいけません。噛み癖を直すのに、怒鳴る、体罰(暴力)は決して、してはいけないことです。特に暴力は子猫との信頼関係を壊してしまうでしょう。一般的に緊張や不安、恐怖感が強い時、猫は凶暴性を見せるようです。それでは逆効果ですね。
子猫の噛み癖を無視で直す
子猫の噛み癖を直す効果的な方法は、「無視」です。子猫が噛んだら、遊びは終了して冷静に叱ります。怒りを伝える時は冷静に言葉少なめにする方が伝わるものです。
噛んだら遊んでくれないと思わせる
そして、子猫から離れて他の場所に行きます。子猫は遊ぶのが大好きなので、遊んでもらえないと辛いはずです。「噛むことは悪いことで、噛んだら遊んでもらえない。」と子猫に分かってもらえるまで続けます。
無視をした後構うのは時間を空ける
ご飯をあげたり、遊びを再開する時は20分以上時間を空けてみてください。子猫の噛み癖を直すには、根気よく続ける必要があります。飼い主さんは根負けしないようにしてください。
子猫の噛み癖を狩猟本能を満たす事で治す
構ってほしいと噛む事がある
子猫の噛み癖は、もっと遊んでほしい時や、かまってほしい時、ストレスを感じている時に出るようです。でも、飼い主さんも働いていて忙しいでしょうから、ずっと子猫の相手ができるような余裕がない時もありますよね。
一人で遊んでも楽しいおもちゃを用意する
子猫の噛み癖は狩猟本能からくるものですから、ひとり遊びで狩猟本能を満たすような環境にしてあげるのも、いいかと思います。ひとり遊びができるように、追いかけられるようなおもちゃ等を用意します。
一人遊びを覚えさせる
日中お留守番している子猫もひとり遊びができるようになれば、飼い主さんが帰ってきた時に興奮して、ガブッと噛むことが少なくなるかもしれません。子猫の噛み癖を直すのは、飼い主さんの腕にかかっていると思います。
その他の子猫の噛み癖対策
霧吹き
その他の子猫の噛み癖対策として、子猫が噛んだら霧吹きで水をシュッシュッと軽く顔にかけてびっくりさせます。「噛んだら嫌なことが起きた」と思わせることができたら成功です。
噛み癖ノン
トーラス 手足への噛みぐせを防ぐ! 噛みぐせノン
商品情報
・本体サイズ (幅X奥行X高さ) :7.5×4.3×18.5cm
・本体重量:145g
・内容量:100.0ml
それから子猫の噛み癖対策の専用グッズ「噛み癖ノン」という商品があります。それは、猫の嫌がるにおいをスプレーに詰めたものです。あらかじめ手足にスプレーしておくだけです。ただし、効き目には個体差があるようです。
子猫の噛み癖に関するまとめ
もともと、猫は肉食動物で狩猟本能というものがあります。それゆえ動くものを追いかけて、捕まえたら噛みつくという「狩りをする」衝動があるのです。通常は、母猫や兄弟猫たちとじゃれあったり、けんかをしたりして「この力で噛んだら怒られた」や、「兄弟に噛まれたら痛かった」など体験を通して親しい間での力加減を学んでいきます。
しかし、ペットショップの子猫は生まれて間もなく親元を離され、一匹だけで育つために、「狩りをする」衝動はあっても力加減がわかりません。ペットショップで育った子猫たちに噛み癖が多く見受けられるのは、そのような理由からなのでしょう。
例えば飼い主さんと遊んでいる時に、ふいに狩猟本能が刺激され、動くもの(手)を獲物だと思って捕まえて噛んでしまう、といったことです。子猫の時はあまり痛くないからと、好きなようにさせておくと後々後悔します。この時に叱らなければ、子猫の噛み癖は治らないのです。
また、それとは別の利用で噛む場合もあります。乳歯の生え変わりでかゆい時期があります(乳歯は生後1ヶ月で生えそろい、3ヶ月から6ヶ月で生え変わります)。子猫の噛み癖は、かゆいから噛んでしまうこともあるので、この時期に子猫が噛んでも良いおもちゃを用意しておくことが大切です。
子猫はとっても可愛いですよね。私も小さい頃は猫を飼っていました。でも、記憶には噛まれたことはないです。ただ、狩猟本能には驚きました。子猫の頃から、昆虫やカエルなど追いかけて遊んでいたように思います。大きくなってからは、鳩を取ろうとしてかなりの距離をジャンプしていました。そんな風に外を自由奔放に駆け回っていました。
今は、特に都会で猫を飼うとしたら、家からあまり出さないと思います。子猫の頃は活発で、歳と共に落ち着いてきますが、噛み癖が取れなかったら大変です。小動物を仕留める力は非常に強いので、甘噛みを通り越して本気で人間を噛んだらどれだけ痛いかと思います。いろいろな対策を試してみて噛み癖がなくなり、可愛い子猫との生活が楽しめるようになれたら良いですね。
40代 女性 さとね
すると、あまり噛まなくなり一歳半の頃には全く噛まなくなりました。初めは大変ですが、噛んでも怒ったりしないことがいちばんなので、こちらも我慢が必要です。自然に噛まなくなりますと躾もやりやすくなりますね。
20代 女性 すうちゃん