白黒のマーブル猫の「スクラッピー」さん
スクラッピーはイギリスのロンドンに住む18歳の老猫ですが、この猫ちゃんの特徴はなんといってもその珍しい毛色です。普通、猫は白と黒が模様にあってもある程度色が綺麗に分かれていることが多いのですが、このスクラッピーは白黒まだらで、まるで霜降りか、ごましおのようになっています。
飼い主のディビットさんによれば、スクラッピーはこの家にやってきた頃は普通の黒猫だったそうです。以下がスクラッピーのbeforeとafterの画像ですが、確かに黒猫ですね。
それが徐々に白い斑点が毛色に表われはじめ、やがて全身がまだら模様になったそうです。
白黒まだらになったのは白斑が要因?
スクラッピーが白黒になったのはおそらくは尋常性白斑というものが要因ではないかとされています。これは皮膚のメラノサイトという色素細胞がなんらかの原因で原因、消失する病気で、そのために皮膚の一部が白く抜けたようになるものです。
有名な歌手のマイケルジャクソンさんもこの病気であったとされています。また、モデルのウィニーロウさんという方もこの尋常性白斑ですがそのことをコンプレックスではなく自身の魅力として仕事をされています。
しかしスクラッピーの場合は猫なので自分の毛色を気にすることはないのです。ちなみに猫の毛色は皮膚と関連しているそうでそのことに応じてスクラッピーはまだら模様になったようです。
猫の尋常性白斑は人間よりもずっと起きにくく珍しいということです。ちなみに日光に弱くなるという点はあるものの、その他の傷みや健康上の問題はこの病気にはないそうです。
そんなスクラッピーはSNSでもかっこいい!と評判になり世界中の人に知られるようになりました。
自宅の同居人である犬や猫ともとても仲良しです。
スクラッピーはとても珍しい模様ですが、性格はとても穏やかな猫ちゃんのようです。
まとめ
いかがでしたか?スクラッピーの模様は珍しいですが、とても美しいまだら模様ですね。スクラッピーは18歳の御長寿猫ですが、これからもたくさん長生きしてその素敵な姿を世界の人に見せてほしいですね。