猫のお留守番は何日なら大丈夫?準備しておく6つの事

猫のお留守番は何日なら大丈夫?準備しておく6つの事

「どうしても愛猫を家に残して、何日間か遠出しないといけない」といった状況になった時、何日までなら留守番させることができるのか、具体的にどのような準備をすべきなのか、この記事で詳しく紹介していきます。できるだけ快適に、そして安全に猫が留守番できるように注意しながら準備を進めましょう。

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猫のお留守番 何日なら大丈夫?

外の景色を眺める猫

日頃は愛猫と一緒に家で過ごすことが多い人でも、急な遠出や旅行などの計画が入った場合、愛猫をどこで過ごさせるか決める必要があります。

環境の変化に慣れている猫を飼っている場合、一緒にお出かけ先へ連れて行ったり、ペットホテルに預けたりする飼い主さんもいますが、基本的に猫は環境の変化を嫌う生き物です。

そのため、猫のストレスが一番低い「家でお留守番をさせておく」という方法をとることもあるでしょう。

しかし、何日でも留守番させておけるというわけではありません。事前準備をしっかり行っておけば、猫は2泊3日程度の外出には耐えられます。中には1週間ほどお留守番をさせた、という飼い主さんもいます。

ただし、あまり長期間の外出になると、万が一のアクシデント(給餌器やエアコンが壊れた等)が起きた時に猫の命に関わってくるため、できるだけ早く帰ってくるのが好ましいです。
何日も家を空けるようであれば安全面を考慮して、家族や知人、ペットホテルなどに猫を預けることをおすすめします。

猫のお留守番 準備しておく事

窓の外を見つめる猫

猫に何日間か留守番をさせておく場合は事前の準備が必要になってきます。具体的にどのような準備が必要か、ひとつずつ解説していきます。

トイレの数を増やしておく

猫のトイレ

猫用トイレの掃除はできるだけこまめに行うのが好ましいですが、何日間か家を空ける場合は掃除ができません。そのため、留守番中に猫が汚れの少ないトイレでなるべく排泄できるように、猫用トイレを複数個設置しておきましょう。

留守番中ではいつも使用しているトイレに加えて、予備のトイレを2個程度設置しておくことをおすすめします。

自動給餌器をセットしておく

ご飯を食べる猫

自動給餌器とはタイマーをセットしておき、時間になったら自動で決まった量の餌が出てくる機械のことです。ペットショップやホームセンター、通販サイトなどで購入することができます。

何日間か猫に留守番をさせる場合は、自動給餌器を用意しておき、留守の期間中きちんと餌が食べられるようにセットしておきましょう。

お水をセットしておく

水を前にする猫

何日間か家を空ける場合、留守番中は餌と同じくお水も用意しておく必要があります。
自動給餌器と同じく、自動で給水できる機械がペットショップやホームセンター、通販サイトなどで購入できるため、事前に用意してセットしておくのが好ましいです。

ちなみに水を入れただけのお皿を複数個設置しておくという方法もありますが、万が一、猫が留守番中にお水のお皿を全て倒した場合、脱水症状を起こす可能性があるため、あまりおすすめしません。

快適な室内温度になるように設定しておく

エアコンに乗る猫

何日間か猫に留守番をさせる場合は、室内温度の設定も必要です。
特に夏や冬にエアコンをつけずに出かけるのは、猫の体調に大きな変化を与える危険性があります。必ずエアコンをつけて快適な室内温度に設定した上で、家を空けるようにしましょう。

危険なものは全て猫の手が届かない場所へ

電気製品の上に乗る猫

留守番中は、先の尖ったもの(文房具やキッチン用具など)や、高い場所に置いてある重たいもの、猫が誤飲しそうな小さいもの、猫のからだに纏わりつきそうなもの(紐やビニール袋など)は、猫の手が触れない場所に保管しておきましょう。

何日間か家を空けているうちに、猫が危険な目に遭っても、すぐに助けてあげられる人はいません。そのため、留守中は安全第一で室内環境を整えてください。

戸締まりや火の元はしっかりと確認する

ドアから出ようとする猫

窓やドアといった戸締りはしっかりと確認しましょう。
何日間か家を空けている間に、猫が脱走したら大変です。そのような事態に陥らないよう、留守番させる直前に戸締まりができているかどうか、複数回チェックすることをおすすめします。

また万が一火事が起こったら猫は逃げる場所がありません。そのため、火の元の確認も厳重に行いましょう。そして留守番中の火事を防ぐために、必要最低限のコンセント以外は抜いておくことをおすすめします。

まとめ

ドアの前で待っている猫

猫のお留守番は何日間でもできるというわけではありません。
どんなに安全面を考慮して準備したとしても100%安心というわけではないため、できるだけ早く帰ってきてあげられるようにしましょう。

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