住宅用建材の大手DAIKENが「ねこ目線の家作り」を提案

猫と暮らすためのグッズなどたくさんの商品がありますが、最近では猫を飼う前提で家を建てる、賃貸する人が増えています。世の中の猫ブームによって、大建工業ではニーズにこたえる形で猫と暮らすために必要な部材を開発しています。

猫の好き!を知ること

猫の好きを知る

大建工業のペットと暮らす家【ねこ編】では、猫の好きを知ることを提案。
猫の習性として

  • 高い場所が好きである
  • 狭いところが好きである
  • 好奇心旺盛で探索が好きである

という、3種類の特性を知ることから商品提案がはじまります。

外で飼っている猫であれば、塀を渡り歩いたり、家の横の隙間をスルスルと歩くイメージがあると思います。ただし室内飼いとなれば当然家の中にはそんな場所はありません。

家の中にキャットタワーなどを設置する工夫もありますが、置き場所に困るなど問題も出てきます。壁に直接取り付けることができるなど「なるほど!」と思える商品がたくさんあります。

猫の習性による悩み解消

ねこルートとねこボックス

猫のための住宅用部材を扱う会社では猫様のための商品が多い中、防音性の高い床材の開発もしています。

高いところから降りたときの騒音防止や、吐き戻しなどに対応できるように防水性に優れていて傷んだ部分や汚れた部分だけを水洗いできるようなタイルカーペットを販売。飼い主さんにもペットにも優しい商品を扱っています。

猫の飼い主の悩みにこたえる商品提案

ねこ用カウンター

ネコと人が幸せに暮らす家を目指して、ネコを飼っていることで起きる問題なども提起しています。

例えば、猫の室内飼いが増え、運動不足による肥満が増加。その肥満解消にはキャットウォークを提案。運動不足を解消して健康で幸せな暮らしを、という開発側の想いが伝わってきます。

また爪とぎしてしまう猫に困っている方には、傷がつきにくい腰壁タイプを提案。壁紙が爪とぎでボロボロ~と困ったことは放置せずに、猫と人がストレスなく共存できるように提案をしてくれます。

猫と人の幸せについて

木のキャットハウスでくつろぐ猫

猫と犬を飼うのでは、飼い方に大きな差があります。とにかく猫は高いところが好きな習性から、室内にあえてそういった空間がないと飽きてストレスを感じたり運動不足になりうることから、続々と猫と住む家についての提案がおこなわれています。

外飼いから室内飼いの概念にシフトしていくことは、野良猫の問題や猫の殺処分の問題解消に必要なことだと思うので、このように商品開発する企業が増えることに今後も期待していきたいです。

 

《参考サイト》
https://www.daiken.jp/product/contents/pet/cat.html