保護シェルターで起きた大火災でかろうじて生き延びた保護猫
2021年9月15日、フロリダの動物福祉団体「Pet Alliance of Greater Orlando」のシェルターが全焼した火災で重傷を負った保護猫のミラクルが、現在徐々に回復に向かっています。
この大火災でミラクルは重度の気道熱傷を負いました。
同火災では17匹の猫が死亡し、動物71匹が救出されました。救出された動物は4頭を除きすべて新たな飼い主に引き取られたそうです。
ミラクルは、火災の翌朝に建物の中から救出された数匹の中の1匹でした。
その後、経過観察のため2カ月間ミラクルを預かり面倒を見たのは動物看護士のステイシー・シエスタさんです。
シエスタさんによると、「最初の数日間、ミラクルは痛みで呼吸をするのも辛そうだった」とのことで、サンフォードにある「Pet Alliance」のクリニックで何度も酸素治療を受けたそうです。
里親の元でゆっくりと回復に向かうミラクル
そして2021年11月、今度はオレンジ郡に住むマリアン・ロードハメルさんが一時的な里親としてミラクルを引き取ることになりました。
マリアンさんによると、ミラクルは可愛く楽しい猫で頭突きをしたりお腹を撫でられたりするのが大好きとのこと。
ミラクルは避妊手術を受けられるくらいに回復するまでマリアンさんの元で療養し、その後新たな飼い主を探すことになります。
大変な怪我を負ったものの奇跡的に生き延びたミラクル。早く元気になって素敵な飼い主さんの元へ引き取られるとよいですね。