猫がご飯をすぐ食べない3つの理由
いつものご飯の時間になって猫にご飯を与えた時に、お腹が空いているハズの猫がご飯をすぐに食べてくれないという場合は、大きくわけると3つの理由が考えられます。
ご飯の味が気に食わない
猫のご飯を変えたばかりの場合は”新しいご飯が気に食わない”ケースが多いのですが、ご飯の種類を変えていないのに猫がご飯をすぐに食べてくれなくなってしまった、という場合は、”ご飯の味に飽きてしまった”ということが考えられます。
もしもご飯を変えた後に食いつきが悪くなったと感じた場合は、ご飯を元に戻してみましょう。ご飯の種類を変えていないのになかなかご飯を食べなくなってしまったという場合は、”ご飯の味に飽きてしまった”というケースが多いと言われています。
猫はもともと狩りをして鳥や虫などを捕食することから、ずっと同じ味のご飯では飽きてしまうとのことです。
体調が悪い
猫がご飯をすぐに食べなくなってしまった場合は猫の体調不良も考えられます。「何となく体調が悪いな」という場合から、実は「胃や食道などが炎症を起こしていたり腫瘍があったりする」場合まで様々です。
猫がご飯をなかなか食べない場合には、口内炎や歯茎の腫れ、歯肉炎、悪化していれば歯周病などのケースも考えられます。猫がご飯を食べづらそうにしている場合には口内の病気を疑いましょう。猫が口内の病気の場合、ご飯を口からボロボロ落とす、食欲がなくなる、などの症状も同時に見られる場合が多いです。
ご飯の入れ物が汚い
猫はもともときれい好きで知られています。ご飯を食べたくない・食べれないのではなくご飯の入れ物が汚れているから食べたくない!という場合もあります。猫のご飯の入れ物は常に清潔を保つようにしましょう。
また猫のご飯の入れ物が汚れている場合は、猫の顎ニキビの原因になってしまうことも多いことで知られています。顎ニキビになってしまうと猫が掻きむしってしまい、血が出てしまうなんてことも珍しくはありません。
重症の場合には動物病院へ行き治療が必要になりますので、顎ニキビを防ぐためにも、猫のご飯の入れ物は綺麗にしておくべきだと言えます。
猫がご飯をすぐ食べない時の対処法
猫がご飯をすぐに食べない場合は、
- ご飯の種類を変えてみる
- 口の中を見てみる
- ご飯の入れ物を洗う、別の物にする
などの対処法が必要になります。
猫がご飯をすぐに食べない場合、思い当たる節はないかどうか・ほかに気になる症状がないかどうか、などを確認しておくことをオススメします。「猫はマイペースで気まぐれだから」と思い、放置していて悪化してしまうケースも少なくはありません。
思いがけない病気になってしまっている可能性も十分に考えられますので、猫がご飯を食べないことが数日続くようであれば、すぐに動物病院へ行き、病気の早期発見、早期治療が出来るように心がけましょう。
まとめ
今回は猫がご飯をすぐに食べない理由についていくつかご紹介させていただきました。猫がご飯をすぐに食べなくなったとはいっても、ご飯に問題がある場合・猫の体調によるもの・入れ物が汚れているなど、理由は様々です。
猫がすぐにご飯を食べなくなってしまった場合、考えられる原因はここで紹介したものだけではありません。猫のおかしな症状なども見逃さないように注意しておきましょう。気になることは獣医師へ相談することで、猫がご飯を食べない原因の早期発見につながります。