猫はなぜ天気予報が好きなの?
まずはこちらの動画をご覧ください。
天気予報が流れているテレビに向かって必死に攻撃をする猫。この猫のように天気予報が流れると夢中になってしまう猫が、全国に沢山いるのはご存知ですか?
いったい猫たちにとって何がこんなにひきつけられるのかと観察していると...どうやら気象予報士の持っている棒に反応しているようです。
こちらの猫は激しすぎます。テレビがいつか倒れてしまうのではないかと心配になるほど必死に攻撃していますね。
こちらの猫は天気予報の天気マークが切り替わるのにも反応しています。どうやら赤色が気になるみたいです。猫の目は色をあまり見分けることができません。赤は特に見えづらいようですがなぜ晴れマークに反応するのでしょうか。
ちなみに猫たちは、台風や大雨の予報をしているときのほうが激しく反応をするようです。なぜかというと気象予報士の持つ棒が台風などのほうが、グルグルとせわしなく動くからです。
猫にはテレビ画面が見えているの?
猫が天気予報を好きな理由は指差し棒の動きが猫じゃらしに見えているためなのですが、ここで一つの疑問が。
猫にテレビ画面がそんなにハッキリ見えているのかということです。もちろん、テレビ画面の天気予報に反応をするということは見えているのでしょう。しかし、その見え方は私たち人間と同じなのでしょうか?
ということで調べてみると、猫と人間ではテレビの見え方が異なるようです。まずテレビとは1秒間に30枚の静止画を並べることで、1秒間に10枚ほどしか静止画を認識できない人間の目に滑らかな動画として認識できるようにされるようにされています。
しかし猫は人間よりも動体視力が優れていて、1秒間に40枚もの静止画を認識できるのです。つまり猫にとってテレビとは動画のように見えているのではなく、少しずつ変化する絵のように見えているようです。
これでは、猫がテレビを見ていても興味を示さない理由がよくわかりますよね。そんな猫にとって天気予報の棒も少しずつ動くように見えているんでしょうね。
その少しずつ動く天気の棒が猫じゃらしをゆっくりと動かしてくれているように見えて、とっても楽しく見えてしまうのかもしれませんね。
まとめ
猫が天気予報に過剰反応するのは、お天気お姉さん(お兄さん)が持つあの棒に反応をしていたんですね。確かにせわしなく動く棒の動きはやはり魅力的に見えてしまいますよね。
もしかしたら、あの棒の動きを真似して猫じゃらしを振れば愛猫はいつも以上に反応してくれるかも知れません。ぜひお天気お姉さんの棒さばきを参考にしてみてはいかがでしょうか。