猫の具合が悪いときの眠り方とは?
猫の具合が悪いときは、こんな眠り方をします。
1.ずっと寝ている
睡眠時間がいつもより長いときは、具合が悪いのかも。猫がずっと寝ていてなかなか起きてこない、ご飯を食べずに寝ているなどのときは動物病院を受診しましょう。
早め早めの対応が猫を救うことにつながります。何かいつもと違うということがあれば、念のため受診しておくと安心です。
2.呼吸がおかしい
呼吸がおかしいときも、具合が悪い可能性が。呼吸が早い、突然大きなイビキをかくようになった、雑音が混じるなどの症状が出たら病気を疑いましょう。
たまに「ピーピー」程度の小さなイビキをかくことがありますが、その程度でしたら異常ではありません。普段の睡眠時の呼吸様式、1分間の呼吸数を覚えておくことが大切です。猫も寝言を言うときがあるので聞いていると面白いです。
3.うずくまって眠っている
猫がうずくまって眠っているときは、ケガなどによる痛みを庇っていることが疑われます。また、呼吸が荒かったり発熱していたりと、他の症状が現れることもあるので注意して見ておきましょう。ケガがないか、確認してあげることが重要になってきます。
4.不眠
逆に猫がなかなか寝ない病気もあります。可能性があるのが「甲状腺機能亢進症」です。高齢の猫に多い病気で、特徴として活動性が増し食欲も増進する一方で急激な体重減少がみられることが多いです。
寝ていないのに元気があり、モリモリ食べるようになったら、早急に動物病院へ連れて行きましょう。
5.昼間寝て夜に鳴き叫ぶ
認知症になると、昼間はずっと寝て、夜起きて大きな声で鳴き叫ぶことがあります。こうなる前に、粗相が増えたということがあれば、認知症の可能性が高いです。また、腎不全を併発している場合もあるので疑わしい場合は動物病院を受診しましょう。
家の中だけの暮らしは身の危険は少ないですがその分、刺激も少ないです。日頃から適度な運動をさせ、程よい刺激を与えることが認知症予防になります。
猫が認知症になると介護が必要となり、介護疲れをしてしまう飼い主さんもいます。
猫の寿命が伸びている中、仕方ない部分もありますが、できる限り予防に努めるのがお互いのためではないでしょうか?
6.よだれを垂らす
猫が起きているときに関わらず、寝ているときにもよだれを垂らしていたら、何かしらの異常があると思って良いでしょう。口内炎や猫カゼなどの炎症に起因するもの、神経障害、熱中症などの可能性があります。
特に熱中症の場合は命に関わりますので、猫の体を冷やす応急処置をして動物病院を受診しましょう。
7.睡眠中の痙攣
猫がてんかんや神経疾患に罹患している場合、寝ているときに痙攣を起こすことがあります。また事故で頭を強く打ったときにも、長く痙攣することがあります。口から泡を吹く場合も。
ほんの数秒、ピクピクと痙攣するのは、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠が入れ替わるときに起こる現象で、特に心配することはありません。
白目をむくこともあるので、結構迫力のあるホラー顔になります。子供に見せるのはちょっと気が引けることもありますね。しかし、5分を超える痙攣や痙攣発作が重なって起きる重積発作が起きると命に関わってくるのでてんかん持ちの猫はお家でも投与できる坐薬タイプの鎮静剤を常備しておきたいですね。
まとめ
いつもの猫の眠り方をしっかりとチェックしておき、1分間の呼吸数も計っておくと、異常があるときに判断しやすくなります。
猫の具合が悪いのを見つけられるのは飼い主さんしかいません。早期発見をして、猫の身を守ってあげてください。
50代以上 女性 匿名
引き寄せたり顔を持ち上げながら
呼吸をします上半身が動きます
肺には問題がなく気になります
原因は何でしょう こちらを
向いて横になって寝ている時に
気づきました