Lリジンとは?
猫のLリジンは、名前は聞いたことがあっても具体的に「どのようなためのものなのか」などまでは、知らない方も多くいらっしゃると思います。
そこでここではLリジンとはどのようなためのものなのかについてご紹介させていただきます。
Lリジンとは、人間にも猫にも必須アミノ酸の中の種類で、食物として摂取する必要があります。猫のLリジンとは、
- 病気予防のため
- 栄養補給のため
に使われています。
キャットフードだけでは栄養摂取ができない猫や、病気がちな猫には推奨されているのが、「Lリジン」です。アメリカでは多く販売されており、猫の健康維持の役割として、日頃から愛用されています。
Lリジンの猫への効果
Lリジンを使うことで、日頃から猫の健康維持ができるのであれば、是非活用をしたいですよね。しかし、具体的にどのような効果がLリジンにはあるのでしょうか。
ここでは、Lリジンの猫への効果についてご紹介させていただきます。
猫ヘルペスの予防になる
Lリジンの猫への効果として、「猫ヘルペスの予防になる」というものがあります。
猫ヘルペスに猫がなってしまうと、
- くしゃみ
- 目の充血
- 涙目になる
- よだれがでる
- 鼻水
などといった風邪のような症状が出ます。
しかし、猫のために日頃からLリジンを摂取していると、「細胞を強くする」働きがあります。ですので、猫にLリジンを摂取させ、細胞を強化させると猫風邪や鼻炎、ウイルスの感染も予防する効果があります。
口内炎の予防ができる
Lリジンの猫への効果として、「口内炎の予防ができる」というものがあります。猫は高齢になればなるほど免疫も下がりやすく、水を飲む量も減るので、「菌やウイルス」が繁殖しやすくなってしまいます。
しかし、猫にLリジンを摂取させていると、「免疫を強くする」効果があります。すると、口の中の歯茎がしっかりとしてくれるので、疾患や病気を予防することができます。
Lリジンを猫に与える方法
Lリジンをいざ購入しても、猫にどのように与えるべきなのか悩んでしまうこともありますよね。そこでここでは、Lリジンを猫に与える方法についてご紹介させていただきます。
猫に与えるLリジンの量
猫にLリジンを与える量は猫の、
- 病状
- 体重
などによってそれぞれ異なります。
おおよそとしては、1日に250mg~500mgだと言われていますが、まずは医師に相談をしてみてください。そして、Lリジン本体には体重別の適量が記載されていますので参考にしてみてください。
猫にLリジンの与え方
猫にLリジンを与える方法は様々ですが、一番おすすめなのは「キャットフードに混ぜる」ことです。キャットフードに混ぜれば、味も感じずにしっかりと摂取してくれますのでおすすめです。
猫に与えるLリジンの副作用
猫に与えるLリジンには、病気予防になるなどのメリットがありますが、副作用もあります。
副作用としては、
- かゆみ
- 嘔吐
- 下痢
- 貧血
- 胃痛
などを引き起こしてしまうことがまれにあります。
また、必ずしも予防ができるわけではなく、効果がない場合もあるようです。
猫に与えるLリジンの注意点
それは、人間用のLリジンを与えてはいけないということです。人間用のLリジンには、猫用とは異なる成分も含まれているので猫にとって悪影響です。
特にプロピレングリコールが含まれていると、猫は貧血などになってしまいますので必ず、猫用のLリジンを使用するようにしてください。
猫におすすめLリジン商品
猫のためのLリジンにも、たくさんの商品があるのでどれにしようか悩んでしまいますよね。
そこでここでは、猫におすすめのLリジン商品についてご紹介させていただきます。
青瀛堂(せいえいどう)
こちらは、青瀛堂(せいえいどう)の販売するLリジン(猫用)です。猫が食べやすいように極細粉末タイプになっており、計量スプーンもついています。内容量は50gでお値段は2,700円です。
猫用の高純度のLリジンが99%以上も含まれており、猫にも安心して摂取させてあげることができます。動物病院が苦手な猫や、口内炎、くしゃみや鼻水などの症状がある猫におすすめです。キャットフードなどに混ぜて使ってあげてください。
猫用Lリジン
こちらは、ペットネイチャシリーズの販売する猫用のLリジンです。お値段は1,980円です。大切な家族を守るために、猫にLリジンを摂取させることは推奨されています。
免疫の低い高齢の猫、病気になりやすい体質の猫にはこのLリジンがおすすめです。猫の健康をサポートする役割として取り入れてみてください。計量スプーンが付属されているので、医師と相談の上で適量を与えてくださいね。
まとめ
猫にとってLリジンは必須アミノ酸です。
Lリジンを摂取すれば、
- 栄養補給
- 病気予防
などの効果があります。
特に、免疫を強くしたり細胞を強くしたりする働きがあるので、高齢の猫にもおすすめです。口内炎や鼻炎などに活用してみてくださいね。