蜂に刺された猫はどうなるの?その時の対処法とは

蜂に刺された猫はどうなるの?その時の対処法とは

猫が蜂に勝負を挑み、しつこく追いかけまわすことは良くある話ですが、一発で仕留めることが出来ずに運悪く蜂に刺された猫は、どうなってしまうのでしょうか?今回は蜂に刺された猫の対処法について詳しくご紹介します!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

蜂に刺された猫を襲う悲劇

花と蜂

蜂の活動期間は春から秋にかけてだと言われていますが、完全室内飼いの猫ちゃんだから安心!というわけではありません。

玄関のドアを通じて蜂が家の中に入り込んでしまう、洗濯物を取り込もうとしてベランダのドアから入ってくる、空気の入替えをした時に窓から入り込む等、蜂が家の中に入ってきてしまう可能性は十分にあるのです。

ブンブンと大きな音を立て飛び回る蜂に、もちろん猫は興味津々。

  • 蜂を捕まえようとして前足や肉球を刺される
  • 蜂に顔を近づけ鼻や口回りを刺される

等、蜂に刺されたことで顔を大きく腫らすことになってしまった猫が多くいます。また、稀な例だと食べようと試みて喉を刺された、という事例もありますので注意が必要です。

猫を刺したのがミツバチの場合、刺した後にすぐ死んでしまいますが、スズメバチ・アシナガバチ等の種類の蜂に刺された場合は何度でも刺さてしまいます。

蜂に刺された猫の症状

車の上で蜂を見つめる猫

刺された場合の主な症状と言えば、

  • 患部の腫れ
  • 炎症
  • アレルギー反応

だと言われており、多くの猫は、「ギャ!」と大きな声を出し刺された場所をグルーミングするというのが一般的です。その数時間後には大きく腫れることで、「蜂に刺されたかも?」と気が付く飼い主さんが多いと言われています。

アレルギー反応とは、良く聞くアナフィラキシーショックのことを指します。こちらが原因で命を落としてしまうこともありますので注意しなければいけません。

アナフィラキシーショックの症状

蜂に刺されたあと、30分以内に

  • 興奮
  • よだれ
  • 震え
  • 嘔吐
  • 脱糞や放尿

等が見られます。

これらの症状が見られた場合、急いで病院へ行き緊急治療が必要です。点滴、若しくは注射でショックの状態を改善させ、ヒスタミンの影響を抑える治療を行うことで回復へ向かいます。

蜂に刺された猫の対処法

洗われる猫

ミツバチに刺された猫の場合は、まずは猫の患部に針が残っていないかどうかを確認しましょう。針を見つけることが出来たら、ピンセットや毛抜き等を使ってなるべく根本から針を抜きます。

その後はどの蜂に刺されても同じ対処法になりますが、傷口を流水で流すことが効果的です。蜂の毒は水溶性なので、水で流すことにより毒素を薄める効果が期待でき、更には冷やすことで炎症を抑える効果もあります。

もしも症状は患部の腫れのみで、元気もあり食事も普通に取れている、という場合様子見でも大丈夫な場合が多いです。数日で腫れは綺麗に戻ります。

しかし、元気がない等、いつもとは違い様子がおかしい場合、アレルギー反応が起きていることや、痛みに耐えている場合があります。そのような場合には、動物病院へ連れていくことが必要になります。

まとめ

蜂のコスプレをしている猫

今回は”蜂に刺された猫はどうなってしまうのか”という点について、詳しく調べてみました。

夏の暑い時期は過ぎ去ったとはいえ、まだまだ蜂が活動する時期は続きます。蜂と遭遇することを避けるには、もちろん完全室内飼いにすることが大切ですが、完全室内飼いだからといって気を緩めることなく、蜂には十分に注意しましょう!

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