夏場の『猫連れ外出』でぜひ行いたい暑さ対策3つ

夏場の『猫連れ外出』でぜひ行いたい暑さ対策3つ

猫ちゃんを連れての外出を考えている飼い主さんもいらっしゃると思いますが、夏場には暑さ対策をしてあげることが大切です。では、どんな暑さ対策をしてあげるといいのでしょうか? 本記事では簡単にできる対策をご紹介したいと思います。

1. 保冷剤を活用する

頭を冷やす猫

車での移動の場合、キャリーバッグを直射日光を当たず風通しの良い位置に置いてあげることはもちろんですが、夏場はそれだけでは足りません。

タオルを巻いた保冷剤をキャリーバッグの中に敷いてあげることで猫ちゃんの体温が上がりすぎない工夫をしましょう。保冷剤がない場合は、水を入れて凍らせたペットボトルにタオルを巻いたものなどを用意してあげるのも一つの手です。

暑いと感じた時、猫ちゃんは保冷剤に体をくっつけて体温を下げるので、夏場のお出かけには保冷剤や体を冷やしてあげられるアイテムは重要です。

2. 車内の温度に気を配る

キャリーバッグと猫

猫ちゃんも暑さで熱中症にかかってしまうこともあります。エアコンを利用して車内の温度を適度に保ってあげること大切です。

エアコンを使用する際にも注意が必要で、猫ちゃんにエアコンの風が直接当たらないように気を付けつつ車内の温度を下げるようにするとより効果的です。

暑いと可哀相だからといってエアコンの風の真下に猫ちゃんのキャリーバッグを置くなどしてしまうと猫ちゃんにとっては寒い上に、キャリーバッグの中であることから暖かい場所へ逃げることもできないため、猫ちゃんが体調を崩してしまう危険性もあります。

3. 必ず水分補給をさせる

シリンジで水を飲む猫

移動時間が長くなる場合や夏場は特に、猫ちゃんに水分補給をさせてあげることも大切です。

ですが、猫ちゃんによっては車内という空間に緊張してしまい、水を飲むのを我慢してしまう子もいます。その場合には、シリンジ(針のない注射器)に20mlくらいの水を入れたものを用意しておくといいでしょう。

猫ちゃんの口の端から少しずつシリンジで水を飲ませてあげるのが効果的ですが、嫌がる場合には無理やり与えるのではなく、口を湿らせる程度にしてあげるのでも構いません。

シリンジは動物病院やペットショップで入手することが可能ですが、用意できない場合にはこまめに車を停車させ、その時に携帯用のお皿などで水を飲ませてあげてもいいでしょう。

まとめ

車の中の猫

猫ちゃんは暖かい場所を好みますが、暑すぎても人間と同じように熱中症にかかってしまいます。場合によっては命の危険もありますので、猫ちゃんと一緒に外出する場合には暑さ対策は必須です。

移動の際に使用するキャリーバッグも猫ちゃんの体に対して狭いものではなく、少し余裕のあるものを選んであげましょう。車内に設置可能なポータブルケージを活用するのも手です。

暑さ対策をして猫ちゃんのストレスを軽減してあげることで、飼い主さんと一緒に楽しくお出かけすることも可能です。猫ちゃんと一緒に外出したい飼い主さんは、しっかりと猫ちゃんの暑さ対策をしてあげて下さいね。

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