手作りできる猫トイレの種類
猫のトイレを手作りするメリットは様々あるでしょう。猫が求めているトイレと飼い主の求めているトイレが一致すれば、快適な猫のトイレを手作りする事が可能です。
習性として猫は柔らかいところで排泄をし、砂をかけて匂いを隠す動物です。猫の求めるトイレとは「柔らかい事」「砂状で軽い事」であり、猫砂はその猫の要求を充たすように作られています。
飼い主の求める猫のトイレは「排泄物の臭いがしない事」「トイレが部屋の一員として違和感無く配置される事」だと考えられます。
飼い主が手作りしたトイレであれば猫も喜びますし、手作りする事により、トイレを部屋の寸法に合わせる事も可能ですから、トイレをインテリアとして違和感なく部屋に配置する事ができます。猫砂の発達による消臭効果も非常に高く部屋の中に置いても人間に問題がない事も要因でしょう。
それでは実際に飼い主の我々がどのようなトイレを作れるか考えてみます。
固まる猫砂のトイレ
箱の中に猫砂を敷くタイプのトイレです。猫の尿や便などの水分に猫砂が反応し固まります。固まった部分や便の付いた砂を取り除く事で掃除も簡単にできます。猫の使用した形跡がすぐ分かりますので衛生的です。
猫砂に「匂いの違い」や「粒の大きさの違い」などがあり猫の好みによって選ぶ事ができます。猫砂を敷くトイレ箱は手作りする事ができますし、フードやカバーも手作りできます。
固まらない猫砂のシステムトイレ
固まらない猫砂を敷いてあるザル状の上層と、尿を吸い取るシートが敷いてある下層の、二層に分かれているシステムトイレです。猫の尿は上層の固まらない猫砂を通り、消臭効果のある吸い取りシートに吸収されます。尿を吸収するシートは一週間ほど使えますので、トイレ掃除の回数を減らせます。
便の回収には毎回の掃除が必要です。特に長毛種の猫は、固まらない猫砂の方がお尻周りの毛にくっつく心配がありません。システムタイプのトイレも手作りをする事ができますし、フードや囲いも手作りできます。
猫のシステムトイレを手作りする方法
いろいろな場所に店舗を構えている100均で、購入した材料を猫のトイレの手作り材料にしたいと思います。台所用品、文具用品、園芸用品、手芸用品が特にトイレの手作り材料に適しています。
台所用品が猫の手作りトイレに変身!
台所用品として100均ショップで販売されている水切りは、手作りで猫のシステムトイレに変身します。上層部には固まらない猫の砂を敷きます、そして下層に吸収シートを敷きます。水切りを取り外し固まる猫砂を敷けば、手作り猫砂トイレになります。
猫が入れる大きさと深さがあればトイレに変身!
水切り以外でもザルや籠など、プラスチック製で大きさや深さがちょうどよければ、手作り猫トイレになります。発想の転換をしながら商品を見る事により様々な物を工夫次第で、猫トイレに手作りできるので楽しいですよね。
すのこで猫のトイレを囲っておしゃれに!
すのこは扱いやすい大きさで販売されているので、猫の手作りトイレには欠かす事のできない材料です。組立ても細めの釘で止められますから安全で時間もかかりません。出来上がりはインテリアとしても違和感がありません。
猫砂の飛び散り防止には?
手作りトイレの下に滑り止めシートを敷いておくと、猫砂の飛び散り防止になります。滑り止めシートはカットも簡単にできますので、トイレの手作り材料に適しています。
猫トイレの目隠しを手作りする
猫の出入口を確保してあれば、様々な材料で猫のトイレを目隠しするカバーを手作りできます。猫のトイレがインテリアに同化できるように手作りできます。正面から見える位置を手作りする事によってトイレが目立たなくなります。
すのこを利用する!
周りと天井をすのこで囲ってトイレカバーを手作りする事ができます。正面を隠す時は横から猫が出入りできるようにします。
のれんを利用する!
布をのれんにして正面に手作りすれば、猫用トイレの目隠しになります。布ですと洗濯も簡単にできますので、衛生的な猫用トイレの手作り目隠しになりますね。
棚を利用する!
人間の使用する棚に猫トイレを置いて、手作りトイレにする事ができます。下段の方が多いようですが、飛び上がる事の好きな猫でしたら、中段に手作りしても喜ぶかもしれません。トイレの正面は手作りカバーで目隠しをすると良いようです。
まとめ
猫のトイレを手作りする方法についてお話をさせていただきました。市販の猫のトイレも素晴らしいですが、「ここがこうであればなぁ」と猫に合わせてあげたいと思う事が意外とあります。
市販の素晴らしい猫トイレの良さを参考にさせていただき、猫に合う、より良いトイレを手作りする事ができれば、排泄に関する問題も楽しく解決できるようになるかもしれませんね。
私も愛猫にトイレのカバーを手作りしてみたいと思います。