キャットウォークをDIYする手順・賃貸住宅編
壁に穴を開けられない賃貸住宅でも、キャットウォークをDIYして猫仕様にリフォームしましょう!もちろん持ち家でも、壁に穴を開けたくない時はこちらの手順が有効です。
キャットウォークをDIYする時用意するもの
- ディアウォール(立てる柱の本数分)
- ディアウォール専用棚受け(設置する棚の枚数分)
- 2×4材
- 1×8材
- ビス(3.5×20)
- ドライバードリルorプラスドライバー
- ノコギリ
- メジャー
- 紙ヤスリ
- 紙テープ
キャットウォークをDIYする時の費用
上記の用意するものの中で工具を除くと、素材や量にもよりますが、費用は最低限で2万円程度みれば大丈夫そうです。
DIYするキャットウォークは板1~2枚だとしても、手持ちのキャットタワーなどと組み合わせることで良い空間を作り出すこともできます。既にある物をうまく活用することも事前に考えてみてくださいね。
キャットウォークをDIYする手順
それではいよいよ、キャットウォークをDIYで設置していきましょう!作り方は簡単3ステップ!
- ディアウォールに柱をはめ込み、壁に立てる
- 柱の間隔を測る
- キャットウォークの棚板を取り付ける
①ディアウォールに柱をはめ込み、壁に立てる
ディアウォールを用意した柱にはめ込んで、壁に立てましょう。ディアウォールはバネが内蔵されている方とバネがない方があります。バネがある方がキャットウォークの天井側にくるように設置します。
もし柱の長さが足りない場合は、付属されているスペーサーを入れて調整しましょう。柱を立てたら、ずれないか手で押したり引いたりして確認します。複数の柱を立てる場合は、左右両側の柱から立てていきましょう。
②柱の間隔を測る
複数本の柱を立てるキャットウォーク場合の行程となりますが、左右の柱を立てたら、間の柱を立てる間隔を決めて、測ります。等間隔の方が見た目的に美しくなります。柱を立てる間隔を測ったら、紙テープで印を付け、柱を垂直に立てていきましょう。この時に水平を測れるアプリなどを使うと便利です。
③棚板を取り付ける
柱を全て立て終わったら、次は棚板を設置していきます。
最初に1枚だけ、棚板を取り付けます。そこから全ての棚板の位置を決めていくと、やりやすいです。位置が決まったら棚受け金具を設置し、棚板をとりつけ、完成となります。
柱の間隔に合わせて1×8材をノコギリでカットします。柱にはディアウォール専用棚受けを取り付けていきましょう。
どこにキャットウォークの棚を設置するかは、飼い主さんのセンスにかかっています。愛猫になりきって、どこに設置すると快適か、想像してみましょう。
「ディアウォール」とは
「ディアウォール」とは、2×4材の上下にはめ込む事で、壁に穴を開けずに柱を立てることが出来る、便利なDIYの材料です。柱を設置したい本数分、用意しましょう。
キャットウォークをDIYするときは、採寸をしっかりとる
キャットウォークをDIYする際、柱の高さは部屋の天井高を計測し、木材をカットする必要があります。天井高を計測する際はなるべく誤差がでないよう、慎重に正確に測りましょう。同じ壁でも施工上問題のない程度に誤差がある場合があるので、キャットウォークの柱を立てる予定の周辺の場所もそれぞれ測りましょう。
キャットウォークの木材
キャットウォークの木材を自分でカットするのが難しい場合は、木材を購入するホームセンターなどでのカットサービスを利用すると、楽チンです。断面にバリが出ている場合は、紙ヤスリで丁寧に取り除きましょう。
DIYの作業効率をあげるために
キャットウォークの棚受けを設置する際は、ドライバードリル(電動ドリル)があると作業効率が良くなります。また、垂直と水平を測る事ができるアプリがあります。事前に入れておくと、便利です。
キャットウォークをDIYする手順・持ち家編
小柄な猫のキャットウォークをDIYするときは、IKEAのLACKが便利!
壁に穴を開けてキャットウォークを設置できる持ち家などの場合、ikeaのLACKというウォールシェルフを使えば、簡単にキャットウォークを作ることができるのでおすすめ。
上のLACKウォールシェルフユニットの場合は、間の棚板を抜いた状態で2つか3つ並べると、ちょうど良いキャットウォークになります。
棚板に滑らないように、滑り止めを貼付ければ完璧です!ただ、棚板ごとの最大荷重が3kgなので、小柄な猫向きです。
壁に直接取り付けてキャットウォークをDIYする
IKEAのウォールシェルフは、壁に直接固定ができます。取り付け器具が見えないようになっているので、猫が引っかかってケガをする恐れがありません。ご自宅の好きな場所に、好きなように取り付けができます。
壁の種類が取り付け方によって異なります。これなら板をカットする必要がないので、手軽にキャットウォークをdiyできますね!
最大荷重は、短いLACKウォールシェルフで3kgです。
最大荷重は長いLACKウォールシェルフで5kg〜10kgとなります。
壁の中の柱の下地
ウォールシェルフを取り付ける際は、柱がある部分にすると安定します。壁の中の柱を探すには、下地探しを使うと良いでしょう。
まとめ
設置する前はハードルが高く感じる手作りキャットウォークですが、DIYの方法や取り付け方を知ると、意外と出来そうな気がしてきます。気合いを入れてDIYしたキャットウォーク、愛猫が嬉しそうにお気に入りにしてくれたら、飼い主冥利に尽きますね!
30代 女性 ひなた
昨年の春に友人に作ってもらいました。キャットタワーにも、連結して快適な部屋になりました。キャットウォークは、猫ちゃんが高い場所が好きだという特性もいかされていて、素晴らしいなとおもいます。猫ちゃんたちも取り付けてもらっている間はケージに入って賢くしていました。設置してもらったあとには、素早くキャットウォークにあがって楽しんでいました。
ずっと、愛用できそうでオススメします。
キャットタワーだけで、猫ちゃんが飽きてきていたのでタイミングも良かったと思います。