猫が飲んでも良い・悪い「ミネラルウォーター」の特徴

猫が飲んでも良い・悪い「ミネラルウォーター」の特徴

猫を初めて飼ったときに「飲水」はミネラルウォーターで良いのか悩んでしまいますよね。人間と同様に、なるべく栄養があって新鮮なものをあげたいと思われる飼い主さんもいらっしゃると思います。しかし、猫の飲水にミネラルウォーターは「だめ」だと言われています。では、なぜだめなのでしょうか。理由や、他の気を付けることなども含めてご紹介させていただきます。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

猫が飲んでもいいミネラルウォーター

コップのお水を飲む猫

「猫にも健康的な水を」「新鮮な水を」と猫のために考えることもありますよね。しかし、そんなときに誤ってはいけないのが「ミネラルウォーターは飲ませてはいけない」ということです。

しかし猫にミネラルウォーターがだめと言われていますが全てのミネラルウォーターが猫にとって危険なのでしょうか?

勘違いしてはいけないのが「軟水」は問題ないということ。WHO(世界保健機関)では硬度が0~60mg/L、日本では100mg/L以下の水が「軟水」と呼ばれています。

  • 六甲のおいしい水
  • 南アルプス天然水
  • 森の水だより

などが軟水の例としてあげられます。これらは地震などで飲ませる水がないときには飲ませても大丈夫なお水です。またGeyser(クリスタルガイザー) は、軟水ですがペットボトルの蓋が白いものは一般的に売られている青い蓋の物よりもミネラル分が多いことがあるので猫の健康状態によっては注意した方が良いかもしれません。クリスタルガイザーの採水地は複数あり、採水地によって硬度が異なるので気になる方はボトルの表示を見てみて下さい。ただ、どの採水地であってもクリスタルガイザーは軟水とのことです。

猫に飲ませはいけないミネラルウォーター

水を飲む猫の影

猫が飲んではいけないお水は「硬水」のミネラルウォーターです。「硬水」のミネラルウォーターには

  • コントレックス
  • エビアン
  • ヴィッテル

などがあげられます。

猫に硬水のミネラルウォーターが危険な理由

ではなぜ硬水のミネラルウォーターは危険なのでしょうか。

結論としては人間にとっては良いと言われる「ミネラル」です。硬水のミネラルウォーターにはこの「ミネラル分」が多く含まれているので良くないと言われているのです。

ミネラル分とはカルシウムやマグネシウムなどです。人間にも猫にも必要なものなのですが、猫がこれらを多くとりすぎてしまうと

  • 尿路結石
  • 膀胱結石

になりやすくなってしまいます。

ですので猫にミネラルウォーターをあげるときには「硬度が低いもの」をあげなくてはいけないのです。

しかし、ミネラルウォーターという名前のつく飲み水は無理にあげる必要もないです。なぜなら、猫の飲み水は身近なところにより安全なものがあるからです。

そこで続いて「猫に飲ませると良い水」をご紹介させていただきます。

猫にとって最適な水

猫に飲ませると良い水はどのようなものなのでしょうか。猫のためにと飲み水はどうしようかこだわって考えてしまいがちなのですが実は猫に飲ませると良い水は身近なところにあります。それは「水道水」です。

日本の水道水は猫の体にも安全な「軟水」です。先程にあげたようなカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が少ないので猫に飲み水をあげるときには「水道水」をそのまま入れてあげれば良いんですね。

猫に新鮮な水を飲ませる方法

噴水のお水を飲む猫

猫にとって新鮮な水を飲ませてあげるにはどのようにすれば良いのでしょうか。猫のために安全な軟水を飲ませてあげるには「水道水」をお皿に入れてあげるだけで良いのですがより新鮮な水にするにはどのようにすれば良いのでしょうか。

こまめに入れ替える

猫の水は、一度入れたまま置きっぱなしだと不衛生です。一日に数回は必ず水を入れ替えてあげるようにしましょう。

お水は数ヵ所用意する

猫により水を飲んでもらうためにも、一ヶ所だけでなく何か所も水を設置しておきましょう。

まとめ

水道水を飲む猫

猫の健康のために飲み水を用意するときにはミネラルウォーターではなく「水道水」を使うようにしましょう。

ミネラルウォーターをどうしても飲ませるときには「硬度が低いもの」で「軟水」と表記されているものを必ず選びましょう。
硬水であると尿路結石や膀胱結石の原因になってしまうミネラル分が多く含まれています。

猫にとって適切な水は軟水である「水道水」だということを覚えておいてくださいね。

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