猫の呼吸がいつもと違うときに考えられること3つ

猫の呼吸がいつもと違うときに考えられること3つ

猫が苦しそうな息をしていたら、どうしたら良いでしょうか?呼吸は猫が苦しいだけではなく、重大な原因も潜んでいますので慌てず速やかに行動しなければなりません。それでは見ていきましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

呼吸がいつもと違うとは?

下をむく元気のなさそうな猫

「猫の呼吸?」と感じるくらいに、猫の通常の呼吸動作や呼吸音は気にするのが難しいほどに静かです。しかし猫の身体に何らかの問題があり呼吸がおかしくなると、呼吸音は大きくなり呼吸回数も多くなります。

そして猫が上を向いて苦しそうに呼吸をしたり、咳を交えることもあります。猫の咳は毛玉や食べ物を「吐く」時の仕草にも似て、咳と思えない事もあるので注意が必要です。横になってしまい元気もない時は、相当具合が悪く発熱している可能性もあります。

すぐに病院を受診

聴診器を当てられる猫

少しでも呼吸が変だと感じた場合、すぐに病院へ電話をして様子を伝えましょう。猫が呼吸をしている様子を動画に録音することも診断を仰ぐために大変有効です。

病院では血液検査やレントゲン、エコー検査を行い原因を探る事になるでしょう。早めの対応を行うことが猫のためになります。

1. 異物誤飲の可能性

おもちゃを見る猫

明らかにおもちゃやゴミを食べていると分かっている時は、すぐに病院へ電話をし判断を仰ぎましょう。無理矢理に異物を吐き出させると、猫の食道や粘膜を傷つけてしまう事になり逆に危険性が高まります。

食べた物の中には吐かせること自体が危険なものもあります。猫が食べては危険な食べ物、人間用の薬や化学薬品などを食べて中毒症状も伴っているときは、動かすと危険な時があります。

尖ったものや骨などは、無理矢理に異物を吐き出させると、猫の食道や粘膜を傷つけてしまう事になり逆に危険性が高まります。大きなものの場合は、吐き出す際にのどに詰まることがあります。

病院へ「何をどのくらい食べたか」「どのくらい前に食べたか」などのメモ、薬や薬品ならば現物、動画や写真、猫の吐き出した物も忘れずに持っていきましょう。

2. 病気の可能性

病院で検査中の猫

鼻炎や猫風邪、そしてフィラリアなど心臓に関する病気、寄生虫やウイルス感染のトキソプラズマ症、猫伝染性腹膜炎、血液の病気である貧血など大きな病気まで様々に可能性があります。

3. 怪我の可能性

エリザベスカラーをつける骨折した猫

交通事故、高い所から落下するなど怪我によって骨折や横隔膜のヘルニアがおこり、呼吸が苦しそうに見える場合もあります。特に室内と室外を往復できる猫ちゃんには注意が必要です。

まとめ

苦しそうな猫

猫の呼吸がいつもと違うときに考えられること3つについてお伝えいたしました。

呼吸が苦しいと愛猫に大変な苦しみを与えてしまいます。なるべく早く愛猫の様子に気が付いて、重症化しないようにしなければなりませんね。

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