幸福度チェック:身の回り編

1. 猫を単独で飼っていますか?

一匹だけ飼っている時はあまり問題はありませんが、多頭飼いをしている場合は猫同士の相性で、ストレスを溜めてしまう可能性があります。
猫同士のお互いの距離感が保てているか、一匹だけ怯えているかなど確認して幸せな共同生活であるか考えてあげる必要があります。
2. 猫の隠れる場所がありますか?

単独生活者である猫は、静かに一匹だけで過ごす場所を与えてあげなければなりません。押し入れの扉を開けておいたり、ベッドのしたを開けておいたり、猫が独りでリラックスできる場所は残してあげてくださいね。
3. 猫は高い場所に行けますか?

猫は犬と違い、広さより高さを必要とする動物です。猫の運動不足解消や窓の外を眺める事を楽しんでもらうために、キャットタワーを用意したり人間が使用している棚の上を、猫の遊び場所として空間を残しておいてあげましょう。
4. 身体の特徴に合ったフードを与えていますか?

猫も人間と同じように年齢や身体の状況によって、フードの量やフードの種類を合わせてあげなければいけません。年に一度の定期検診で猫の体調を確認しフードを選んでくださいね。
幸福度チェック:行動編

5. 猫のトイレの失敗はありますか?

猫はトイレの環境が合わないと、排泄行為自体を躊躇してしまうので病気になったり、ストレスを溜めてしまいます。排泄したらすぐに掃除を行う、もしくは猫の好きなトイレタイプや猫砂などを選び、トイレ数も増やして、猫にとって幸せなトイレ環境になるようにしてあげてくださいね。ただし排泄の失敗は病気の可能性もあります。
6. 猫が夜に泣き叫びますか?

8歳以上の猫は病気のために泣き叫ぶ事がありますが、若い7歳以下の猫が泣き止まない時は、日中に遊び足りていないのも知れません。上下運動が出来るキャットタワーを用意したり、飼い主が一緒に遊んであげましょう。
7. 猫は一匹で留守番が多いですか?

猫は単独で生活する動物とは言われていますが、留守番させる時間が多過ぎても、幸せ度は低いでしょう。トイレの汚れている状態も長く続きますから、時にはキャットシッターをお願いする必要もあるでしょう。
8. 猫と遊ぶ時間がありますか?

猫は飼い主とのコミュニケーションをとても楽しみにしています。一日約5〜15分で大丈夫ですから、おもちゃやおいかけっこで遊んであげてくださいね。ブラッシングや撫でるなどのスキンシップも遊ぶ時間の一種になります。
9. 猫を叱っていますか?

猫がトイレの粗相をしたり、爪とぎでは無い場所で爪を研ぐ時など、問題行動をした猫を叱っていませんか?野生時代の猫はトイレは好きな所でしていたので、一定の場所でトイレをする習慣はありませんでした。イエネコがトイレを一定にできるよう、人間に歩み寄っているのです。猫を叱る前に問題行動の原因を考えてくださいね。人間の都合で、猫の行動を問題行動としないようにしてくださいね。
まとめ

今日のねこちゃんより:ぽぽ / ♀ / ラグドール / 2.7kg
猫が幸せかどうかを診断する、9つのチェック項目についてお伝え致しました。猫は人間の生活に深く交わる事を嫌がらない、素晴らしい動物です。猫が幸せであれば飼い主の私達も幸せでしょう。様々な点から猫の幸せを考えてみてくださいね。