猫の目つきが悪くなる心理
「怒っているの?」「どうしてそんな顔をしているの?」とつい言いたくなってしまうほど、猫の目つきが悪くなっていることがありますよね。
「なんか悪いことしたかな」と飼い主さんが悩んでしまうこともあるかもしれませんが、猫は悪気なく目つきが悪くなってしまっていることもあるようです。そんな目つきが悪くなる心理について、ご紹介させていただきます。
1. 怒っている
猫は飼い主さんにしつこく触られたり、抱っこをされる、寝ているときに邪魔をされるなど「機嫌を損ねる」ことがあればイライラと怒ってしまうことがあります。
猫は気まぐれな性格ですから、飼い主さんの都合で触ったりすると怒ってしまうこともよくあるもの。そして猫が怒ったときには耳を後ろへ倒し、目を細くして「ウーッ」「シャーッ」などと威嚇をするのです。このときの猫の目は釣り目で、目つきがかなり悪く見えますよ。
2. ニオイに反応している
猫は犬ほどではありませんが、人間の何十倍もの「嗅覚」に優れています。雨などの外のニオイや料理のニオイなどももちろん感じ取ることはできるのですが、猫はレモンやみかんなどの「柑橘系のニオイ」を苦手としています。
例え別の部屋であったとしても、柑橘類を食べていたり洗剤を使っていたりすると、目をショボショボさせて目つきが悪く見えることがあります。猫は柑橘類のニオイが苦手ですから、できれば避けてあげるようにしてくださいね。
3. 眠たい
人間にもオフモードがあるように、猫もリラックスをしてまったり過ごしていることもあるものです。例えば日向ぼっこをして心地よく、ついウトウトしているときなどは目もうっとり。
そんなときの目は細く、飼い主さんからすると目つきが悪いように見えてしまうこともあるようです。
4. 飼い主さんに不満があるとき
猫はお腹が空いているときや構ってほしいとき甘えたいときなどは「ニャーン」と甘い声で鳴き、可愛らしい姿を見せてくれることもありますが、ツンデレな猫は素直に気持ちを表さないこともあるものです。
飼い主さんに自分の気持ちが分かってもらえず拗ねてしまったときや、機嫌を損ねるようなことがあれば「ムスッ」として目つきが悪くなることがあるようです。
5. 容姿の問題
猫も人間のように顔の容姿はそれぞれです。
もともと切れ長の目で鋭い目つきに見える猫は、目つきが悪く見えてしまいます。またそんな目つきに垂れ気味のヒゲだと、余計に目が際立つので「キツそう」という印象を与えてしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな見かけとは裏腹に優しい性格の猫ちゃんもたくさんいますので、見た目で判断しないことも大切です。
まとめ
今日のねこちゃんより:王子郎 / ♂ / ミヌエット / 4kg
猫の目つきが悪いと「怒っているの?」と思ってしまいがちですが、ただ眠たかったりニオイに反応しているなど悪気なく目つきが悪くなってしまっていることもあるようです。