猫がイタズラしたくなる魅力的なモノ
1. カーテン
猫は忍者のように、爪をカーテンに引っ掛けてよじ登ります。猫がよじ登る姿は、まるでロッククライミングをしているかのようです。カーテンレールまで到着すると、次はさらに上へと行ける場所まで進んでいきます。
2. ふすま
猫はふすまや障子を見ると、突き破りたくなる衝動に駆られます。猫が、ふすまの紙を手でパンチしたり、体ごと突き抜けたりしている光景をよく見ます。ふすまや障子は、猫の遊び道具になってしまうようです。
3. ティシュペーパー
どうして猫は、ティッシュペーパーをほじくり出してしまうのでしょう。猫の目に、ヒラヒラと揺れるティッシュペーパーを見せると大変なことになります。部屋中にティッシュが散乱してしまいます。また、トイレットペーパーも同じ目に合うので気をつけましょう。
4. コンセント
猫にはコンセントが魅力的に見えてしまいます。細くて長いモノを見ると、狩猟本能がでてしまうのでしょう。コンセントに興奮して噛んだりちぎったりと、とても危険になってしまいます。
5. 靴の紐
靴を履こうとして紐が噛みちぎられていた経験はありませんか?猫は靴の紐にも興味を持ちます。ヒョロ長いモノは、猫の絶好の遊び道具になってしまいます。
6. 爪に合うインテリア
爪とぎ場はいくらあっても足りません。猫は常に、爪に合う高さや素材を見つけては「ガリガリ」と満足そうに爪を研いでしまいます。ソファや、家具、カーペット、壁紙などに、魅力を感じてしまうようです。
7. 積み重ねたタオル
洗濯した後に畳んでおいたタオルに魅力を感じてしまうようです。例えば、タオルを1枚だけ置いているのと、タオルを4枚重ねておいているのでは、積み重ねたタオルに乗ってしまいます。笑点なら「笑いをとれた」と言う証になりますが、猫の場合は、「位の高さ」を証明しているのでしょうか。
8. 大事な本
猫は、飼い主さんの大切にしているモノにイタズラをするのは、どうしてなのでしょうか?子供の頃によくあったのは、提出するプリントをボロボロにされた記憶があります。図書館で借りた本や、大切に保管している雑誌などにイタズラをされてしまうのです。きっと猫は「ちゃんと片付けなきゃダメ」と言いたいのでしょう。
9. パソコン機器
猫は電化製品に魅力を感じるようです。特に、飼い主さんが邪魔されるのはパソコンです。キーボードの上で寝転んだり、画面を触ったり、マウスを落としたりなど、されてしまいます。飼い主さんのいない所でも、パソコンが狙われていることもよくあります。
猫がイタズラする原因
ストレス発散
飼い主さんを困らせるイタズラは、猫のストレス発散からきているようです。可愛いイタズラや、危険になるイタズラはストレスが元になってやってしまうようです。飼い主さんに構ってもらえない、運動不足、不安などのコミュニケーション不足が原因なのでしょう。ストレス発散させようとして、イタズラがエスカレートしていくこともあるので注意しましょう。
子猫はイタズラが好き
子猫のときは、飼い主さんも目が離せなくなります。子猫は、とにかく好奇心が旺盛で興味を持ちやすいのです。寝る時間を削ってでも、動き回り、イタズラ三昧なのです。人間の子供と同じように、落ち着かなかったり甘えたかったりする要求があるのでしょう。
自分の周りに遊び相手の猫や、母猫の存在がなければ、飼い主さんにイタズラをしてくるのです。これは、猫の飼い主さんへの愛情でもあるようです。愛情をストレートに表現できないので、イタズラをしてしまうのでしょう。
留守番中はイタズラし放題
猫は、飼い主さんがいないときにイタズラが増えるようです。家の中にあるモノは、猫には魅力的なモノが多くあります。飼い主さんがいると、できないイタズラもし放題になります。留守番の時間が、長ければ長いほど猫はイタズラをするそうです。
ふだんは目に止まらないモノでさえ、興味を持ってしまうこともあるのです。こうなってしまうのは、飼い主さんに「構って」や「不安」と言うことを伝えたいからなのでしょう。
まとめ
猫には魅力的に見えるイタズラするモノについて紹介しました。飼い主さんには、何の変哲もないモノでも、猫には魅力的に見えてしまうモノがたくさんあります。猫はいつでも、狩猟本能をもちながら生活をしているからなのでしょう。
飼い主さんがいないときに、イタズラされると事故に繋がる可能性もあります。猫にイタズラされない対策や、イタズラしたくなる環境を減らしていきましょう。