猫の憎めない行動はどんなことがある?
「困ったな」「やめてほしいな」と飼い主さんが感じても、猫の大きな瞳に甘い声を聞くとどうしてもその可愛らしさから憎むことはできませんよね。では、飼い主さんが困ったり迷惑をしたりしているけど憎めない行動のあるあるについてご紹介させていただきます。
1. しびれる足の上に乗る
猫は飼い主さんのことが大好きです。たくさん触って構ってほしいときや甘えたいとき、飼い主さんの温もりを感じたいときなどには、飼い主さんの状況なんかお構いなしに乗ってきます。
たとえ不安定な椅子の場所であったり、飼い主さんが「次のことしたいなあ」と感じていたりしても足の上で気持ちよさそうに眠ってしまうこともあるでしょう。しびれてくるとますます辛くなってきますが、猫の安眠している様子をみるとなぜか憎めず、そのしびれも我慢してしまいますね。
2. 夜中にお腹に乗られて寝返りがうてない
猫は24時間、飼い主さんと一緒にいたいと思っています。飼い主さんがお仕事や学業などで少しの時間いないだけでも大変寂しい気持ちになっていることも。そんな大好きな飼い主さんと一緒に眠れる夜の時間は、一緒の布団やベッドで眠ることもあるでしょう。
しかし、信頼関係があればあるほど猫と飼い主さんの寝場所の距離も近づくことから、お腹の上に乗られて身動きがとれなかったり、横に寝られて寝返りがうてなくなったりしてしまうことも、あるかもしれません。次の日に「寝不足だ...」となってしまっても、その愛くるしい寝顔をみると、どかしたりせずに一緒に過ごしたくなってしまいますね。
3. キーボードや新聞紙に乗ってくる
飼い主さんがパソコンでお仕事をしていたり、新聞に目を通していたりすると、なぜか手元にやってきて「仕事の妨害」をしてくることがありますよね。
飼い主さんとしては「見えない!」「邪魔!」と思ってしまいますが、猫は「何としてでも飼い主さんの視線に入って構ってもらいたい」という心情にあるのです。これを踏まえると憎みたくても「よく来てくれたね」と構いたくなってしまいますね。
4. ピアノなどでもお構いなしに乗る
猫は飼い主さんが趣味のピアノを弾いているときでも、その演奏をめちゃくちゃにしてしまうくらいに鍵盤で寝転がってみたり、指先に歩み寄ってきたりすることもあります。
「せっかく練習しているのに!」「集中力がなくなった...」とやる気が削がれてしまうものですが、その猫の何とも言えないアピールを見ると、スキンシップを取らざるを得なくなってしまいますね。
5. トイレやお風呂に入ると扉を掻く
時には猫から飼い主さんが見えない場所であるトイレやお風呂に行くこともありますが、寂しがり屋さんな猫だと「まだー?」「早くしてよ」と寂しそうにニャーンと鳴いたり、扉をガリガリしたりして引っ掻くことがあります。
飼い主さんとしては「扉がボロボロになるからやめて!」と言いたくなってしまいますが、それほど飼い主さんに恋い焦がれ待ち遠しいと思ってくれていると思うと、憎むことはできなくなってしまうでしょう。
6. 歩くスペースを塞ぐ
自宅内での人通りの多い通路でもお構いなしにゴロにゃんこをしたり、伸びをしたりして眠っていることがありますよね。
「どかないと危ないよ!」「何でここで寝るの!?」とつい言いたくなってしまいそうですが、猫は飼い主さんの注目を浴びたくて、わざとこのようなことをしているということを踏まえると、構ってあげるしかありません。このように憎みたくなるようなことをたくさんする猫なのに、どうしてもその愛くるしさから憎むことはできません。
まとめ
猫は仕事や通り道などの妨害をしてきて、飼い主さんにとって困ることがよくあると思いますが、飼い主さんに構ってもらうための行動だと踏まえると、憎むことはできませんね。
猫が飼い主さんに向かってアピールをしていると分かったときには、たくさん構ってあげるようにしてくださいね。