飼い主に気を使っているときに見せる行動
「猫は気を使ったりできるの?」と疑問に思ってしまいそうですが、言葉はたとえ理解することはできなくても、飼い主さんの「状況」や「表情」などから、気を使った行動をしてくれることがあるようです。そんな猫の優しい行動について、どのようなものがあるのか具体的にご紹介させていただきます。
1. 疲れていると癒やしに来てくれる
飼い主さんが「はぁ...疲れた...」と思っているときでも、猫は飼い主さんの側へ元気にやってきて、ゴロにゃんこをしたり、おもちゃで遊ぶ姿を見せたりなど「飼い主さんを自然と笑顔に」させてくれることがあります。
気を使っているのか偶然なのかは分からなくても、「癒やしに来てくれていること」には変わりないでしょう。
また、猫を撫でていると猫自身も癒やされて、ゴロゴロと喉を鳴らすこともありますが、これは人間も聞いていて心地の良い周波数となっているようです。飼い主さんが気づかない当たり前のことでも、飼い主さんに気を使って、癒やしてくれているのかもしれませんね。猫って優しい心の持ち主なんですね。
2. 眠るときもそばに来て寂しさを紛らわしてくれる
仕事に追われて疲れていたりすると就寝するときに「人肌恋しい季節だなあ」と、思ってしまうこともありますよね。しかし、「私も横で寝る!」「ご主人様の上で寝たい!」とお布団やベッドに乗ってきたり、占領したりしてくることもあると思います。
これは飼い主さんのことが大好きで、いつも側にいたい証でもあるのですが、飼い主さんにとってもその温もりや猫からの愛情によって、寂しさも紛れ「気を使ってくれる良きパートナー」となってくれるでしょう。
3. 涙を流すときは言葉がなくても側で慰めてくれる
学業や仕事、様々なことで人間には悩みごとが尽きませんよね。人はあまり、人前で涙を流すことはありませんが、自宅で夜にひっそりと涙を流すこともあるかもしれません。
しかし、そのようなときに言葉をかけてくれなくても、側で慰めてくれるのが「愛猫」です。どんなことがあっても裏切らず、大切に飼い主さんのことを思ってくれる猫は本当に、大切な家族の一員の一人と言えますね。
4. 仕事からの帰宅も明るく振る舞ってくれる
学業や仕事から帰宅するととにかく「疲れた〜」「一日終わった〜!」と開放感と同時に疲労感もやってきますよね。そんなときにその疲労感をふっ飛ばしてくれるのが「猫の存在」です。
猫は玄関や扉の前にまでやって来て「お疲れ様!」と甘い声でニャーンと鳴いて、出迎えてくれることもあるでしょう。帰宅をしたときにこのように気を使ってくれると、疲れもふっ飛びますね。
5. お見送りをしてくれる
いつでもお構いなしに寝ていて出かけるときにも、飼い主さんに構わずに寝ている猫もいるようですが、猫によっては気を使ってか玄関までお見送りをしてくれたり、窓から覗いてまるで「行ってらっしゃい」とお見送りをしてくれたりすることがあります。
このように気を使ってお見送りをしてくれたら「今日も、一日頑張るぞ!」と気合を入れることができますね。
まとめ
「猫が空気を読めるの?」と思ってしまいがちですが、飼い主さんの行動や表情、状況などで猫は「猫にしかない癒やしの力」で飼い主さんに気を使ってくれています。
飼い主さんも、日頃から猫とコミュニケーションをとっていれば、猫もきっとこのように気を使ってくれるようになると思いますので、ふだんは飼い主さんも猫の気持ちも思いやることが大切でしょう。