猫が電気コードをかじるとどうなる?
猫はウネウネとした形や噛みごたえにハマってしまうのか、注意をしてもしつこく電気コードをかじって遊んでしまいますよね。
しかしこの猫が電気コードをかじる行為はそのままにしていると危険がたくさんあるのです。電気コードをかじる危険性を知り、ただちにやめさせなくてはいけません。
猫が感電をしてしまう
電気コードには電気が流れていますので、導線のところまで噛んでしまうと感電してしまうことがあります。
軽く済むときには「しびれ」「痛み」程度で済むのですが、感電が重症であると「やけど」「心停止」「後遺症が残る」などということもありますので注意が必要です。
自宅が火事になる
電気コードをかじるということは猫が感電をしてしまうだけでなく断線してショートをしてしまうともあります。そうなれば発火をし、自宅が火事になってしまうこともあります。
猫が電気コードをかじる心理は?
では猫はそんな危険な電気コードをどうしてかじってしまうのでしょうか。その原因についてご紹介させていただきます。
1.歯がかゆいから
猫は年齢によっては人間の赤ちゃんと同様に歯がかゆくなる時期があります。具体的な年齢としては「生後半年から1歳を過ぎるくらいの時期」です。この時期になると猫は歯が乳歯から永久歯に生え変わる時期でもあるので電気コードを噛んでしまうのです。
また大人になってからでも子猫時代の癖が抜けずに噛んでしまうこともあります。早めにやめさせておくことが大切だと言えるでしょう。
2.遊びたいから
猫は自宅の家具でもなんでもおもちゃにしてしまいます。猫にとって電気コードもそのおもちゃの対象の1つであり、遊びたい気分になったとき、くねくねとした面白い形が目に入るとつい噛み付いてしまうのです。別の猫のおもちゃで代わりを作るようにしなくてはいけません。
3.ストレスがあるから
猫はストレスを感じることがあると、グルーミングをして落ち着いたり爪とぎをしたり走るなどしてストレスを発散させますがそのはけ口として電気コードを噛むこともあります。
猫が電気コードをかじるときの対策
では、猫が電気コードをかじって感電したり、火災が起きる危険があるときには、どのように対策をすれば良いのでしょうか。
カバーをつける
猫が電気コードをかじることができないように、電気コード自体を巻いて保護するカバーをつけるのが一番おすすめです。
複数のコードをまとめておくこともできるので便利ですし、こうすれば猫も感電してしまう心配はありません。
猫が近寄れないようにする
電気コードをどうしても噛んでしまうときには猫が近づけないように電気コードの場所にゲートをつけるなどして隔離するという方法もあります。
またそれだけでなく、猫はレモンやオレンジなどの柑橘系の香りが苦手ですから猫が近寄れないような匂いをつけるのもおすすめです。
束ねて片付ける
電気コードを噛まれてしまうときには、使い終わったらすぐに束ねて片付けるようにするのも1つの対策方法です。
しかし、どこかに垂らしてかけるなどすると飛びついて壊されてしまう可能性もあるので、きちんと束ねて猫の届かないような棚などにしまうようにしましょう。
まとめ
猫が電気コードをかじってしまうと火災や感電をしてしまう危険性があります。
猫は歯がかゆかったり癖などによって噛んでしまう、その他にも「遊びたいから」「ストレスがあるから」ということが原因によってもカミカミとしてしまうようです。
猫の安全のためにも、コードは束ねてしまったりカバーをつけるなど対策をしておくようにしてください。