猫が困っているときの仕草や行動
言葉が喋れない猫が、困っているときはどんな仕草を見せるのでしょうか?
猫がなにかいつもと違った様子を見せているときは、何かに息詰まっていたり、助けて欲しいことがあるのかも知れません。困ったとき見せる仕草は、猫それぞれであるでしょう。困った場面の色んな猫の仕草を紹介していきましょう。
1 悲しげな顔をする
猫の悲しげな顔を見たことがあるでしょうか?人が困っているときのように、猫も悲しみに満ちあふれた表情をします。「もうダメだ…」とこの世の終わりのような顔をして、うるうるとした目をして困ってしまうのです。
2 助けを求める
猫が困ったと思ったら、飼い主さんのそばに来て助けを求めてくることもあります。わざわざ飼い主さんの視界に入るようにしてくるのです。
例えば…「狭い箱の中に入ってみたけど抜けられないにゃ」と筒状の箱から顔を出していることも。左右に頭をフリフリして、飼い主さんに助けて欲しそうにするのです。
3 立ち往生している
困った猫がどうしていいかわからなくなると、助けを求めることも出来ません。猫もまさかこんなはずではなかったのでしょう。
狭い所から抜けられない、高い所から下りられない、隙間に挟まって出られないなど…意外とよくあります。「どうするかにゃ」と一呼吸おきながら考えているようです。
4 腰を低くしてウロウロ
私の家の猫がよくやるのですが、「逃げなきゃ」と思うと、何処に逃げようか腰を低くしウロウロとします。
「こっちは逃げようがない」「行き止まり!」「向こうは危険だ」と腰を低くして行ったり来たりしながら、逃げ場を探します。嫌いな病院に連れ行かれるなんて思ったのかも知れません。
5 下を向く
人は困ると下を向くことがよくありますが、猫もするようです。「あー困ったにゃ」「あー参ったにゃ」と肩を落として顔を下に向ける仕草をします。多分、猫にしか分からない事なのでしょう。
イタズラをして飼い主さんに叱られた後だったり、予定通りに行かない事があったりしたのでしょう。
6 鳴いて訴える
「助けて」と鳴いて訴える猫もいます。状況も深刻なのでしょう。人間に助けを求めるほど緊急を要する場合もあれば、鳴けば助けてもらえるとわかっている場合があるようです。鳴くことが少ない猫だと、困って助けを求めてくるのかもしれません。
7 自力で何とかする
猫は基本、自力で何とかしようという精神力があります。困っている時は、猫もパニック状態に近くなります。しかし、すぐに誰かに頼るという選択肢は頭になさそうです。
自分の身を自分で守るという考えは、自立心の強い猫の本能のためでしょう。何事も諦めないで、挑戦してみないとわからないと言う気持ちなのでしょう。
8 気分転換をしてみる
もしも困った事があった時、発想を変えると言うのもひとつです。猫が困ってしまうと、気分転換をしようと試みる場合もあります。
走ってみる、寝てみる、遊んでみる、爪をといでみる、毛並みを整えるなどをして、気分を変えようとするのです。違った発想をすれば、解決したり忘れたりできるかも知れない、と思うのかも知れませんね。
まとめ
いかがでしたか?猫が困ってるときの仕草をいくつか紹介してみました。猫も、日々いろんな気持ちになりながら生活しているのでしょう。
猫が困ってしまうことは何なのか、猫に聞かないとわかりませんが、それが何であれ猫は思わぬハプニングには弱いのかもしれません。予測を裏切ると猫も「マジか!」となってしまうのでしょう。
私の猫は、考えすぎからくる先読みで困っていることもあるようですが、本人は必死なのです。このように、困りごとには緊急を要する場合の状況もありますので、状況を察知してあげられるようにしていきたいですね。