猫型目覚まし!猫は早起き
人間は会社や学業のために決まった時間に起きることが日常的ですよね。そんなときに寝坊をしないようにするためにも必要なのがスマホのアラームなどの「目覚まし時計」。
目覚まし時計をかけておかないと起きられないという方が大半なのではないでしょうか。
でも、猫と一緒に暮らしていると「猫型目覚まし」と言われるほど猫は朝早くから起きますので、飼い主さんも猫を飼い始めてからスムーズに目覚めることができ「目覚まし時計が必要なくなった」「朝に強くなった」なんてこともあるものです。
では、どうして猫は目覚まし時計がなくとも朝早くから元気に起きることができるのでしょうか?
猫が朝から元気な理由
その理由は個々の性格や年齢にもよるようですが、代表的に猫が早起きする理由としては「飼い主さんに構ってほしいから」「お腹がすいたから」「遊んでほしいから」「トイレを掃除してほしいから」などということが考えられます。
そんな猫型目覚ましは、朝早いのはありがたいのですが「明け方の4~5時」などと早朝のこともあるので逆に飼い主さんが寝不足になってしまうこともあるのが難点かもしれません。
早起きな猫が飼い主さんを起こす手段
猫はお腹がすいたり、飼い主さんに構ってほしくなったりすると朝早くから強引に起こすようですが、飼い主さんの起こし方がときには過激なことも。
まずは鳴く
お布団で寝ている飼い主さんの元へやって来て、最初は「ニャーン」と可愛く声掛けをするところからはじまり、耳元で何度も鳴くなどして起こそうとしてくれます。でも飼い主さんが気が付かずにいつまでも寝ているとだんだんと過激に…!
最終手段!
飼い主さんを舐めてみたり、わざと顔の上に乗る、激しく頭突きをするだけならまだしも、顔面に飛びついたり指や鼻に噛み付くなど、何としてでも飼い主さんを起こそうとしてくれるのですね。
起こしてくれるのはありがたいですが、手段は選んでほしいものです。せめて顔は避けてくれると助かるのですが。
猫が早起きな理由は?
猫が早起きできるのは、実は猫の本能が関係しているのかもしれません。
それは猫が「薄明薄暮性」と言い、夜明けや夕方などの薄暗い時間帯になると活発になるという生活をしていたことが関係しています。これはイエネコとなる前、つまり大昔に猫が野生として暮らしているときから習慣としていました。
狩猟動物である猫はその昔、ネズミや鳥などの小動物を捕まえて暮らしていたのです。あたりが薄暗くなると、猫にとっては狩りをする時間となります。
その名残から明け方になると走り回ってテンションがあがったり、飼い主さんを起こして構ってもらおうなどとしてくれるのですね。
しかし、4時頃からこのようなことをされてしまうと、たまったものじゃありませんね。
まとめ
猫は人間のように「目覚まし時計」など必要ありません。それは薄明薄暮性ですので薄暗い時間帯、つまり明け方4~5時くらいになると自然と体を活発に動かしだし遊びだしたり動き回ったりすることができるからです。
そのような時間帯になれば、飼い主さんも一緒に遊ぼうと起こしたりお腹がすいたからと起こそうとしてみたり一緒に朝早くから活発に起こそうとしてくれますよ。
しかし、起こすときの手段は選んでくれませんので怪我をしないように気をつけてくださいね。