どうして猫に無視されるのか?
猫に無視される理由には、こんなものがありました。
猫に怖い思いをさせた
もしかすると、過去に猫に怖い思いをさせてしまったのかも。1度怖い思いをすると身を守る為の本能から、その人やその場所などを警戒するようになります。よほど、恐怖を与えてしまったのではないでしょうか?
こんな場合は猫の信用を失ってしまっているので、取り戻そうと近づくのは逆効果。余計怖がらせてしまいます。猫に無理に近づくのではなく、しばらくは何もせず猫から近寄ってくるのを待ちましょう。猫が近寄って来てくれたら驚かさないようにそっと触れるか、おやつなどをあげて仲良くなりましょう。
猫が嫌がることを良くしている
猫が嫌がることは多々あります。例えば無理やり抱っこをする、寝ている時に起こす、大きな音を立てるなどです。これら、猫が嫌がることを度々していませんか?
「この人に嫌なことをされる」と猫が思ってしまうと、近寄らなくなる場合があります。猫の中でネガティブなイメージがついてしまうのです。1度ついたイメージを覆すのは中々大変です。ゆっくりと時間をかけて、猫のイメージをポジティブなものに変えて行きましょう。
猫の気分が分かってない
猫はマイペースに動く生き物です。自分の気分を大切にするのでその気分と、人のやりたいことがマッチしていない可能性も。
猫が1匹でまったりしたい時なのに、遊びに誘っても乗ってきませんし、眠いのに構われてもうざったく思うだけです。猫が今どんな気分なのか、人のように言葉を話さないので推測するしかありませんが、なるべく猫の気分に沿った接し方をするように心がけてください。
下に見られている
何らかの理由で猫に下に見られている場合もあります。猫は自分よりも下だと思っている存在には近づこうとしません。猫が喜ぶことを積極的にしていけば猫が認めてくれる可能性はあります。一生懸命身の周りのお世話をするなどして存在を猫に認めて貰いましょう。
まだ慣れてない
まだ人に慣れていない為、無視することもあります。警戒している時はそうやすやすとは近づいてこないでしょう。猫が危険がないと判断して、自ら近づいてきてくれるまでじっと待った方が近道です。
それまでは人の方から近づこうとすると、逆に逃げてしまうでしょう。ここはぐっと我慢して、猫から来てくれるのを待ちましょう。
嫌われているとは限らない
たとえ猫に無視をされても、嫌われているとは限らないようです。
猫には猫の、都合がある
1匹でいたい時や何かに集中している時は、たとえ仲良しの人であっても無視することがあります。猫は自分中心に動く生き物なので、そう心得ておくと良いでしょう。
こんな時はたとえ猫に無視されても、嫌われている訳ではありません。猫には猫の都合があるので、そちらを優先しているだけです。人を相手する気分になったら、遊んでくれるでしょう。
実は無視されていないかも!
例えば、猫の名前を呼んだ時、何も反応がないと無視されたのかと思ってしまいますね。ですが良く見てみると、尻尾を動かしたり耳を声がした方向に動かすなどして、体の一部で反応していることがあります。
これはもちろん無視しているのではなく、あからさまに反応するのは面倒だけど、ちゃんと聞こえてるよという合図なのです。わずかな反応なので見逃してしまうことがあるでしょうが、実は無視していないこともありますのでしっかり観察してみてください。
まとめ
猫には猫の都合があるので、それに沿わない接し方をすると、無視されたように感じることは多々あります。もちろん、猫に何らかの危害を加えたので危険人物と思われ、無視されることもありますが…。
猫の態度を一部分だけ切り取って見るのではなく、さっきは近寄ってきてくれたけど今は無視して行っちゃったなど、全体的な行動を見て、本当に無視されているのかを判断すると良いでしょう。意外と、無視されていないことの方が多いかも?