猫との生活で意識すべき家具
猫と一緒に暮らすのであれば、怪我や転落、転倒などの事故に気をつけなくてはいけませんよね。猫の安全を確保するためには、飼い主さんが日頃から気をつけなくてはいけませんが、そのなかでも特に怪我の防止のためにも「家具選び」は重要になってきます。
これから、猫がいる住居に家具を購入する場合の選び方などについて、ご紹介させていただきます。
1. 大きな家具は避ける
猫は見たことのない家具が新しく運ばれてくるだけでも「なんだろう?」と警戒をしたり、知らない匂いなので怖がったり、ストレスになってしまうこともあります。そんな新しい家具が「大きい製品」であると、さらにストレスにもなってしまいます。
猫は走るなどして運動をすることでストレス発散をしています。それなのに大きな家具が運ばれてくると遊んだり、走るスペースがないということや、圧迫感からストレスになってしまうこともあります。ですので新しく家具を購入するときには、なるべくコンパクトで必要最小限の大きさにするようにしましょう。
2. 角のある家具は避ける
家具選びと言えば、いま自宅にあるインテリアの雰囲気で統一をすることを優先にしてしまいがちですが、猫がいる場合は猫の安全を優先しなくてはいけません。特に猫がいる生活での家具選びの注意点は「角のある家具を避ける」ということです。猫は自宅で運動会をするとも言われるほど、たくさん走って体を動かしますよね。
運動神経に優れている猫でも、時にはぶつかったり転倒をしてしまうこともあります。そんなときに角のある家具にぶつかってしまうと、顔を切るなどの怪我をしてしまうこともあります。ですので家具を選ぶときには、なるべく角のあるものを避けるか、角がある場合は角防止シールを貼るなどするのがおすすめです。
3. ガラスは避ける
猫だけでなく、飼い主さんの怪我にも繋がる可能性があるのが、ガラス製品の家具。透明のガラステーブルなどはオシャレに飾れたりと人気がありますが、猫がぶつかって割れてしまうだけでなく、飼い主さんが物を落としてしまったときに割れて、猫が怪我をしてしまうこともあります。
ですので、なるべく家具は木製やプラスチックなどのメジャーな製品を選ぶようにしましょう。
4. 高すぎない家具を選ぶ
猫は高い場所が好きなだけに、食器棚や衣類棚などの家具によく登ることもありますよね。
ある程度の高さのものであれば、猫もお気に入りの場所となってくれるのでおすすめですが、あまりにも高すぎると、もしも落ちてしまった時に怪我をしてしまうことも考えられます。
家具は自宅にあるキャットタワーくらいの高さを基準にするなどし、また猫は日向ぼっこが大好きなので、出窓は塞がないようにしてあげましょう。なるべく開放感のあるお部屋を意識してあげると良さそうです。
5. 階段式になるように選ぶのもおすすめ
猫はキャットウォークやキャットタワーなどのように、高い場所で過ごしたり登るのが大好きですよね。そんな猫には棚などを選ぶときに、階段式に登ることができるように購入するのがおすすめです。
また家具は端に寄せて、走るスペースも確保しておいてあげると、ストレスなく過ごすことができるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:エル / ♂ / 1歳 / マンチカン / 4kg
猫と一緒に暮らす以上は怪我や転落、転倒などの事故に気をつけなくてはいけません。
家具の選び方に悩んでしまうこともあるかもしれませんが、今回のような「猫の安全」に配慮した家具選びをしてみてくださいね。