そもそも猫は泳げるの?
犬は犬かきをしてお風呂やプールで「泳ぐ」というイメージがありますが、猫がそのような場所で泳ぐような印象はありませんよね。
実際、猫の先祖は元々水がない砂漠で暮らしていました。もし水に濡れてしまうと夜間に凍えてしまい、命に関わることを知っていたので「水嫌い」だと言われています。
そんな猫なのですが「泳ぐことができる猫」というものも存在するようです。それは全ての猫と言うわけではなく、「猫の品種」や「育った環境」が影響し水が大好きで泳ぐことがあるようです。
特に品種によっては「水辺で狩りをして暮らしていた」野性味のあふれる、ワイルドな猫ちゃんは水が得意ということです。
また、暮らしいる環境としてあげられるのが「漁港」などですが、猫が海辺で暮らしていると海に慣れていることから泳ぐ場合もあるんだとか。
水が好きな猫の品種
猫は水嫌いだということが定説となっていますが、お風呂が大好き!泳ぐことが大好き!な猫もいるものです。
そこで水辺でくつろいだり、お風呂で犬かきならぬ猫かきをして楽しむことができる品種についてご紹介させていただきます。
1.ターキッシュアンゴラ
ターキッシュアンゴラは見た目もエレガントで上品なイメージがありますが、意外にも水を見たり触ったりすることが好きで、水道の水で遊んでみたり、蛇口から直接水を飲んだりすることもあるんです。
また、バスタブに水が入っているとパシャパシャと水遊びをする子もいるようです。寒がりな猫でもありますので、温度には気をつけてあげましょう。
2.サバンナ
サバンナはサーバルとイエネコの交配種。野性味のあふれたワイルドな品種で、とにかく体を動かすことが大好き。そんなサバンナも水遊びをよくするようです。
3.ベンガル
イエネコと野生猫であるベンガルヤマネコを交配してできた種類である「ベンガル」。ベンガルは水が全く怖くないようで、お風呂で遊んだりすることも多々あります。
4.ノルウェージャンフォレストキャット
穏やかな性格で賢い猫。ノルウェージャンフォレストキャットは水遊びはもちろん雪遊びなどもできるような、好奇心旺盛な品種です。
5.ピクシーボブ
小さな尻尾が特徴で、穏やかで優しい性格の「ピクシーボブ」。このピクシーボブも水が大好きで、キッチンのシンクで勝手に遊んでみたり、飼い主さんの入浴中にお風呂に飛び込んでくるような子もいるようです。
6.ターキッシュ・バン
「ターキッシュスイミングキャット」とも呼ばれるターキッシュ・バンは、トルコのヴァン湖の付近を原産とする猫です。
昔から湖がそばにあったことから、水辺で狩りをしたり遊ぶことが大好き。その本能はいまでも残っており、ほとんどのターキッシュ・バンが水を苦手とはしないようです。
7.アビシニアン
19世紀頃にアビシニアから連れてこられた珍しい猫ということで名付けられた「アビシニアン」も、水が平気なようで水遊びをよくします。
8.メインクーン
大型な猫として知られる「メインクーン」。明るく社交性があり、優しい性格の持ち主ですよね。メインクーンも水が平気な子もいるようで、水遊びをすることもあるんだとか。
まとめ
猫は水嫌いというのが一般的ですが、実は簡単に水嫌いとは言い切れないようです。ターキッシュ・バンや野性味のあふれたベンガルやサーバルなどは水が大好きで、泳ぐこともあるほど!是非飼ってみたいですね。