動きのゆっくりな猫の共通点
猫にも性格があり、長所や短所として見てみるとひっくるめて個性なのだと思います。良い所もあれば悪い所もあり、猫の性格はみんな違うのです。他の猫に比べると、おっとりした性格の猫は動きもゆっくりのようです。それでは、おっとりさんの動きに共通する点を挙げてみましょう。
1 食べるのが遅い
動きがゆる〜い猫は、自分のペースを崩さない所があるようです。
ご飯を目の前にしても、よく噛んでゆっくり食べます。お腹を減らしていても、焦らずに味わいお行儀よく食べてくれるのでしょう。おっとりマイペースなので、早く片付けたそうに焦らせることは辞めましょう。
2 ご飯をとられる
動きがゆっくりで食べるのが遅いので、同居猫にご飯を狙われやすいでしょう。動きがゆる〜いのは、どことなく隙を見せているのかも知れません。
食べるスピードが違うと、ご飯を横取りされてしまったり、威圧されて食べるのを辞めてしまう事もよくあります。同居猫と別の部屋で与えるようにして、食べ終わるまで近付けないのが良いでしょう。
3 先に起きてこない
動きがゆる〜い猫は、無駄な動きを省く所があります。私の家の猫に、落ち着きのない猫とおっとりの猫がいますが、おっとりの猫は飼い主を起こすことはありません。
落ち着きない子がちゃんと起こしてくれるのを知っているので無駄に行動しません。飼い主が起きてきてから、最後にのそのそと起きてきます。
4 いつも遠慮がち
おっとりな猫は、率先して行動をとる事が少ないです。いつも遠慮してしまう所があるようです。他の同居猫は「僕のだ!」「僕が一番だ!」とグイグイ来ますが、おっとりさんは「お先にどうぞ」と譲ってしまいます。
いつも1歩後ろにいたり、遠くから見ていたりしている事が多いかも知れません。優しい性格なので、きっと我慢しているのかも知れませんね。
5 縄張り意識が低め
おっとりな猫は、変化に気づくのも遅いようです。例えば、模様替えをした時や、新しい家具がきた時に時間のズレがあります。変化してからだいぶ時間が経ってから「何だこれ?」「いつの間に!?」と言う具合に驚いています。
他の猫は、変化にいち早く気付きひと段落していますが、自分だけ最後に縄張り確認をしている事がよくあります。
6 一人で遊ぶのが上手
今日のねこちゃんより:チャイ / ♂ / 3歳 / キジトラ / 6.4kg
動きがゆっくりでも、遊びの時は機敏な動きを見せます。飼い主さんもびっくりしてしまうほどのジャンプや、スピードを見せてくれます。おっとりでも猫の本能は同じなのでしょう。
そして、遊びの達人とも言えます。一人でおもちゃで遊ぶのも上手なのです。どちらかと言うと、自分のペースで遊べる方が楽しそうな気もします。
7 あまり怒らない
今日のねこちゃんより:サイヤ/カリン / ♂ / 1歳 / 雑種(ミックス) / 5.5kg
動きのゆるい猫は、性格も穏やかなのでしょう。邪魔されても怒らない、ちょっかいだされても怒らない、横取りされても怒らない性格のようです。
決して、ケンカが弱いと言う訳ではありません。争いごとが嫌いなのです。おっとり猫の長所は、心が広いところと言えるでしょう。
8 協調性がある
今日のねこちゃんより:ピーク&アイゼン / ♂ / 1歳 / 雑種(ミックス)
どちらかと言うと、協調性があり周りに合わせる事ができるようです。人間、動物にウエルカム精神があり、相手も入り込みやすいのかも知れません。
多少人見知りはあっても、仲間意識が強くあるのでしょう。仲良くなればとことん仲も深まっていき、愛情を注いでくれるのではないでしょうか。
まとめ
今回、動きがゆる〜い猫の共通する事を書きました。猫の、動きがのんびりしている性格に共通する事は、おっとりで穏やかな優しさを感じます。
おっとりなのか、臆病なのかと言う所もありますが、どことなく遠慮がちな一面が見られると思います。猫にも色んな性格があるので、個性として受け止めてあげたいですね。猫のペースを見守りながら、ストレスにならない生活を送らせてあげましょう。