ペットも家族の一員
今は昔とは違って、猫はペットであるものの家族の一員として人間と同じように暮らしているペットが多いです。そのため、家の中は人間だけでなく猫にとっても住みやすい空間にしていかなければならないという課題をどの飼い主であっても背負っています。
とはいえ、人間も猫も満足して住める家なんて本当にあるのでしょうか。参考にしたくても自分の住んでいる部屋と比較すると全然参考にならない場合も多く、部屋のレイアウトには苦労している飼い主が多いと考えます。特に、一人暮らしである場合には部屋は狭いので尚更猫のための部屋づくりは難しいと感じられる要因となっています。
そんな飼い主の悩みを解決してくれるのが『住まいの設計』6月号です。本誌には猫も人間も満足して住める家づくりを写真付きで紹介・解説しています。
部屋のレイアウトに困っている飼い主さんにオススメの一冊です。
インテリアを猫の玩具として扱う
本誌に紹介されている部屋づくりの一部なのですが、インテリアを使った空間づくりが特集されています。
例えば、後付けの棚を階段のように工夫して壁に取り付けていく事で人間にとっては収納スペース、猫にとってはアスレチックのような存在となります。
収納スペースが充実して、且つ猫にとって身体を動かせる環境が室内に設置出来るので一石二鳥の空間づくりであると言えます。
また、棚だけではなくハンモックを用いてアスレチックのような玩具にも変わります。勿論、人間にとっては収納スペースには変わりありませんが猫にとっては外で遊んでいるような空間が出来るため、とても過ごしやすい環境になると言えます。
この他にも、猫との暮らしづくりについての特集は4件掲載されています。全てを取り入れられなくても、少しずつであれば真似出来るテクニックがあると考えます。
居心地の良い家特集も豊富
ペットのいる家の特集の他にも、居心地の良い家をつくるには何が必要かというヒントも本誌には掲載されています。猫がいるいないに関わらず有益な情報を手に入れる事が出来るので、猫を飼っている人は一度本誌を読んでみると良いでしょう。
まとめ
猫と一緒の生活は、部屋のレイアウトを頻繁に変えなければなりません。大変な事ですが、人間も猫も満足した部屋づくりをするならば妥協は一切しない方が良いでしょう。
本誌を参考にして、少しでも猫との快適な生活に近付けるように工夫を凝らして丁寧に生活していきましょう。
住まいの設計2019年6月号