猫好きの方に是非知っていただきたいトリビア!
1.猫は人生の7割を眠って過ごす
猫は、成猫でも1日に14〜16時間ほどは眠って過ごしています。食べるとき、毛繕いをするとき、トイレにいくとき、遊んでいるとき以外はほとんど寝ていることになりますね。
ちなみに、起きている時間のうちの10〜30%を毛繕いに費やしているそうですよ。人生のほとんどを寝て過ごす、、なんとも羨ましい人生ですよね。笑
2.猫が汗をかくのは肉球だけ
猫は全身に汗はかかず、汗をかくのは肉球だけです。緊張したときなどだけでなく、滑り止めやマーキングの役目もあるそうです。動物病院にいったときに足の裏が濡れているのは緊張している証拠なんですね。
ちなみに、肉球の色は猫の毛色によって違います。白猫はピンク色、黒猫は黒っぽいあずき色、茶トラは濃いピンク色、白黒はピンクに黒い斑点が混ざった色です。毛の色が3色の三毛猫は、黒と茶色っぽいピンクと淡いピンクの3色となっており、毛の色と同じく肉球も3色になっています。
3.猫が喉をゴロゴロ鳴らすのは、自然治癒力(骨を強くする)ため
猫がゴロゴロ鳴らす音の周波数は20~50kHzで、これは動物の骨密度を高める振動数と同じなのです。この原理で、骨折を治療する「超音波骨折治療法」という方法が一般的にも知られています。
猫は普段からこうして喉をゴロゴロと音を鳴らすことで骨を日常的に鍛え、体調が悪いときや怪我などで命の危機にあるときは、より大きく喉を鳴らして治そうとします。
もちろん、リラックスしているときや嬉しいときにもゴロゴロします。
4.猫の全速力は時速48kmにも及ぶ
猫の全速力は時速48kmにもなります。あの小さな体でこんな速度を出せるとはすごいですよね!ちなみに、あのウサインボルト選手の最高時速が44kmです。短距離専門の猫といえど100mくらいでは負けません。オリンピックの最高記録を塗り替えることも容易そうですね!
5.猫が魚好きと思われているのは日本だけ
猫は本来肉食で、魚が主食ではありません。これは日本が古来から魚をよく食べていたことからそう言われるようになったんです。欧米では猫=魚ではないのです。
実際に、欧米では猫=肉、インドでは猫=カレー、イタリアでは猫=パスタ などと言われているそうです!びっくりですよね!このように、その国の『人間』がよく食べるものを猫も同じように食べるようになるようです。
日本の食事の欧米化に伴い、猫達にも『食の欧米化』がくるかもしれませんね。
6.猫は甘みを感じない、また熱さは舌ではなく鼻で感じている
かわいいフォルムの猫は、甘いものも好きなのかな?と思いがちですが実は甘さは感じません。猫の体には甘みの成分が不要であるため、判別する必要がないためだそうです。
また、「猫舌」とよく言いますが、猫が熱さを感じるのは実際には舌ではなく、鼻であるため、温度を鼻で感知して食べ物を食べています。
7.猫にも利き手がある
大半の飼い猫に、左右のどちらかを好んで使う手、つまり「利き手」があるそうです。おまけに、性別によって「利き手」は異なっており、オスは左手、メスは右手が利き手になっている傾向があるそうです。性別によって違うなんて面白いですね!(ちなみに人間も左利きの方は男性に多いそうですよ。)ちなみに利き手を調べる方法は下記です。
利き手の調べ方①
猫のお気に入りのおもちゃを、猫の頭の上10センチくらいのところで興味をひくように軽く揺らします。そのときに最初にどちらの手でおもちゃに猫パンチをするか。
利き手の調べ方②
猫のお気に入りのごはんを、猫の手が入るくらいの入れ物(瓶など)にいれます。それを猫に与えたときに、最初にどちらの手でごはんを取ろうとするか。
みなさんもご自宅の猫ちゃんで調べてみてくださいね^^
8.大人の猫は人間に対してしか鳴かない
大人の猫は猫同士ではニャーとは鳴きません。猫は人間とコミュニケーションをとるために鳴くのです。人間に対して鳴く理由はあいさつや要求、甘えたいときなど何か人に対して求めたいことがあるためです。
飼い主である私たちに「ニャー」と言ってくれるのはある種私たちを養育者だと認めてくれてるんですね。そう思うとますます可愛く思えてきますね^^
9.猫の血液型は3種類しかない
猫には3種類しか血液型がありません。A型、B型、AB型の3種類のいずれかに分類されています。
多くの猫がA型で、B型は少ないものの猫の種類によってときどき生まれることがあります。AB型は非常に少なく、人間と同じく猫にとっても珍しい血液型となっています。
比率としては、A型(約95%)、B型(少数)、AB型(非常にまれ)
日本でも大人気のアメリカンショートヘアの血液型は、A型が100%になっており、日本原産の猫や国内のミックス猫(雑種)についてもほとんどがA型だそうです。
人間では多いO型は猫にはいないんですね!
猫のトリビアまとめ
今回、猫にまつわる雑学を9つお届けしました。みなさんはいくつご存知でしたでしょうか?
わいいだけでなく、とっても奥深い生態をもつ猫。まだまだ解明されていないことも多いですが、知れば知るほど興味深い存在ですよね! 可愛い猫の驚きのトリビアを、雑学として楽しんでいただけましたら嬉しいです。
令和のこれからも猫好きとして私も情報収集に励みますのでよろしくお願いします!