猫の気持ちが高ぶると、こうにゃっちゃう!
猫は気持ちが高ぶってくると、こんな行動をしてしまいます。
1.飛びかかる
高ぶった気持ちが頂点に達すると、思わず飛びかかってしまいます。もうこれは本能なのでしょう。遊んでいて興奮が頂点に達した時もそうですし、恐怖のあまり飛びかかってしまうことも。
筆者宅の猫を見ていると、ヤンチャなオス猫は疲れていてもおもちゃを目の前でチラチラされると、飛びかかってきます。きっと本能的に反応してしまうのだろうなぁ、と思います。散々遊んでもまだ遊ぶので、凄い体力だとも、思いますが。
2.手が出る
感情が高ぶると、手が出ることも。人間だったら許されない行為ですが、猫の場合はとてもかわいい姿になります。ちょいちょいと片手で何かを捕まえようとする場合や、両手で挟み込もうとすることもあります。
その対象は、様々です。おもちゃの事もあれば飼い主さんの指の場合もありますし、小さな物をちょいちょいして、落としたり遊んだり…何かに夢中になっている猫の姿は、見ていて飽きませんね。
3.ウロウロする
猫は、とても豊かな感情を持っています。楽しかったり不安だったりすると、ウロウロと動き回ってその感情を表現します。
人も同じですが、何か強い感情を持つとじっとしていられないですよね?猫もそれは同じようで、溢れ出る感情につられて体が動く、というところでしょう。
4.怖い目つきになる
なんとなく…ですが、凄味のある目つきになる気がします。獲物を狙っている時もそうですし、喧嘩を仕掛けられた時なども、相手に威圧感を与える為か、怖い目つきに。
今にも攻撃を仕掛けそうなその目つき、うかうかと近寄れません。非情な感じさえ、漂っています。近くで見るのはちょっと遠慮したいですが、遠くで見ていると、猫のクールさを感じられるシーンです。
5.ヒゲぶわぁ
夢中になって遊んでいると、ヒゲがぶわぁっと広がります。ヒゲが生えているウィスカーパッドもぷっくりとなって、とっても可愛らしいことに!
猫のヒゲはセンサーの役割を果たしているので、目の前のおもちゃを的確に捕まえる為、ぶわぁっと広げて動きを捉えているのです。猫と遊びながらじっと観察してみると、とっても面白いですよ!!
6.瞳孔ぶわぁ
興奮すると、猫の瞳孔はぶわぁっと広がります。遊んでいる時や恐怖を感じている時など、良く見てみてください。まん丸になった瞳孔が見られるハズ。威嚇している猫の瞳孔がぶわぁっとなっていたらかなりの興奮状態ですので、近づかずに目を合わせずに去りましょう。
尚、ご存知だとは思いますが、猫の瞳孔は周囲の明るさでも大きさが変化しますので、瞳孔が開いているからと言って必ずしも興奮状態ということではありません。暗い場所では目に光を取り込む為、瞳孔が広がります。
7.ケリケリ
ぬいぐるみや毛布、飼い主さんの腕も?じゃれついている間にちょっと気持ちが高ぶり、後ろ足でケリケリすることがあります。これが結構痛いので、もし飼い主さんの体の一部が猫にホールドされていたら、すかさず避けておもちゃなどを与えましょう。そのままにしていると、たぶん流血騒ぎになります。
8.しっぽフリフリ
猫のしっぽは感情が良く現れる場所ですが、感情が高ぶるとしっぽを振ることも。大きく素早く振る場合は怒っている時、遊んでいる時などは中程度の速さで振ります。
速さについては基準があるわけではないので判断が難しいですが、しっぽだけではなく他の部分にも感情が現れているので、周囲の状況と合わせて総合的に判断してください。
9.噛む
猫をナデナデしていたら、突然カプッ!そんなシーンは良くあります。「もう撫でなくてイイよ!」という合図です。甘噛み程度ならそれほど問題にはなりませんが、しつこく撫で続けていると、今度は本気噛みになってしまうかも…。
マタタビなどで酔っている時も危険です。下手に手を出すと本気で噛まれることがありますので、十分ご注意ください。
10.毛づくろい
高ぶった感情をセーブする為に、猫は毛づくろいをします。遊んでいる時に突如としてペロペロし出すのは、気持ちを落ち着かせようとしているのです。ですから、ちょっと待ってあげると良いでしょう。
他の猫と対峙した時も、「落ち着け、自分!」とばかりにペロペロします。猫を良く観察していると、度々見られると思います。そんな時は生温かい目で、見守ってあげてください。
まとめ
猫によって、常に平常心でいる猫と高ぶりやすい猫がいます。平常心でいる落ち着いた猫ではあまり見られない仕草かもしれませんが、高ぶりやすい猫の場合、ご紹介した仕草は良く見られるでしょう。
良く観察して高ぶっているところ、見つけてみてください!普段とはちょっと違う猫の姿、おもしろかわいいですよ。