「ウザいにゃ~」と猫に思われてしまうこと
猫がウザいと感じるのは、飼い主がどんなことをしたときでしょうか?
1.名前を呼ぶ
「名前を呼ぶ」と猫がウザがると聞くと、ちょっとショックを感じてしまいますが、毎回毎回ウザいと思っている訳では、ありません。リラックスタイム中や寝ているときなどに呼ばれると、答えるのが面倒、と感じることがあるようです。
名前を呼んだことに対する猫の反応は、様々です。全く返事をしない猫もいれば、たまに答えてくれる猫、すっ飛んできてくれる猫など、猫の性格によっても捉え方は違うでしょう。
名前を呼ばれて返事がめんどくさいときは、耳を飼い主の方に向けたり、しっぽの先だけで返事をしたりする、ということがあります。猫があまり乗り気でないときは、何度も呼ばない方が良さそうです。
2.しつこく触る
猫は触られることが嫌いではありませんが、しつこくベタベタと触られたり、無理やり抱っこされたりするなどは嫌がります。たとえ猫から「撫でて」とアピールしてきても、満足すれば突如として怒り出すのです。
ですから、猫に触るときは猫の様子を見ながらにしましょう。猫が「もう触らなくても良い」と感じ始めると、耳を横に伏せるイカ耳になる、しっぽを大きくバシバシ振るなどの仕草を見せ始めます。それでも撫でていると攻撃される恐れがありますので、注意してください。
3.大きな音を立てる
猫は大きな音が苦手です。いつも聞こえている音ならば、ある程度慣れることはありますが、お鍋を落とすなど、ふいに鳴り響く大きな音には怯え、恐怖の表情を浮かべるでしょう。
生活の中からする音はある程度仕方がないのですが、なるべく大きな音を出さないように気をつけてあげましょう。
4.乱れた生活リズム
意外にも規則正しい生活を送る猫は、飼い主の生活が乱れると、少なからず影響を受けてしまいます。猫が寝る時間に飼い主が大きな音でテレビや音楽、明かりをつけていると、熟睡することができずに体調を崩してしまう可能性も。
飼い主の不規則な生活のせいで、ご飯の時間がずれるのも問題です。どうしても猫にご飯を与える時間が乱れるようなら、自動給餌機を導入して、同じ時間に食事ができるようにしてあげましょう。
寝る時間もバラバラなら、猫が影響されないよう、しっかりと光や音を遮る寝床を作るなど、工夫してあげてください。
5.しょっちゅう客が来る
基本的に猫は知らない人の訪問をあまり喜びません。臆病な猫では怖がって、隠れてしまうこともしばしば。頻繁な来客は猫のストレスになってしまいますので避けるようにしましょう。難しければ猫のいる部屋には来客を入れないなど、猫がストレスを感じないようにしてあげましょう。
6.あまり必要のない外出
猫は環境の変化が苦手です。お散歩が好きな子は別ですが、基本的に家の中だけで過ごしている猫の場合、病院を受診するときやペットホテルに預けるときなど、どうしても必要があるとき以外は、外出させない方が良いでしょう。
7.キツイ匂い
香水やアロマなど、強い匂いは猫が嫌います。特にアロマは、猫にとって有害となる場合も。飼い主にとってはリラックスとなりますが、猫には逆だということを覚えておいてください。
飼い主の脇や足の匂いは、同じキツい匂いでも猫が好むことが多いです。体臭をプンプンさせておくと猫にモテモテになれるかも。
ただ人にモテモテになるかは疑問ですので、そこは良く検討した方が良いようです。
8.服を着せる
服やかぶり物など、猫が着るととっても可愛いですよね。ただ、猫にとって何かを着るのは、ストレスとなります。体のバランス感覚も狂ってしまうので、思うように動けなくなることもあります。
猫が嫌がっていなくても長時間着せるのは避けましょう。着せたらすぐに写真を撮って、即座に取り除いてあげてください。もちろん術後服など必要があるときを除いてです。
まとめ
猫にウザい飼い主認定されないように注意したいですね。猫は気分屋なので、猫の気分に合わせた接し方が大切です。また犬のように人の言う事を聞く動物ではないので、自由に行動させてあげましょう。