トイレが気に入らないときの6つの仕草
1 砂をかけない
猫がトイレで排泄した後に、砂をしつこいくらいかけていると満足していると言います。では、砂をかけないのは、トイレが気に入らないと言うことになりますよね。ほかにも、トイレから急いで出ようとする、かけている振りをする、空中や壁で手を祓う仕草を見せるのは気に入らないようです。
2 トイレを汚す
綺麗好きで有名な猫が、わざわざトイレを汚してしまうのは、気に入らないからなのでしょう。綺麗なトイレで気持ちよく排泄したいと思っていても、気に入らない理由があると落ち着いてできなくなります。
猫は排泄する前に、砂を掘ったり高さを調節したり排泄しやすい形にします。なかなか位置が決まらなくて、我慢できずに外に出てしまうと言うアクシデントもたまにあります。
3 トイレ以外でする
猫がトイレ以外で粗相をしたら、トイレに不満がある原因のひとつです。粗相は問題行動として言われていますが、ちゃんとしつけをしていてもこう言った行動をしてしまうのです。
粗相をしないためにも、問題を解決していかなければいけません。それには、猫が粗相をしないトイレ環境を作らなければいけません。
4 猫が「汚い!」と叫ぶ
猫が飼い主さんに「トイレが汚い」と怒ってくることもあります。トイレが汚れていると、猫は排泄をせずに掃除されるのを待ってしまいます。
掃除をしてくれるまで我慢するのは体によくありません。猫がトイレを眺めて「汚い!」と叫ぶと「これじゃできない!」と言うことなのでしょう。
5 トイレに入ろうとしない
猫はトイレが気に入らないと入ろうとしません。入ってもすぐに出てきてしまいます。トイレの周りをウロウロしてみたり、入って出たりを繰り返すような仕草をします。トイレの置場や、大きさなどの不満から来ているのかも知れません。
6 トイレのふちに足をかける
猫がトイレの中に足を付けるのを嫌がります。ふちに足をかけてオシッコをするなら、トイレが気に入らないことも考えられます。猫も排泄の仕方はそれぞれ違いますが、突然やり方を変えたのならトイレに問題があるようです。
猫が気に入るトイレとは?
猫のトイレの数
トイレの数は、猫の数の倍が理想と言われています。一匹に対して1個以上あれば、トイレがやりやすくなります。トイレの数が多いと粗相も減るでしょう。
トイレの大きさ
猫の体の大きさに合わせて、トイレも大きくしなくてはいけません。猫はトイレに関しては、窮屈な環境を好みません。ゆったりと猫が一周できるほどのスペースがあるのが理想でしょう。猫の体長の1.5倍くらいあれば良いそうです。
猫のトイレの場所
場所もとても大切になります。猫が好む場合は、人目につかない静かな場所です。壁際や部屋の隅の方が落ち着いてできるようです。
寝床からあまりにも離れているよりかは、移動する距離があまりない方が理想でしょう。トイレを何個も設置するには、離れすぎていない方が良いかも知れません。
砂の量
砂の量は、多すぎず少なすぎずが理想です。猫が砂をかくときに、砂が多すぎると永遠に掘ってしまいます。思い通りにいかないとリラックスできないで焦ってしまうでしょう。
また、トイレから砂がこぼれてしまいます。砂が少なすぎると、排泄物が隠せません。砂をかけないとにおいの原因にもなります。
砂の形
トイレの砂をころころ変えると、猫も気に入らないようです。猫が好きな砂は、鉱物系の砂に馴染みがあるようです。ただ、猫にも砂の好みはいろいろあるようで、猫が好きな砂にしてあげるのが良いでしょう。砂の大きさでも好き嫌いがあるようです。
猫のトイレの形
猫のトイレの形も様々あります。臭い対策に、飼い主さんはフタ付きのトイレを選ぶ人が多いと思います。しかし、猫は開放感があるフタなしトイレが好きなようです。猫はにおいがこもるのが気に入らないのでしょう。私の家の猫も、みんなフタなしの方が好きなようです。
まとめ
猫がトイレを気に入ってないときにする仕草を紹介しました。私の家の猫が何個か当てはまりました。砂をかけないで壁に手を擦る仕草をしたり、トイレのふちに足をかけてオシッコをしたりしています。トイレ掃除は、こまめにしているはずなのですが、他の所に問題があるのかも知れません。
私のように、猫に気に入らない仕草が見られた場合は、一度トイレを見直して見る必要がありますね。猫に、気持ちよくトイレを使用してもらえるように心がけていきましょう。